バラについて久々の記事になりますが、今月5月は一番花が咲きましたので、いろんな出来事もまとめて書いていきたいと思います。
目次
悩みつつも手放して
昨年のうちに剪定していたバラたちでしたが、その中の1種のフロレンティーナは春前に手放すことにしました。
理由は、Youtubeでとある動画を観て、考えが変わってしまったためです。その動画はこちらになります。
- Youtube:初心者が知っておくべき「つるバラ」の育て方
この動画を観た後、長い目でみて「我が家にはつるバラは無理かもしれない…」と思ってしまったため、どうしようか悩みつつも手放すことに決めました。
今後何年も育てるにあたって、気にしていた問題はやはり出てくるだろうなと思ったので、その時になってからよりも今の早い段階での方がまだ気持ちの整理も付きやすいかなと。
手放すことは決めたものの、赤いバラはどうしても育てたかったので、別の品種のバラを購入することに決めました。
我が家に来た新しいバラ
購入したのは木立性のマイローズです。写真は5月上旬の様子です。
購入時期は4月で、その時は大苗に芽が出ただけの状態でした。
“一番花が咲くまで植え替えないで下さい”と書いてあるのに、届いて早速植え替えてます…。鉢植えの整理をしたくてやってしまいましたが、バラには相当負担がかかっていたと思います。
にもかかわらず、こんなにたくさん咲いてくれて…立派な子です。
香りは微香で、鼻をだいぶ近づけても薄っすら香るかな程度です。
そのかわり花持ちはとても良いので、このまま咲かせていても、花瓶にいけても長く楽しむことができます。これは嬉しいですね。
ただ棘が多いので「バラの棘って痛いよね…」と改めて気付かされました。他のバラたちの棘が少なかっただけに忘れていた感じです。
まぁ棘は多いものの、長く花を楽しめるのが嬉しいので、二番花以降も楽しみにしています。
こちらもたっぷり咲かせてみた
同じく木立性のメルヘンツァウバーも、今年は咲かせられるだけ咲かせてみました。
今年は支柱に仕立ててみたのですが、これはやってみて正解でした。
当初「木立性(ブッシュ)なんだし、支柱いらないでしょ」と思って育て始めたわけですが、何もしないと横張りが凄くて、咲いた花が重みでいつも垂れ下がり気味でした。
なので今年は、理想の樹形で一番花を開花させられたのが嬉しかったです。ただ、葉は混み合ってしまうので、風通しの悪さから病気などにならないよう注意は必要かもです。
葉は肥料焼けが発生していないのも嬉しいですね。毎年液肥で葉が黄色くなっていたのが、今年はまだそれが起きていません。
液肥はボトルに書かれている希釈濃度から、さらに半分ぐらいの濃度に希釈して与えてみました。仮に薄すぎたとしても、後から足してあげることができるしな…と。
固形肥料と液肥とをタイミングを使い分けながら与えています。このまま順調にいってくれたらいいですが、どこかでやらかさないか心配です。
カットした花を持っていく
2品種を並べるとこんな感じで、どちらの花も綺麗で心が癒されます。
花を良さげなタイミングでカットしてみました。
この後花たちは実家へ持っていき、父の仏壇に供えました。父もマイローズを気に入ってくれたかな。
その後も次々開花した花は、同じマンションの友人宅にも持っていきました。花がお好きな方で喜んでもらえたので良かったです。
憧れてついに買ってみた
新たに購入したのは、実はマイローズだけではありませんでした。
もう1種購入していたものは、殿堂入りのあの品種…
ピエールドゥロンサールです!
元々人気が高いのは知っていましたが、バラ園で実物を見てから心が奪われましたね。
購入時期はマイローズよりも前なのですが、新苗が1,000円以下で販売されていたのを見つけて飛びついてしまいました。送料の方が高かったという…。
さて、ご存じの方も多いですが購入したピエールドゥロンサールは、つるバラです。
「つるバラは、やめるんじゃなかったの?」と思われそうですが、この品種はつる性なのにブッシュ仕立てにも出来るという情報を見たからなんですよね。
それなら我が家でも育てられるかなと思い、挑戦してみようと購入してみたわけです。
購入した新苗は、春には根元からベーサルシュート(左側)が出て、5月上旬にはかなり太く成長しました。
全体の様子はこんな感じで、ブッシュ仕立てとして真上に向かうように括り付けています。
ただこの時点で茎の長さにばらつきがあり、成長差が出てしまうのが心配になったので、少しカットして揃えてみることに。
良いか悪いかわかりませんが、とりあえず高さは大体揃いました。
ベーサルシュートだけ少し深めに剪定しています。勢いが凄いので、他の茎にすぐ追いついてしまうためです。
1つだけ出来ていた蕾は、今回咲かせることにしました。
その蕾が咲いた様子はこんな感じです。
形は少し崩れていますが、色合いはやっぱりピエールドゥロンサールです。
苗の大きさ的に今年はもう蕾はできないかと思いますが、来年以降は花がたくさん咲いてくれるように、今年は株を大きく育てたいですね。
まとめ
昨年は育児のこともあり、バラのお手入れがあまり行き届いていないところもあったので、今年は変化にできるだけ早く気付けるように、日々確認していきたいなと思っています。
まぁベランダに出ている時は、娘の様子もチェックしないといけませんが…。そのうちイタズラで窓のカギをかけられそうで怖いですね。
育児もバラも両方頑張っていきたいと思います。