動画編集例として、結婚式のオープニングムービーを作りました。
ウエディングムービー・第二弾になりますね。
前回は名探偵コナン風で作りましたが、今回はカッコいい感じに仕上げてみました。
目次
登場で盛り上がりそうな曲
BGMは【DOVA-SYNDROME】のサイトに掲載されている『Introduction』を使用しています。
この曲がとてもカッコいいんですよね…!
フリーで提供されているのが驚きのクオリティーの高さ。聴いていると踊りだしたくなるようなノリの良い曲です。
これを結婚式のオープニングに使ったら盛り上がりそうだなと思いまして、動画編集に取り掛かることにしました。
本当はジューンブライドの6月中には動画を仕上げたかったのですが、時間が上手く作れなくて間に合わなかったんですよね…。
ちなみに以前作った第一弾、名探偵コナン風動画の記事はこちらです。
AI画像生成は意外と難しい?
今回の動画にはAI画像を多めに使用しています。本当は全てAI画像で作りたかったのですが無理でした。
AI画像の生成は、指示の出し方が難しいんですよね…。
AIに自分のイメージする画像の特徴を入力して伝える訳ですが、文章・単語の組み合わせによって、描かれるものが全く変わるのです。
これがもし人に伝えるなら細かなニュアンスなどは伝わりやすいでしょうが、AI相手だと中々伝わりにくいもので…。
例えば、見つめ合う男女を描いてもらうつもりが、お互い目線が全然違う所向いていたりとか。また、花婿に白いタキシードを着てほしいのに、なぜか花嫁が白いジャケット羽織っていたりとか…。
画像生成は言語でも描かれ方が変わってくるので、英語に翻訳してから使うとまだマシなものの、それでも難しいです。細かな要求があればある程、それを上手く伝える能力が必要となるのでしょうね。
AI画像だけでは厳しかったのでPexelsも使用して、ウエディングムービーらしく仕上げてみましたが、人物が統一されていないのでそこは仕方がないですね…。
製作した動画はこちら
AI画像は動画内の所々に登場しますが、一番わかりやすいので言うと、サムネの新郎新婦・プロフィールシーンですね。
本物のモデル写真のように見えますが、これをAIが描けるとは今の技術は凄いものです。でもよく見ると不自然なところもあったりしますが…。
今回の動画は、投稿しようかなと思っては編集して…を何度も繰り返して、ようやく投稿できました。動画は仕上がりましたが、勉強することはまだまだたくさんありますね。
今回のムービー作りのポイント
BGMに映像を合わせる
テンポの速い曲を選んだ場合は、映像は出来るだけ曲に合わせないとその良さを活かしきれません。
BGMを聴きながらコマ振りを考える際、まずは数秒間映すコマと、一瞬で切り替えていくコマなどをおおまかに考えました。そしてそれぞれに合う写真などを割り振りました。
また登場する文字は今回は英語で統一し、書体もBGMに合いそうなものを選びました。カッコいい書体は他にも色々ありますが、“ゲストが見て読みやすい”ものを考えるのが大事かなと思います。
静止画に動きを出す
ムービーでは前撮りの写真を使用することが多いかと思いますが、静止画の写真をそのまま場面ごとに切り替えるだけでは、普通のスライドショーのようになってしまいます。
そこでパンやズームの機能を使って、左から右へ移動したり、人物に徐々に寄っていったりと、写真1枚にもそれぞれ動きを付けていきました。
縦長の写真は一見左右の余白が多いように感じますが、下から上(またはその逆)での移動などに使うと、余白が出ないようにすることもできます。
同じ方向の動きばかりだとマンネリ化しやすいので、全体を見ながらバランスを考えました。
トランジションでより動きを出す
パンやズーム機能で動きは出ますが、それだけでは表現にも限界があるので、トランジションも入れて、より動きのあるものにしました。
トランジションの種類は様々で、中央から次のコマが現れたり、ライトが当たって光った瞬間に次のコマが現れたりと、エフェクトに近いような素材もあります。
BGMに合いそうなトランジションを選んで繋いでみましたが、入れ過ぎるとしつこい感じが出てしまうので、これも全体のバランスを見ながら調整していきました。
プロフィールシーンはカッコよく
花婿・花嫁が紹介されるシーンは、黒背景の方がカッコいいなとAI画像生成しました。
実は妹夫婦が前撮りした写真にも、1人ずつ黒背景で撮影されたものがあり、それを見て良いなと思ったのがきっかけですね。
動画では下から上へカメラ移動して顔が見えそうな瞬間、顔の一部が数カ所アップで映し出されてから、ズームアウトで全体が現れるというものですが、これは昔にテレビ番組で観たものを参考に作ってみました。
確かミステリー事件のカギを握る人物を勿体ぶって見せるシーンだった気が…アンビリバボーとかだった記憶があるけど、どうだったかな。
いや、怖い系の演出から引っ張ってくるんかよって話ですが、テレビ番組の編集はプロが携わっているので、番組をよく観ていると別の意味でも勉強になることが多いんですよね。
SEや揺れなどで迫力のある演出を
今回BGMの一番盛り上がる部分に結婚式の日付を入れてみたのですが、ただ黒背景に白文字が表示されるだけでは迫力に欠けるので、下記の演出を入れてみました。
- 文字衝撃の表示音(SE)をBGMに重ねる
⇒ 文字の衝撃を伝えられる - 揺れを入れる
⇒ 衝撃を視覚でも伝えられる - 文字を徐々に大きく表示させる
⇒ 後方から手前に迫ってくる感じになる - 集中線を入れる
⇒ 文字の勢いが増してより動きが感じられる
私はこのようにしましたが、演出方法は人によって異なりますね。
映画の予告編は迫力ある文字を表示をすることが多いので、そういったものをヒントに作ってみるのもいいかなと思います。
まとめ
今回の動画は、テンポがそこそこ速いBGMを使ってオープニングムービーを作ってみました。
ウエディングムービーは、プロに依頼するという手もありますが、自分で作るというのも頑張ればできないことはないです。
自分で作るものはネタなどもたくさん詰め込んだりできますし、動画作りの苦労や達成感も含めて、より良い思い出になるだろうなと思います。