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ドラマ『コウノドリ』の第一期・第二期を一気に観た

J:COMオンデマンドで『コウノドリ』のドラマが配信されているのを知り、数日かけて一気に観てしまいました。

ご存じの方もいるかと思いますが、今回はこのドラマについての話になります。

 

 ドラマを観るきっかけ

ある日、ネットで無料で立ち読みできる漫画を読んでいました。最初の数話だけ無料で読めるけど、先が気になる肝心な所から有料になるアレです。

そこにコウノドリがあったんですよね。ドラマ化もされたのは知ってはいたけど、観たことがなかったなぁと思いつつ、漫画をちらっと読んでみたんです。

そしたらやっぱり続きが気になりましてね…。もっと色んな内容も知りたいと思いました。

そこで、ドラマなら観れるかもと最初Amazonプライムの方で探してみたんですよね。でも配信されておらず…。

ならばと、J:COMオンデマンドで調べてみたら、あったんですよね!

しかも、第一期(2015年)と第二期(2017年)の両方が配信されていて、配信期間は今年8月までだったので、すぐに観始めたんですよね。

 

 ドラマのあらすじ

ストーリーについて

主人公の鴻鳥サクラ(男性)は、聖ペルソナ総合医療センターの産婦人科医であるが、謎のジャズピアニスト〔ベイビー〕の正体でもあった。

勤務時間外の夜は変装して演奏をしているが、ペルソナから妊婦の緊急連絡が入った場合は演奏を中止して、すぐに現場に向かっていた。

サクラの他に、同期の四宮ハルキや若手の下屋カエ、助産師の小松ルミ子なども登場する。

このドラマでは様々な妊婦とその家族との関わり方、またその妊婦と家族側の立場についても描かれている。

第一話『飛び込み出産』のあらすじ

救急車を呼んだ破水した妊婦が、未受診妊婦(1度も検診を受けたことがない妊婦)だったため、救急車は色んな病院を断られ搬送できずにいた。

ペルソナにもその電話がかかってきて、周りが動揺する中、サクラはその妊婦の受け入れを承諾する。

母子共に状態が全くわからないというリスク、感染症を持っていた場合は院内に蔓延させてしまうというリスクもある中、到着した妊婦を急いで手術台へと運んでいく。

果たしてサクラは、母親と赤ちゃんを救うことはできるのだろうか―…。

 

 このドラマの良いところ

視聴者も考えさせられる

厳しい現実を突きつけられた時の妊婦や家族の想い・悩みや葛藤・決断などは、視聴者にも考えさせられる話となっています。

「自分がこの状況に置かれたら、どちらの選択をするんだろう…。」そう考えるシーンがいくつも出てきます。

実際その状況に置かれたら、とても悩んで苦しむとは思いますが、ドラマを観終わった後も、「自分も母親となるなら、しっかり考えないといけない。」と思いました。

どちらが正解という描かれ方はしない

出生前診断(NIPT)は今では受ける妊婦さんも多いですが、この診断の結果のこともドラマでは出てきました。

NIPTで陽性が出て、羊水検査でダウン症を診断された家族の話がありました。

中絶が認められているのは妊娠22週未満までです。それまでに、産むのか諦めるのかを決断しなければならないですが、家族は話し合いながらも何度も葛藤します。

ある家族は産む決意をし、ある家族は諦める話となっていました。諦めた側の家族も、最後に赤ちゃんを抱っこした際、涙を流していました。

どちらを決断しても、不安や苦しみがあるわけです。

ドラマではどちらを選ぶのが正解のような描かれ方はしていません。それぞれの家族の生き方や考え方があり、ドラマではその部分が表現されていました。

出産は奇跡

ドラマでは度々、主人公言葉で『奇跡』という言葉が出てきます。

とある回では、出産が近付いた妊婦の検診中に心拍が停止していることが判明します。あともう少しで産まれるところだったのに…。悲しくて私も涙が出ました。

でも実際にそうした経験をされている人は少なくはないです。私の親戚にも出産時に亡くしている方がいます。

妊娠してから出産までの凡そ40週を問題なく過ごし、出産も無事に終えることができるというのは当たり前ではないということを、このドラマを通じて改めて感じさせられました。

 

 何度も涙が出ながらも、癒されたドラマ

実際の出産はドラマよりもっと壮絶で痛みで叫ぶようなものだと想像するのですが、ドラマの出産シーンでもやっぱりホロリと涙が出ました。

とある回では、臨月を迎えた妊婦が交通事故に合い、どちらかの命を救うかを選択するシーンがありました。どちらも助かってほしかったな…と涙が出ました。

嬉しい場面、悲しい場面、何度も感情移入してました。

私は元々ドラマはあまり観ない方で、特に医療系は避ける傾向があったんですよね。

理由の1つは血が怖いから…。手術のシーンとかメスがプスッと刺さるシーンだけで、ヒーってなるので…。でもそういったのは極力控えめな方だったも?と思います。

それよりも医師や助産師が、妊婦とその家族に接する場面の方が多かったですね。医師や助産師の声のかけ方が優しくて、観ている側も癒されました。

赤ちゃんも毎回出てきて可愛らしいし、そこも癒されてました。

妊婦や赤ちゃんの病名や症状について詳しい説明があり、良い勉強になりました。

 

 まとめ

ドラマがあったことは知ってましたが、月日が経った今、こうして観ることができて良かったと思います。

私も出産する時がきたら、その時はきっと大きく感動するんだろうなぁ…。

ドラマに登場する女性たちのように、私も逞しい女性になりたいですね。

 


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