不妊治療のその後について、半年以上何も記事を書いていませんでしたが、実は現在私は妊娠をしています。
今まで妊娠できなかった私の自然妊娠できた時の様子や、妊娠時の基礎体温グラフなど、今回はそのことについて詳しく書いていきたいと思います。
目次
2年間妊娠できなかった
結婚後、すぐに子供を授かりたいと思っていた夫と私は妊活を始めていましたが、中々妊娠することができませんでした。
産婦人科の不妊治療に通ってタイミング法を指導されつつ、精液検査と子宮卵管造影検査も行いましたが、この検査での問題は特になさそうで、原因はわかりませんでした。
その後引越し等もあり、しばらくしてから近くの産婦人科に通い始めましたが、その頃もまだタイミング法での指導を受けていました。
私の基礎体温のグラフはいつも高温期が短かったので、薬の処方により妊娠しやすいホルモンは分泌されていたかと思いますが、やっぱり妊娠できなかったというところで、昨年12月頃あたりから話が止まっていました。
不妊治療のその後
今年1月に先生から話
1月に産婦人科へ通った時、先生から今後の治療はどうされるかと聞かれました。
タイミング法をある程度の回数を試しても妊娠できないということは、治療方法をステップアップするしかないんですよね。
そもそも、引越し前から同じようにタイミング法を続けていた時点で回数はかなり多いので、もっと早めに見切りをつけるべきだったわけですが…。
でも治療は「3月まで続けさせてください」と伝えました。
まだ続けるんかい!とツッコミを受けそうですが、不妊治療の保険制度適用が今年4月からだったので、その月から不妊専門クリニックへ通おうと思っていたのです。
妊娠を早く望んでいるなら、段階も人工授精や体外受精へと早く上げていくべきだと思いますが、回数を踏むと治療費もばかにはならないので、費用を抑えられるならあと数ヶ月だけタイミング法をと考えていたのです。
余談:高温期の薬は引き続きデュファストン
以前書いていた高温期の薬は引き続き、デュファストンを処方されていました。
一時期胃炎になったこともありましたが、正月以来、薬のせいで胃炎になることはありませんでした。薬を処方されている間は、皆さんは食べ過ぎには注意してください。
私が胃炎を起こしたと書いていた記事はこちらです。
新たな治療スタートができない
結局3月まで続けてダメだったので、4月から通おうと気持ちが切り替わりました。
3月のうちに、不妊専門クリニックも探しておいて、夫にもクリニックの場所や治療費などを説明しながらサイトを見せて話し合いもしました。
しかし4月に家庭の事情で、すぐにはクリニックには通えない状況になりました。5月になっても状況は変わらず、思い通りにことが進められないことに、私はずっとモヤモヤもしていました。
4月以降はどうしたか
自分で再度タイミング法
2年間もタイミング法を続けてダメだったので、私は自分のことを「何をやっても自然に妊娠できない体なんだ」と思っていました。
ただ、だからといって何もしないのは勿体ない。
ずっと基礎体温は測り続けていたので、自分で体温をチェックして排卵日を予測し、4月以降も妊活に挑んでみることにしました。
クリニックに通える日がくるまで何もしないより、限りなく0に近い可能性であっても、やっぱり賭けたい。
4月・5月と生理がきてリセットを繰り返し、「やっぱりダメか…」と思いつつも、6月も諦めずに挑戦しました。
妊娠した…!?
6月中旬以降、やっと通える状況になったので、今月のリセットが来たらクリニックに電話予約を取って、夫と一緒に通おうと思っていました。
でも、その月は生理予定日になっても生理がきませんでした。
ただ今までも予定日がズレたことはあったわけで、「これだけで妊娠を疑ってはいけない。期待しすぎてはいけない」と思いました。
でも数日経過しても生理は始まらず、基礎体温も下がらず1週間が経過。
「まさかこれは妊娠?いや、でも期待しすぎてはいけない…でもやっぱり妊娠だよね?」と思い、妊娠検査薬を使うとくっきりとラインが陽性のラインが出ました。
妊娠時の基礎体温グラフ
- ★:行為の日(D12,D14,D16)
- |:生理予定日(D28)
- ★:茶オリ(D31)
- ★:検査薬陽性(D39)
- ★:胎嚢・心拍確認(D47)6週4日〔胎嚢2cm、胎芽3mm〕
不妊の有無関係なく、妊娠を望む方の参考になればと思い、基礎体温グラフを載せました。
受精に影響したのはどのタイミング?
