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電池の錆び・スピーカー故障のおもちゃを修理で復活

ハローキティの『マジックキラキラコンパクト』(1997年製)のジャンク品を入手しました。

ジャンク内容は、ボタンを押してもコンパクトが反応しないというものでした。

  • 全ての機械に言えますが、分解するとメーカー保証が無くなります
  • 分解・修理・改造は全て自己責任でお願いします

 

 まずは動画をご覧いただきたい

ハローキティ玩具の第二弾という感じですが、ジャンク内容は以前のとはまた異なりますね。

キティのボタン部分が、電池交換できるうえに修理可能な箇所で良かったなと思います。こういうのは蓋を開けてみるまでドキドキするんですよね。

ブレスレットのビーズは、資料をもとに似た大きさや色を用意してコンパクトはめ込むと、一気に雰囲気が変わったなと思います。キラキラコンパクトらしい見た目になったかなと。(使用したビーズのサイズは、5mmと8mmです。)

赤外線確認のところで、カメラの上からスマホをかざす所で手がブレまくりましたが、点灯の様子が伝わるといいなと思います。

おもちゃ修理動画

 

修理工程を除いた、おもちゃだけの紹介動画も作りましたので「おもちゃのギミックが知りたい」という方には下記の動画がいいかなと思います。リモコンの赤外線でも反応するのはちょっと便利かもしれませんね。

おもちゃ紹介動画

 

 キティの電池交換でよかったこと

今回のキティの顔の電池交換についてですが、ネジで分解できるタイプで良かったなと思いました。

このコンパクトは、コンパクトのみでは遊べない玩具になっているので、キティの顔部分のパーツは必要不可欠となります。(※リモコンでも操作可能ですが、現時点では話は置いておきます)

これがネジ式ではなく、爪などでのはめ込み式タイプだと分解が厄介でした。まぁ電池切れした場合は消費者が交換しないと遊べないので、それ前提で設計されているのだと思いますが…それでもやっぱりネジ式はいいなと。

またボタン電池も、電池ホルダーの爪を上げれば簡単に取り出せるタイプだったので、これも良かったですね。これがゲームボーイソフトに使用されている電池タイプだったら、これも厄介でした。

ボタン電池の液漏れも磨けば落とせるレベルのもので、タクトスイッチ側の錆びも今までの修理法で対処できるものだったので、錆びを落として復活させられました。

タクトスイッチを見るために基板を取り外す際、基板がプラスチックで溶着されていたので、その部分はニッパーでカットしています。なので、組み直す際はできればグルーガンなどで固定し直しておくとよいかと思います。

錆び落としについては、過去に記事にしていますので何を使用するかはこちらを参考にしていただければと思います。

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 圧電スピーカーだけど運良く助かった?

コンパクトに使用されているスピーカーは、私がよく銅板スピーカーと呼んでしまうのですが、本来は圧電スピーカーという名称です。

今回はこのスピーカーとリード線が外れてしまっていたわけですが、これ私の持っている半田だと中々付けられないんですよね…。スピーカー中央白い部分に上手く付かないので、一度ごっそり剥げてしまったら、リード線が繋がったスピーカーと交換しないと厳しいのかなと。

ではなぜ修理できたかというと、白い部分に別の半田が付いていたので、それにくっつけたから直せたんですよね。製造過程で半田をこぼしてしまったのか、何なのかはわかりませんが…でもおかげで助かりました。

でも調べてみてら、銀メッキ部品用の半田を使用すると普通に白い部分にも使えるらしいので、いつかは試してみたいですね。

 

 赤外線だからリモコンでも

おもちゃ紹介動画にも載せましたが、赤外線を受信するコンパクトなので、例えキティのボタンが操作できなかったとしても、実はテレビリモコンで同様の操作が可能です。

赤外線送信のリモコンであれば可能で、電波タイプのリモコンだと使えません。

テレビリモコンでも使えることに気付いたのは、昔にリモコン修理で赤外線のチェックをしたことがあったからなんですよね。その時も紫のライトの点灯を見ていました。

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赤外線を使うおもちゃは、昔のセーラームーン玩具にもありましたね。送信側・受信側の玩具がそれぞれ販売されていました。なのでセーラームーンの送信側のおもちゃをこのコンパクトに使ったら、リモコンの時と同じく反応するということですね。

ただ赤外線使用玩具の全てで可能なのかは、私も実証していないため言い切れないので、とりあえず身近なリモコンでは可能ということで動画にしてみました。

 

 まとめ

ハローキティのコンパクトも、ドレッサーと同じく修理が無事にできてよかったです。

この頃の玩具はギミック自体は少ないものの、キラキラしたメッキがゴージャス感を感じさせますね。

古いおもちゃがこうしてまた蘇るのを見ると嬉しくなるので、また修理に挑戦したいです。

 


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