私は昔、少しお金を貯めて自分用のミシンを買いました。
購入したのはJUKIの家庭用ミシンです。
目次
どうしてJUKIを買ったのか
実家で母が使用していたミシンが、カバーがピンク色をしていたJUKIのミシンだったんです。母が嫁入りの時に両親に買ってもらったそうで、当時は30万円程したらしいです。
母はそのミシンでよく私や妹のために色々作ってくれました。(後程少し紹介したいと思います。)
そのミシンを私も使わせてもらっていたのですが、私が使用する頃には結構年季が入ってたんですよね。たまに調子が悪くなったりもしたので、壊してしまわないか少しビビッてました。
私も裁縫を楽しむなら自分用を買った方がいいなと思い、JUKIのミシンが使い慣れていたこともあって、その中から手頃な価格帯のものを調べて購入しました。
JUKI Exceed HZL-F600 のミシン
私が購入したのはこちらのミシンです。
コントローラーのコードを繋げば足でも操作もできます。このコントローラーには、糸切り機能が付いています。
横にはみ出しているのは、ひざ上げレバーですね。取り付ければ、膝を使って押さえを上下に動かせるものになります。
中を開けてみるとこんな感じです。
コンセントを繋いでパネルに表示もさせてみました。パネルを見ながら好みの縫い方にボタンを押して調整します。
このミシンはキルトも縫えたり、飾りや文字も縫うことができます。
まぁほとんど使うことがないんですけどね…。
良い製品買ったのに意味ないやん!って言われそうですが、多機能な縫い方ができるものは今後役に立つかなと思ったんですよね。
何十年という付き合いをしたいと思っているので、機能が不満で買い替えるということがないようにしたいというのもありました。
このミシンで今まで作ったもの
このミシンを使用して、家で使用するものだと下記のものを作りました。
革製品でのカバー作り
トイレットペーパーホルダーとカーテン
下駄箱のカーテン
洗面所のカーテン
ティッシュ箱カバー
これは賃貸で生活していた頃に作ったものです。
余った生地で、カバー2つ分を何とか作れないものかと、無理やりサイズを切り出したので、デザインの異なるものになってます。
上部にはマジックテープが付いていて、手前のケースには取っ手がスナップで付け外しできるようになっています。
右下のカバーが気に入っていますが、この元となったデザインがこちらです。
市販のカバーですが、これを元にサイズを考えながら作りました。これのおかげでそれらしい仕上がりになったので良かったです。
このミシンで手直ししたもの
作る以外にも手直しというかたちでミシンを使うこともありますね。
Vネックを詰める
ズボンの裾上げ
自分の履くズボンが少し丈が気に入らなかったので、裾上げしたこともあります。
手縫いで仕上げる時もありますが、縫い目が目立たない時はミシンを使用したりします。
カーテンの丈直し
今リビングにあるベージュのカーテン、これは賃貸でも使用していたものです。
賃貸の和室に設置当初は、裾が長くたるんでいました。なので、カーテンの裾を一旦解いてから、不要な分を上にズラして縫い直しました。
ただしカーテンはかなり硬い生地のため、針は厚手用の太い針で縫わないと、針が折れて飛ぶので危険です。また縫うスピードもゆっくりにしないと、太い針でも折れることはあります。
作るのも手直しも、自分の思い通りに今まで作業ができたので、私はこのミシンを購入したことを大変満足しています。
大量に購入したミシン糸の理由
私は裁縫に必要なミシン糸を、こんな感じで保管しています。
種類はニット用のものになりますが、よっぽど似ている色以外はほぼ購入したので、価格がおよそ3万円程しました。
どうしてこんなにミシン糸を買ったの?と思われるかもしれません。
理由は、生地を買う時に「この色に合うミシン糸持ってたかな…?」と毎回考えたくなかったからです。
購入したミシン糸が家で被ってても嫌だし、かといって買わなかったとして合う色を持ってなかったら、また買いに来ないといけないし…。私の好きな手芸店は街へ行かないとないんですよね。
先程の作品作りでもミシン糸を先に買っておけば、生地はどれを選んでも大体は網羅できます。私はミシン製作した作品も販売もしていたので、色んなカラーのミシン糸があるととても便利でした。
1度に買うと出費は大きいですが、その分ストレスがなくなるので助かりますね。ただ、こういう理由で買う人は普通はいないだろうなと思います…。
母が作ってくれたもの
うさぎちゃんの…?
私が幼稚園か小1ぐらいの頃に、母が作ってくれたものです。
これ、なんのアイテムかわかりますか?
そう、ティッシュケースなんですよね。
うさぎちゃんの顔と手足には綿が詰め込まれてあります。
古いものですが、わりと綺麗な状態を保てているかなと思います。
前の部分はループ状になっていて、スナップが付いています。
鞄などに付けられるようになっているんですね。
裏面には私の名前が貼り付けられている他、ボタンが2つ付いています。
このボタンは、バッグの底鋲をイメージして付けたそうです。布が擦れて傷まないようにという、母の拘りポイントです。
私は当時このうさぎちゃんを気に入っていましたね。今では思い出として大事にとってあります。
洋服も姉妹でお揃い
母は私と妹が幼い頃は、よく洋服も作ってくれました。2人お揃いの服などを作るのが好きだったようで、姉妹で合わせてコーデされることも多かったです。
部屋で遊んでいると、母に呼ばれて型紙を体に当てられてよく採寸もされましたね。私は早く遊びの続きをしたくて、あまり乗り気じゃない時もありました。
今となっては作ってくれることは、ありがたいことだったなと思いますね。
給食袋・体操服・シューズ入れ
母は上記の持ち物の袋などに、キャラクターを用いるのはあまり好きではない人でした。
小1の頃にそのキャラが好きだったとしても、小6になるともう好きではなかったり、恥ずかしくなったりするというのもあるからですね。
年齢を重ねても使えるようなデザインで作ってくれていました。なので、母が作ってくれたもので、好みじゃないなと感じたことはなかったですね。
母もついにミシンを買い替える
実家では長くあのピンクカバーのミシンを使っていた母でしたが、やっぱりミシンの調子が心配になったので、ついに買い替えることになりました。
私が実家暮らしだった頃は、母も私のミシンをたまに使っていたのですが、1人暮らしで私がミシンも持っていくと不便になったんですよね。
私は同じミシンをネットで代理購入しようかと話をしましたが、一旦は断られました。自分で売り場で確認したいとのことでした。
でもその後、やっぱり代わりに買ってほしいという事で、実家宛てに商品の発送手続きを行い、後日母から代金を受け取りました。
なので母も私も、全く同じミシンを持っているんですよね。
母はミシン購入後「やっぱり使いやすくていいわ!」と喜んでいたので良かったです。
自分のお気に入りを見つけて
親子揃ってJUKIのミシンを気に入っていますが、JUKI以外にも有名なブランドで使いやすいミシンというのは色々あります。
家庭用ミシンも結構色んな種類があるので、価格帯はほんとピンキリです。
メーカーによってはミシンの無料お試し会も開催しているので、高価な買い物ですし実際に触って使い心地を確かめてみるのも良いかと思います。
もしミシンをお探しの方がいましたら、自分が求める満足できるミシンを見つけて下さいね。