ホテルの朝食はバイキングでした。
ここではワッフルがあったので、喜んでよそいました。マッシュルームやハンバーグも。
トマトについては今までもそうですが、焼きトマトとして出てくるんですね。サラダでは生だけど、それ以外だと半分に切ったトマトが焼かれています。
フルーツは爽やかなので、いつも食べたくなりますね。
朝食を終えてこの日は早めに出発。
目次
1日では回りきれない 大英博物館
開館してからすぐに向かったというのに既に凄い人混みになってたり。
大英博物館は入場無料で、誰でも自由に出入り可能ですが、スリなども多く注意が必要な場所でもあります。
1日では全てを見られないほどの膨大な数の展示品が収蔵されています。
イースター島の巨石像
団体用入口から入って最初に見えたのがこちら。
南アフリカ大陸の西側のイースター島で作られたモアイ。高さ2.4m、重さ4tの巨像で、1枚岩を彫って作れられてます。
祖先を祀るためという説もありますが、真相は謎に包まれたままです。
ガラスのファサードが全体の棟をスムーズにつなぐグレース・コートのエリアに到着。
ここが中心となり、様々なカテゴリーに分かれた部屋へ進んでいくこととなります。
まずは古代エジプトへ進みました。
ロゼッタ・ストーン
古代エジプト学史上最大の発見といわれる石碑です。
エジプト遠征中だったナポレオン軍が発見したもの。シャンポリオンがヒエログリフ解読を成功したことで、エジプト文明の歴史は次々明らかになりました。
ここがエジプトコーナーで最も注目を浴びていました。人をかき分けて何とか撮影できましたね。
皆写真に夢中になるので、ここでのスリが特に注意なんだとか。
拡大して撮影したり。私にはさっぱりわからないね。
ラムセス2世の胸像
新王国時代の第19王朝ファラオ・ラムセス2世。
高さ2.67m、重さ7.25tで、1816年イギリスに運ばれました。ナポレオンも持ち帰ろうと試みたけども、あまりの重さに断念。
右胸の穴はその運ぼうとした時の跡だと言われていたりも。
女神バステトの化身
エジプトの女神バステトの化身とされる猫を模した像です。
後期古代エジプトでは高貴な人の墓に女神への供物として猫のミイラを一緒に埋葬したそうです。
なんとまぁお上品な雰囲気の猫ですね。ちょっと家の玄関前に飾りたいかも。でもこれが似合う玄関じゃないんだわ…。
その他も、雑誌にも載っている有名どころをガイドさん解説してもらいながら巡りました。
石像関係はガラスケース等に入れずそのまま飾ってるものが多いので目の前で観れたり。ミイラはガラスケース内でしたが、人間以外に動物のミイラもたくさん見れましたね。
ルイス島のチェス駒
12世紀にノルウェーで作られたとされているものです。
スコットランドのルイス島で1831年に発見されました。セイウチの牙で彫られているチェス駒です。
実はこのチェス駒をモデルにして映画に登場しているものがあります。「ハリーポッター・賢者の石」です。
ホグワーツでのクリスマスシーズン、食堂でハリーとロンがチェスをしているあの駒です。あの駒は赤と白に塗られていましたね。
様々な展示品を見ながら通り、時計の展示コーナーへ。
アンティーク品の数々
こちらは『Rolling Ball Clock』です。
ボールが手前と奥をジグザグしながら移動します。端までたどり着くとまたジグザグで反対側へ移動するというもの。なんとも面白い仕掛けでした。
たくさんの懐中時計がずらりと並んでいます。
懐中時計はほんとカッコいいですよね。アンティーク感がたまらなく素晴らしい。
私も部屋にジャンク品の懐中時計を飾ってますが…。ここに並んでいるもは装飾が実に細かく美しいです。
美しい精彩を放つ時計がまだまだ続きます。
あぁ欲しいなぁ…。
天球儀らしきものもあったり。これは結構大きかったです。
一通り案内された後は自由時間となりました。私はこの大英博物館の外に出て、ある場所を目指して歩き出しました。
この日もかなり暑い日で、帽子を被ってても日差しがキツかったので、建物の影を歩きながら速足で向かいました。
目的地に到着したと思ったら、その場所がわからなかったので3度人に訪ねてようやく辿り着きました。
ハリーポッターのロケ地 キングス・クロス駅
いやー大英博物館から意外と距離があったので苦労しました。
ここはハリーポッターの「9と3/4番線」で撮影されたロケ地です。
ハリーが9番線と10番線の間の柱に勢いよくぶつかっていくアレです。実際の撮影は4番線と5番線の間で撮影されたようです。
再現されたエリアがあるのですがわからず、キョロキョロしながら奥へ進みます。
おぉ、ここですね。かなり人が並んでいます。
以前は駅構内に設置されていたのですが、駅西口のコンコースへ移動しているのです。でもこの列に並んでいたら、集合時間に大英博物館に戻れません。
なんとか撮影できないものかと、列の左側から様子を見てみます。
