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『おうちでバイリンガルの育て方』の本から得られること

妊娠中に読んでいた本の1つ『おうちでバイリンガルの育て方』。

今回はこの本はどういった内容で、ここから何が得られるのかについて書いてみたいと思います。

 

 おうちでバイリンガルの育て方とは?

この本は、両親は日本人でもお金をかけずに、子供をバイリンガルに育てあげた方法について書かれてあります。

4人の母親のそれぞれの実践方法が紹介されていて、各実践方法の最後には大人になった子供たちのコメントも載っています。

話の中で重要な部分には太文字+赤いマーカーが引かれてあり、見出しや各項目のまとめなども見やすくて書かれてあります。本自体も分厚くないので「本を読むのが苦手…」という人にも読みやすいものになっているかと思います。

 

 この本を読んで得られたこと

親の努力が凄すぎる

この本に登場する母親たちは、試行錯誤しながら方法をあみ出して実践しています。

高額な英語教材(例えばDWE)などは使わなくても、手描きで自作の英語教材を作ったり、英語ラジオを録音してかけ流すなど工夫されています。

昔はインターネットも普及していなければYoutubeなどもなかったので、母親たちの努力は相当なものです。

また“日本語の番組を一切見せない”という実践については、親にもかなり制限をかけることになるので、その頑張りにも驚かされました。

お金をできるだけかけずに行うことは、親の本気の努力が必要なことがよくわかりました。

子供をよく見てやる気を引き出す

4人の母親たちは、どうすれば意欲的に英語に向き合ってくれるか、子供たちをよく見ながら取り組んでいます。

英語カード一緒に作ったり、時にはご褒美も用意したり…色んな方法を取りながら、何が自分の子供に合うのかを模索しています。

本のとある項目に、“世間の評判が良いもの(教材)でも、それが自分の子供に向き不向きなのかは、親が見極めていかないといけない”といったことが書かれてあり、確かにそれは大事なことだなと思いました。

教材もしくは自分で用意するにしても、本で書かれている通りに全て実践して、それで自分の子供も英語を得意になるか…といえば必ずしもそういうわけでもありません。

子供のことを一番理解できる親が、その子の好きなこと・得意なことを英語に結びつけながら、一緒に取り組むことが大切なのだということがわかりました。

家庭に取り入れるヒントがもらえる

実践方法は「皆さんもこの方法をやってみよう!」というより、「私達はこのようにやってきました」という内容のまとめになります。

なので色んな実践方法から、家庭に取り入れるヒントが貰えます。先程のやる気の引き出し方についても言えることですね。

「ここまで徹底はできないけど、○○とかならできそう…私に合いそうだし。」など、真似るのは難しいにしても、“自分ならどのように取り入れるか”を考えられます。

実際に使用していたアニメや絵本についても紹介しているので、どういった内容のものが良かったのかもわかるのもいいですね。全く同じものでなくても、似たようなものを使ってみるのも可能だと思います。

4人それぞれ異なる実践法ですが、耳から英語を聴くことの重要性については、同じような考えで実践されている部分も見られました。

「やっぱりとても幼いうちから英語を聴くのは大事なんだな…」というのをこれを読んで思ったので、娘が産まれたら英語CDを聴かせていこうと思いました。

 

 英語教育以外にも得たこと

この本で最初に登場する母親が廣津留真理さんなのですが、昔にテレビ番組の【セブンルール】で親子で出ているのを観たことがありました。

廣津留さんは「ひろつるメソッド」を使った英語教室を運営されており、娘さんはハーバード大現役合格、現在はニューヨークで起業しながらバイオリニストとしても活躍しているという、親子揃って凄い方達なんですよね。

その廣津留さんが、娘さんが幼い頃から英語だけではなく、色んなものに触れさせる機会を与えていたのが素晴らしいなと思いました。

図書館によく通っては絵本やそれ以外の本も見せたり、毎日長距離の散歩をして体力をつけたり、芸術ではクラシックをたくさん聴かせたり…。いろんな知識や経験を蓄積させていたんですね。

また自己肯定感を高める育て方も素敵でした。私は自己肯定感が低いので、そこは特に興味を持ちました。

廣津留さんは本を多数出版されていて、英語本以外に子育て本も出しています。娘さんも本を出版されていましたね。

英語教育だけが育児教育で大切なことではありません。その点に関しても、冒頭の方のみではありますが、教えていただけたのは良かったなと思いました。

 

 まとめ

『おうちでバイリンガルの育て方』は、私にとっては読んで為になる本だったと思っています。

これから出産予定の方やお子さまが乳幼児の方で英語教育に興味がある方は、1度読んでみてほしいです。どのように自宅で取り入れていくのかを考えるきっかけになるかと思います。

我が家では英語教育は今後もDWEを使いながらやっていこうと考えています。でもそれ以外の大切なことも、教えながら伝えていきたいなと思っています。

 


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