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住吉大社でのお宮参り

1日の土曜日、住吉大社へお宮参りに行ってきました。

住吉大社ではどのようにお宮参りが行われているのかを書いてみたいと思います。

 

 お宮参りの時期

お宮参り(初宮まいり)は、神様に赤ちゃんが無事誕生した報告と、健やかな成長を祈る儀式です。

男の子か女の子によって、また地域によっても日数は異なるものの、大体産まれてから30・31日ぐらいに行うものとされています。

ですが体調の良し悪しや、日程合わせの都合もあるので、絶対にその日数を守らなければならないというわけでもないです。

娘の場合も、先月末あたりだと予定が合わせるのが難しかったので、4月に入ってから行うことを決めていました。

先月末の土日は雨で天気が悪かったですが、1日はよく晴れて5月並みの暖かさだったので、良いタイミングで儀式を行うことができました。

ちなみに安産祈願の時も住吉大社に行きました。

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 産着と紐銭

七五三の着物を産着に戻す

産着は私が七五三の時に使っていた着物を使いました。

ただし七五三の時に仕立てたままになっていたので、私が肩上げと腰上げをほどきました。ニッパーがあれば、その箇所であれば簡単にほどけます。

あとは腰ひもの位置なども変える必要があるようですが、そのままでも着用できそうだったので付け替えませんでした。袖は元々丸く仕立ててなかったようなので、そのままです。

長襦袢も産着の内側に重ねて使うので、同様に糸をほどく必要があります。

ほどいたままだと折り目などが付いているので、母から借りたスチームアイロンでシワを伸ばしました。ハンガーにかけたまま浮かせて使えたので便利でした。

産着を着せるとこんな感じで、赤色の着物に長襦袢は薄いピンク色なので、ちらっと長襦袢が見えた時に紅白な感じになります。

娘はお義母さん抱っこしてもらっていたのですが、抱っこ紐があれば体への負担が少なくて良いと思います。使っている人を見かけて、私もお義母さんに使ってもらうべきだったと、後悔しました。

帽子とスタイは実家には無かったので、ネットで購入したものを使いました。帽子は外れやすかったので、髪の毛フサフサだしピンで止めればよかったなと思いました。

小物や紐銭をくくりつける

産着の後ろには小物だけでなく紐銭なども吊るすので、後ろも割と派手になります。

初めて見る人は、祝儀袋もたくさんぶら下げているのを見て驚くかもしれませんね。関西では紐銭をする風習がありますが、地域にもよると思います。

紐銭には「これから先、お金に困りませんように」という願いが込められているので、たくさん吊るす程良いとされています。ただし移動中に落とさないように、後ろを身内親戚の誰かに歩いてきてもらう必要がありますね。

紐銭で結ぶ紐は水引を使っていて、Amazonで数本セットになったものを見つけて購入しておきました。親戚から紐銭をいただく際に紐銭も付けてくれている場合もありますが、あった方が良いかと思います。


小物は、お守り袋・でんでん太鼓・扇子・犬張子を吊るしています。

太鼓と犬はお義母さんが保管していた小物を借りて、それ以外は帽子・スタイを購入したものに含まれていたものを使いました。

 

 お宮参りの様子

申込用紙に記入

鳥居をくぐって中に入ったら、すぐ左にテーブルがいくつか設置されてあり、その上には申込用紙が置いてありました。この光景は安産祈願の時と同じですね。

申込用紙には夫が先に記入してくれていたので、詳しく見ていませんでしたが、住所・夫の名前・妻の名前・子供の名前・子供の生年月日・第何子(我が家は長女)を読み上げていたのでその内容になります。

受付場所へ向かう

受付場所は、お守授与所と同じ場所で行っていました。記入していたテーブルからすぐに距離ですね。

祈祷料10,000円を渡し、10時を数分を過ぎていたので10時30分からの参加ということになり、時刻が書かれたカードを渡されました。今回は大人5名の参加だったので、カードは2枚渡されました。