丁度よく見えるスペースがあったので、テープの近くまで出来るだけ寄ってみます。
撮影を終えた人が立ち去った瞬間、素早く撮影。
壁にはこのような再現をされています。カートが半分壁に埋まっていますね。
並んでいる人は持参の杖でポーズをキメたりして、楽しんで撮影されてました。
隣にはハリーポッターのショップもあるので、一応中を覗いてみたり。
さて撮影に満足したところで、また速足で来た道を戻ります。
と、その前に…。実はキングス・クロス駅に着く前にとても豪華な建物に出逢っています。
セント・パンクラス駅
そう、これが駅というのがビックリですね。
高級ホテルにもなっています。
お城のようですね。この駅から東側にキングス・クロス駅はあります。
2つの駅はかなり近い位置にありますが路線は異なります。
豪華な駅にも別れを告げ、速足で大英博物館まで戻りました。
集合時間に間に合い、次の目的地へ。
ナショナル・ギャラリー
様々な名画を観ることができる美術館。
ゴッホのひまわり等、世界中の名画が時代別に展示されています。
で、皆で中には入ったのですが…。このナショナルギャラリーで3時間過ごすか、自由時間を取るかと選択できました。
ここではトイレを済ませてからすぐに自由行動として移動を開始しました。
自由時間で一番困るのがトイレです。トイレは有料のところが割と多いからなんです。
団体行動の時に案内されるトイレは無料の所が多かったので、そういう所で出来るだけ済ませます。
ナショナルギャラリーから、あちらこちら歩き回って雑貨を見ました。
で、その後長々と歩き続けて行きたかった店にも到着。
バッキンガム・パレス・ショップ
王室関連商品の公式販売店です。
バッキンガム宮殿のすぐ近くにあります。
本当は昨日の時点で行きたかったのですが、自由時間がなかったのでね。長々と歩いてここまで買いに来ました。
王冠マークがあしらわれたアイテムはお土産にもいいかなと。食器だけでなく、紅茶やお菓子も手ごろ価格で販売されているので複数購入しました。
バッキンガム宮殿からトラファルガー広場をつなぐ道はザ・マルと呼ばれています。
この道をまた長々歩き続けて、ナショナルギャラリー前に戻ります。
ブラックキャブのタクシー
帰り道で丁度いいタイミングでタクシーが見えたので撮影しました。
このタクシードライバーになるには、ロンドンの全ての道と目的地を覚えることが必須なんだそうです。また、目的地へ向かうための最短ルートも覚えなければなりません。
でないと試験に合格できないというので大変厳しいのです。だいたい3年以上も勉強し続けているのだとか…。
ミニキャブと呼ばれるこれより格安タクシーもありますが、トラブルに巻き込まれやすいとか。旅行客とわかると、ぼったくりされることもあったり。
こういうトラブルに巻き込まれると嫌ですよね。
もっと色々回りたかったのですが時間が足りなくなったので今日はここまで。
本日の夕食 魚とポテトのフライとワッフル
お店はこちら。
中はこんな感じ。
まぁあんまり店内をうまく撮影できなかったんですけどね。
夕食のメニューは―
- シンプルサラダ
やはりと言うべきか、味が無かった。
⇒ 塩をかけてシンプルに。でもやっぱりサラダ好き。 - フィッシュケーキ&ポテトフライ&さやえんどう
魚のコロッケですね。ポテトいっぱいありすぎっ。
⇒ でも美味い。ペロリといくね。 - ワッフル&アイス
これはかなり甘い。ワッフルデカ過ぎる。
⇒ シロップが甘すぎるのか、ワッフルが甘すぎるのか…。
という感じで、まぁ結局美味しくいただきました。
文句を言ってくせに、最後はいつも美味しいでまとめると。この日はね…昼ごはん食べてないんですよね。
自由時間に各自でどうぞ、というスタイルだったんですけどね。移動に時間を使ったのでそんな余裕もなく、暑い中歩き続けてその時は食欲湧かなくて。
なのでポテト多くても問題なくモリモリ食べてたんですね。でもお腹空いてても、甘すぎるデザートは苦手かな…。
この後、私は数人の方々と共にバスでホテルに戻ります。
ですが、残りの方は飲みに向かうことにしたようです。
オシャレな雰囲気 シャーロックホームズ・パブ
どうやらここで飲んでいたそうです。
店の外観といい、シャーロックホームズというのがまたカッコよくて良いですよね。
実は昨日ロンドンに来た時にこのパブがバスから見えてましてね。なんとなく皆いいねと言ってたんです。
どうやら、ちょっと凝った内装の部分もあるそうですね。飲みに行った方に後で聞いたら、その内装を知らなかったそうなので、もしかすると奥の方の部屋だったのかも。
さて、旅行も残すところあと1日。長かったようで毎日ほんと忙しく過ぎていったような感じです。毎日遊んでいるだけなのにね。
明日はどうしても行きたい場所があるので、そこへ電車に乗って向かいます。ルートを雑誌で何度も確認して、地下鉄の路線も予習して眠りました。
最終日に続きます。。。