以前、園芸用の土をジップロックへ移し替えましたが、このジップロックに入った状態でコンポストをできないかと考えていたので、それを実行してみました。
目次
生ごみコンポストとは
過去の記事で、コンポストと使用しているジップロックについて記載していますので、よろしければ先にこちらをご覧ください。
下準備 生ごみ刻む
ハンドブレンダーで野菜くずを粉砕
以前は手で細かく刻んでいましたが、考えてみればハンドブレンダーを使えば、早くて簡単により細かく粉砕できると思いました。
ミカンやバナナの皮、キュウリやパプリカのヘタなどを入れましたが、硬すぎる部分は入れないようにしました。
理由は機械で細かくできない、もしくは機械が壊れてしまうかもしれないのと、硬すぎるものは土にも還るのも時間がかかると思ったからです。
ボタンを押してカッターを回転させると、こんなに細かく粉砕できました。
上部に野菜くずがきてしまったら、ゴムベラで落としながらまた回転させるという手順で、あっという間に完成です。
このBRAUNのハンドミキサーは友人から結婚祝いで頂いたものです。これで玉ねぎをすり潰してステーキソースを作ったり、先端を替えて泡立てもできたりと重宝しています。
別の日に刻んだものだと、全体が薄いグリーンになって綺麗だなと思ったり。
時短になるので、最初っからハンドブレンダーを使って細かくしていれば良かったですね。
ジップロックへ生ごみを投入
土としっかり混ぜ合わせる
さぁ、土へおかえり。
生ごみの量ってやっぱり粉砕して嵩が減っても多いですね。
玉ねぎの皮も入れていますが、これは粉砕できないのでハサミで細かくカットしました。この皮は土に還りにくそうなので悩みましたが、とりあえず試しに入れてみました。
使用する生ごみの選択について
1度カットした豆苗を再収穫するために育てていましたが、この再収穫後の豆と根っこを粉砕して土へ投入しました。
しかし豆の臭いが結構強烈なので、次回も土に還すかどうかは、状況を見て考えたいと思います。
また卵の殻については土に還りにくいようなので使用していませんが、粉砕してしまえばやっぱり上手く還るかもと思いつつ、まだ今は検討中です。
肉や魚についても土に還りにくいので、こちらは使用しないと決めています。腐敗は野菜以上に凄いことになりそうな気がします…。
チャックを開けて空気の入れ替え
定期的にチャックを開けてかき混ぜて余計な水分を飛ばし、中の空気の入れ替えています。
生ごみと土と混ざり合った直後は、生ごみ単体よりも臭いは少し軽減され、日が経過すると発酵している臭いがしてきます。
チャックを開けていても余程水分が含まれていない限り、部屋に臭いが拡散することはないですが、鼻を近づけるとやはり臭いはするので、袋を二重にするかなどは少し考えたりもします。
植木鉢コンポストの時は、かき混ぜると虫がくるのでしていませんでしたが、このやり方だと家の中でも出来るので、日に当てつつ土の様子を見ることもできます。夜は封をしてしまっていますね。
ただコバエは引き寄せられるようなので、寒冷紗を被せた方がよいのかと検討中です。
今後のコンポストサイクルについて
所有している園芸用土の3種類をA、B、Cとした場合、今後のコンポストについてはこのように考えています。
生ごみを冷凍庫で保存し、2週間ごとにA→B→Cと投入先を変えていき、約1ヶ月でのローテーションを行う
土に還るスピードは気温など環境条件によっても変わってきますが、約1ヶ月とみて見て回していくことができれば、程良く土に還ったところでまた次の生ごみを入れることができるかなと思っています。
生ごみを冷凍保存する方法は雑誌でも見かける方法で、ゴミ捨て日まで保存しておけば、臭いも虫も発生せず安心できます。私はコンポスト用の生ごみをこれでやっていきます。
今回は近々使用予定の土を2種肥やしたかったので、上記のローテーションとは異なりますが、次回からはそのように回していく予定です。
まとめ
ジップロックでのコンポストは初の試みですが、微生物にとって良い環境にできれば、生ごみは上手く土に還ってくれるかと思います。
色々と試行錯誤しながらも、植物たちのためにも頑張りたいです。