時間までしばらくあったので、境内をまわって参拝や写真撮影などをすることにしました。

この日は第一本宮では、なにかの行事が行われていました。

調べてみたら松苗神事のようですが、4月3日となっていたので日程が変更になっていたのかもしれません。

お賽銭ができる雰囲気ではなかったので、第二本宮など他をまわりながら参拝してきました。

祈祷殿へ移動して祈祷

受付所からこれまたすぐに距離に祈祷殿があるので、開始10分前ぐらいにこの中へ入りました。

入ってすぐ左側が待合室となっていて、長椅子が置かれてありました。お宮参りに来ているご家族など多く集まってきました。

開始時刻となると奥の部屋の扉が開き、受付順に苗字を呼ばれておしるしの紙袋を渡され、指定された席へ座ります。私達は一番最初だったようで、一番前の中央の席に座ることができました。

4名以上の場合は分かれて座るようになっているようですね。それで受付時に2枚のカードを貰ったようです。

祈祷は安産祈願の時と流れはほぼ同じで、所要時間も30分程でした。ただ今回はあちらこちらから、赤ちゃんがグズグズ泣き出す声が聞こえていて、親御さんは大変だと思いますが可愛らしい声だなと思いました。

安産祈願でのお守りを返す

住吉大社で安産祈願を行っていた場合、安産石守や子まもりを頂いているので、それらを返して赤ちゃんの無事成長を祈ります。

安産石守は包んでいた小石を元の場所に戻し、包み紙はお守授与所へ返します。

子まもりは裏側に赤ちゃんの名前と誕生日を書き、種貸社社殿の裏にある奉納箱へ納めるかたちなります。

 

 春頃なら住吉公園へも

もし3月下旬~4月頃に住吉大社へお宮参りへ行くなら、帰りに住吉公園へ立ち寄るのもいいかなと思います。

なぜなら住吉公園の桜が咲いていて、とても綺麗なんですよね。桜広場へ行くとたくさんの桜を見ることができるので、桜の前で写真撮影するのも良いかと思います。

ただお宮参りは休日に行く方が多いかと思うので、花見客も多くいるというのと、一定エリアごとに緑のネットのフェンスがあるので、自分達と桜だけという撮影は少々難しいです。

住吉公園の桜を見に行ってきました今日は暖かく良い天気だったので、住吉公園へ桜を見に行ってきました。  住吉公園の桜広場へ 住吉公園には中央に桜広場があり、春...

私達も帰りに住吉公園へ寄り、桜の前で撮影をしてきました。親切な方が声をかけてくれて、全員が揃っての撮影もできましたので良い思い出ができました。

 

住吉大社近くの会席料理

粉浜商店街を通り、西へ少し進んだ先に『一平』という会席料理のお店があります。

個室の座敷で全部屋テーブル席となっており、ベビーベッドもあるので安心してお食事ができるため、今回はこのお店のコース料理を予約していました。

料理の内容については、後日記事にします。

娘が途中でぐずらないか心配もありましたが、お義母さんが面倒をよく見てくれて、持ってきたミルクを与えた後もよく眠ってくれたので、会話を楽しみながら食事をすることができました。

今回のような場合だと、ミルクは缶ミルクがオススメです。持ってきた哺乳瓶に移し替えてすぐに飲ませられるので便利でした。


温めなくても飲ませられますが、一応缶を家で温めて保冷ポーチに入れたものを持ってきていました。

 

 紙袋の中身について

住吉大社で手渡された紙袋はこちらになります。

安産祈願の時とはまた違うデザインの袋なんですね。

中には神饌・誕生記・たべぞめセットが入っていました。

神饌には、年齢ごとの行事が書かれた人生儀礼と、砂糖菓子の落雁、そしてお守りが入っていました。

誕生記は箱から取り出して広げると、このようになっていました。

なんか、えらい大層なものやね…!

とりあえず静かに箱に戻しました。

たべぞめセットはファミリアの食器となっていました。

これは「お食い初めは手作りで頑張れ!」というメッセージが込められているのかもしれない…。まぁ家でしようかなと思っていたので、手作り料理で頑張ってみます。

可愛いクマさんの食器で良かったです。お食い初め後も娘の食器に使えますね。

 

 まとめ

天気にも恵まれ、無事にお宮参りを行うことができて良かったです。

道中結構いろんな人から声をかけられ、娘を可愛がってもらいました。皆にお祝いしてもらえて嬉しかったです。

お義母さんは「GWは空いているしまた面倒見れるから呼んでね」と話してくれました。娘に会いたそうにしているのをとても感じたので、またお願いしようかなと思います。

 


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