COCORIANGで公式販売されていた、燕尾服と帽子・時計などを含めた小物セットを再現して作ってみました。
今回はミシンでの裁縫以外に、粘土での制作もしています。
目次
燕尾服の製作
燕尾服を作るにあたり、今回は縫い代部分の処理をどうしようかと悩みました。
肩や腕周りはドールに隠れますが、背中側の長いあの裾部分は上手く処理しないと、見えて変になってしまうんですよね…。
とりあえず、同じ生地を2枚重ねて縫って折り返すことにしました。
厚みが途中で変わると変なので全部2枚重ねにしましたが、結構ゴワゴワしてしまって、ドールにはピッタリというかキツめなサイズになりましたね。
袖口にはシャツの一部を一緒に縫うことで、腕がキツくなるのを避けました。でもそれでもゴワゴワなんですけどね…。
いやー公式みたいに綺麗に作るのは難しい!
胸側あたりのシャツも、結構歪ですからね…。今回の洋服作りはかなり苦戦してたなと思います。
帽子の製作
燕尾服に合わせる帽子は、石粉粘土とワイヤーで作りました。どちらも100均で手に入るものです。
こちらは一応シルクハットで、公式写真を何度も見ながら大きさを整えていきました。
つばの部分(ブリム)にワイヤーを仕込む理由ですが、この部分をただ粘土で作るだけだと、薄いために何か衝撃を加えた時に折れやすくなるからなんですよね。
過去に作った粘土作品にも、薄さや細さのある部分にはワイヤーを仕込んでいます。
帽子の内側を少しくり抜きたいので、外側だけワイヤーをぐるぐる巻きつけていますが、もしくり抜かないのであれば、下側全部をワイヤーにしていたと思います。
ワイヤーの上にも粘土を盛って、ヤスリをかけてジェッソ(下地)を塗ります。
下地が乾いたらアクリルガッシュを塗って、最後に仕上げ剤を塗ります。
今回はつや消しの仕上げ剤を使いたくて、近くのダイソーで探したのですが見つからず…。商品として取り扱いがあっても、店によって品揃えって違いますよね。
落ち込みながら夫に報告したら、後日仕事帰りに別のダイソーで見つけて買ってきてくれました。夫から手渡された時は、ほんとに嬉しかったです。
仕上げが乾いた後は、黒のサテンリボンを付けました。
その他の準備
今回のチャームは、昔に購入したネックレスの一部だったものです。
ドールの身に着けるものが、ほぼ毎回のように昔に購入したもののリメイクばかりです。
自分が身に付ける年代ではなくなっても、ドールにはピッタリで似合うというものが多いんですよね。
燕尾服・小物セット完成
全て身に付けてみるとこんな感じで、それらしくは仕上がりました。
ドールアイは公式販売のCat31を使いました。ブルーの猫目だと公式画像と同じになるので、こちらはグリーンにしてみようかなと。
粘着に使うブルタッグをもう少し目立たなくさせたいけど、いつも目立ってしまう…。
お座りさせてみたりもして。
帽子の中をくり抜いてあるのは、耳を隠せる程度に被れるようにするためですね。公式も内側が少し空いていたと思います。
耳にもブルタッグを付けて、帽子と固定してあります。
燕尾服の背中側の丈の長さは、短すぎず長すぎず?にできたかなと。
出来上がりをイメージしながら型紙を作るのは毎回難しいです。
帽子を置いてみたり。
帽子を持ってみたり。
小道具があると、色んなポージングもより楽しめますね。
元々粘土で小物作りをするのも好きだったので、それがドール関係にも活かせたのが嬉しかったです。
全体的に作りが粗い部分が目立ちますが…でも自分で色んなパーツを作れるのは楽しいですね。
金のビーズはできれば小さなビーズを付けた方がしっくりくるのかなと思います。
YouTubeに動画を載せました
先月ほんとは別の動画を載せる予定だったと書いてましたが、それが今回の動画だったんですよね。こちらの編集に取り掛かるのは遅くはなりましたが…。
BGMは早めに決まっていました。貴族風な華やかなものを使いたくて、イメージに合うものを見つけて喜んでいましたね。
動画の途中でイラストが出てくるシーンがありますが、あれはフィモーラのAI作成機能を使って、AIに描いてもらったものです。入力する単語によって描かれるものが全く変わってくるので、自分の想像通りのものを描いてもらうのは結構難しいなと思いました。
今回手がいつもより荒れていまして、手のアップが映る時にボロボロなのが丸わかりで、ちょっと恥ずかしかったですね…。他の投稿者の方は皆さん手元が綺麗に映っているので、私も気を付けなくてはと思いました。
まとめ
Mockaに燕尾服を着せてみたかったので、自分で作ることができて良かったです。
帽子も最初作る時に歪さを心配しましたが、まぁ案外良い感じに仕上がってくれて満足しています。
今後もドール関係で粘土を用いた小物作りにチャレンジしていきたいですね。