排卵チェッカーはこの時は使っていなかったのですが、体温が下がりきる様子から、1日飛ばしで行為をしました。D14・D16のが妊娠に結びついたのではと思います。
茶オリは必ずあるわけではない
茶オリは人によって有無があるものですが、私の場合はありました。
受精卵が子宮に着床する時に、出血が起こって出たものが薄い赤色~茶色だったりするわけですが、色に関してはすぐに体外に出てきているか遅いかによるものかと思います。
私は普段から下着におりものシートを付けているのですが、これに薄っすらと茶オリがあったんですよね。生理が始まるのかなと思いましたが、あったのはその日だけでした。
でも後で考えたら、生理の始まりだったら赤色で薄く付くんですよね。茶色で薄く付くってことは中々ないかも。
おりものシートが白色だから気付いたというのもあったかもしれないし、もしトイレットペーパーで拭き取った時に付いたレベルだったら、茶オリに気付かなかったかもしれません。
余談ですが、おりものシートは普段から下着が汚れる心配もないので、使用をオススメします。突然生理が始まっても、最初の少量であればカバーしきれることもあり、私は何度も助かっています。
妊娠後は、おりものの量も増える傾向にあるので、今も助かっています。
肌が被れやすい人にはあまりオススメできませんが、そうでなければ枚数もたくさん入っていますし、試しに使ってみるのも悪くないかと思います。
検査薬はフライングしない方がいい
検査薬の確認は早くしたくなる気持ちがあるかと思います。私も妊活を始めた頃はそうでした。
でも生理1週間後から検査できるものを早く検査しても、反応が正確でない可能性が高いです。「薄っすら見えるような見えないような…どっちなんだろう?」と心配ごとも増え、頭がそのことから離れられなくもなります。
また検査薬で1度は反応したものの、着床した受精卵が上手く育たず流れてしまった場合また陰性になってしまうこともあるので、そのことに気付いてショックを受けることもあります。
早く確認したいという気持ちはありますが、その事から少し考えを遠ざけて、1週間後に確実にわかるタイミングまで待つことをオススメします。
胎嚢確認は、早すぎず遅すぎない方がいいかも
生理1週間後に検査薬を使って陽性反応は出たものの、すぐには産婦人科へ行かなかった理由は、この時期に確認しても、赤ちゃんが小さすぎて見えないと思ったからです。
もし見えなかったら、もう1,2週間待つことになります。5週でも見える場合はありますが、確実に胎嚢が見える状態であってほしかったので、私は6週まで我慢しました。
ただ、遅すぎるとまた別の問題が生じる場合があります。
子宮内の妊娠だったら問題ないですが、子宮外妊娠だった場合、ある程度の週まで赤ちゃんが育ってしまうと、その箇所の血管が破裂するなどして大量出血を起こす場合があります。
そうなると母体は命の危険にさらされるわけです。
なので胎嚢確認が遅すぎないよう6週までにしたのですが、もし子宮外妊娠だったら手術の可能性があるので、胎嚢確認時はかなり緊張していました。
結果は子宮内に胎嚢は確認でき、しかも豆粒みたいな胎芽がピコピコ点滅しながら音も聞こえ、心拍まで確認できました。
心拍は早くに確認できると思っていなくて嬉しかったのと、気持ちもホッとしました。
自然妊娠も諦めてはいけない
私の場合、不妊治療もタイミング法だったし、結局変わらないやんといえばそうなのですが、でも自分たちの方法で偶然こうして運良く妊娠できる場合もあるわけです。
「今までやってダメだったから…」と私が行為そのものを挑戦せず諦めていたら、自然妊娠には至らなかったかもしれません。
メンタルや生活習慣もたまたま影響したのかもしれませんが、夫婦で共に協力し合いながら、諦めないことは大事だと思います。
私達は日を決めてタイミングをとっていたわけですが、それを強く意識せずに、夫婦で楽しみながら生活をしているうちに自然妊娠できたというパターンもあります。
誰もがこうなるというわけではありませんが、それでも互いに思いやりながら続けていくことは、結果として妊娠に結びつくこともあるかと思います。
まとめ
今回は妊娠した報告も兼ねて、色々長く書かせていただきました。
私は妊娠前は検索魔になって、色んな方の基礎体温グラフとかかなり見ていたり、妊娠時の兆候も調べていた時期もありました。
なので自分も妊娠したら、基礎体温グラフなどを何か参考にしてもらえればと思い、わかる範囲で書かせていただきました。
今後は妊娠関係の記事も、色々書くことが増えていくかなと思います。