このホテルでの朝食はメニューが決まっておりました。
定番のフル・ブレックファストのようです。
卵はこれはポーチドエッグと呼ばれるものかな。隠れたところにシイタケのような真っ黒なキノコがいます。右上のは揚げパンで、左には焦げるほどカリカリに焼かれたトースト。
揚げパンは味がしないので、何かと一緒に食べるわけですが、ヘビーですね。豆料理は苦手なのですが、この味付けは丁度良かった。美味しく食べることができて嬉しかったです。
この日はバスでグロスターへと向かいました。
目次
有名映画のロケ地にも グロスター大聖堂
実は有名映画のロケ地としても有名です。
映画「ハリー・ポッター・賢者の石」と「秘密の部屋」で使用されていたのですよ。
中の様子。
天井が高くて私のデジカメでは収まりませんね。
旗が並んでいます。光の加減が良い雰囲気でした。
こ、これは…!
なんというかゲームキャラが使用しそうな武器のように見えます。
…こんな神聖な場所でそういう発想しかできない自分が悲しくなります。
出ましたココです!
この廊下のところが映画の撮影で使用されていたところですね。
天井と壁に独特な模様が入っています。
家に帰ってから「賢者の石」を見直すと、地下室から逃げ出したトロールを廊下で発見するシーンに登場してました。
女子トイレで泣いているハーマイオニーの所にトロールがやって来る前のシーンですね。
中庭から見上げた様子。
廊下はこの中庭を囲むようにあるので、映画の撮影ではうまく使用していたんだなぁと。でもほんとホグワーツの学校に合う大聖堂ですね。ヘドウィグが飛んできそう。
大聖堂と街の周辺を散策した後は、コッツウォルズのバイブリーへ向かいました。
イギリスで最も美しい村 バイブリー
ウィリアム・モリスが賞賛したという村。
これはほんとに美しい。季節の良いタイミングいくと綺麗な景色をみることができますね。ここは人口600人程しか暮らしていないという小さな村です。
右にある建物は、スワンというホテルですので宿泊が可能です。宿泊客用の庭にはその名の通り白鳥が放し飼いされているようです。
石造りの住宅 アーリントン・ロウ
14世紀に建てられた石造りの住宅が並ぶ区画です。バイブリー必見のポイントですね。
鴨さんが泳いでいるのはコルン川です。
建物に近づいてみましょう。
石造りの家が可愛く並んでいます。
自然との調和が美しいです。
まるで絵本の中の世界みたいでした。
観光スポットではありますが、この建物には今も住居として使用されています。管理しているのはナショナルトラストですが賃貸として貸し出しているそう。
アーリントン・ロウに来るまでにある家もどれも綺麗でした。
川にいた鴨さんは、頑張って餌かなにかを探してましたね。
鴨尻が可愛かったのでパチリと。あともう少し足を上げれば犬神家だったんだけどな。
左に見えるのが水車小屋。
中は古い写真や資料を展示しているようですが、現在は休館しているみたいです。写真にはないですが、この建物の右側にあるショップでお土産を買ったりしてました。
ボートン・オン・ザ・ウォーター
ウィンドラッシュ川に小さな石橋がかかっています。
リトル・ベニスとも呼ばれる、コッツウォルズで一番人気のある村です。川は町の中心を流れているのです。この町に建ち並ぶ家々は蜂蜜色をしていることでも有名です。
モデル・ヴィレッジという、この町を9分の1サイズで再現されたミュージアムにも行って来ました。ミニチュアランドという感じですね。
そのミニチュアランド内は歩けるので道路の部分に立って、上方から町を楽しんだりしました。
本日の昼食 サンドイッチやスコーンでアフタヌーンティー
この日のお昼はマナーハウスでのお食事です。
お店はこちらです。
昼食はアフタヌーンティーです。
あ、あれ…?3段タイプのティースタンドじゃない。私の中ではそれが来ると思い込んでしまっていたので…。
でも、本場のを食べれるので嬉しいです。
皆で分けて食べます。1人分はサンドイッチ3種・ケーキ1個・スコーン1個ですね。
サンドイッチはトマト&ハム&ルッコラ、シーチキンっぽいのとか味が私好みでした。ケーキは結構甘かったかな…。スコーンはジャムやクロテッドクリームを付けて美味しく。
アフタヌーンティーを楽しんだ後は、庭に出て散歩したりして癒されたり。
昼食後はコッツウォルズを離れ、世界遺産の街バースへと向かいました。
三日月形のロイヤル・クレッセント
建築家ジョン・ウッドによって建てられた三日月形のテラスハウス。
この写真に収まりきれていない右側の建物の一角は博物館となっています。
写真ではわかり辛いですが、ほんと結構湾曲しているんですよ。しかも横幅広すぎて、どれだけアングルを引いても撮れなくてね。
バース寺院は外から見学
見どころは天使の像や華やかな堂内の天井らしいです。
しかし、この日は観光客は入れません。バース・スパ大学の卒業式で一定時間借り切りとなっていたようです。
卒業生達はこの後建物から出てきて帽子投げをして写真撮影していましたね。
ローマ浴場博物館
バース寺院の目の前にあります。
ローマ人が築いた温泉地がはじまりで、長い間埋もれてましたが18世紀に貴族の保養地として復活。
お風呂のバスの語源にもなっているバース。こちらは中を見学してきました。
中に入りますと受付で電話の子機のようなものを渡されます。
各エリアで指定された数字を押して再生すれば音声が流れる、オーディオガイドです。各国の言語が対応されており、日本語対応のを受け取り首から下げました。
進んで行き建物の中央を見れば―
複数の浴場の中で最も大きなグレート・バスが。
ほんと大きいですね。入浴不可ですが、足をつけたりするのは大丈夫なんだとか。
建物の中では当時のローマ式床暖房やサウナルームもあったり。風呂のタイルや、今も湧き続けている温泉を見たり。見学していると、「テルマエ・ロマエ」を思い出しますね。
自由時間の後、ホテルに戻ってきました。
いやーこの日はイギリスに来てから初めて雨が降ったんですよ。降ったのがバースにいる時だけだったのが救いです。
難しいですが、旅行中はできるだけ降らないでほしいと思ってしまいますね。
本日の夕食 ビーフと野菜の重ね焼きとチョコケーキ
本日の夕食もいつもの席で食べました。
この席は違う方の席ですけどもね。うまく庭が入るので、撮らせていただきました。
既に見えてますが夕食のメニューは―
- 鱒を潰して丸めたもの&サラダ
鱒の味付け問題無し。
⇒ やっぱり美味しい。サラダ最高。 - 上品そうなビーフ&ニンジンなどの重ね焼き
角煮のようなビーフですね。重ね焼きもソースと絡めればね。
⇒ ビーフ美味しい。けどもう少し全体的にソースが欲しかったかも。 - チョコケーキ&ベリーシャーベット
ケーキがかなり甘い。シャーベットで爽やかに中和していかねば。
⇒ シャーベットが足りない。ケーキこの甘さだとは3分の1でよかったかも。
写真にないけどまた丸いパンも。こんな感じで、デザートは甘かったけどもその他美味しくいただきました。
飾り付け方が見た目を拘った感じなのもよかったです。
翌日の天候は晴れていていてほしいと願いつつ、この日もウトウト眠りにつきました。
6日目に続きます。。。