あそんでまなべる！アンパンマン カラーパッドを入手しました。
ジャンク品ということですが、不具合を確認していきたいと思います。
目次
ジャンクの症状確認
この製品は単三電池4本で動作するようになっています。
電池を入れて画面を見ると電源は入りました。ということは、電源は問題なさそうなのかな？
でも電源ボタンを押す前に起動したんですよね。これはちょっと怪しいかも…。
画面をタッチしてみると、普通にタッチペンの反応は良い感じです。ホームボタンも反応しましたが、音量ボタンは反応せず、また電源ボタンを押してもOFFにはできませんでした。
電池を抜いて強制的にOFFにした後、再度入れ直してみると、その後は電源すら入らず…。
電池ホルダーをよく見ると錆を発見。さっきは辛うじて電源が入ったようですね。
ボタンの接触は、通電が悪いと反応したりしなかったりとあるのですが、何度押しても全く反応してないボタンがあったので、基板に問題がありそうです。
このことから、今回のジャンクはこう予想しました。
- 電池ホルダーの液漏れ
- 電源ボタン（赤色）と音量ボタン（青色）の接触不良
分解して修理に取り掛かってみます。
- 全ての機械に言えますが、分解するとメーカー保証が無くなります
- 分解・修理・改造は全て自己責任でお願いします
分解の様子
ネジを外して底面を外し、電池ホルダーをチェックしました。
やっぱりマイナス部分には青錆が付きまくってますね。プラス側にも錆があったのは分解してから気付きました。
こちらはボタンの基板部分ですが、ゴムを既に外してしまった状態になります。
ホームボタン（橙色）は錆はあまり見られませんが、他2つのボタンには錆が見られます。写真を撮り忘れて、真ん中は若干削り取ってしまいましたが…。
やはり電池ホルダーから近距離にあったボタンは、ダメージを受けてしまったようです。
修理の様子
電池ホルダーは磨き、リードの付け替え
電池ホルダーは錆をどちらも取り除きました。
元のリード線は内部が錆びて使用できそうもないので、持っていた赤いリード線に付け替えました。
リードが少し長いですが、内部に収まるのでまぁ問題ないです。
ボタンの基板のパターンを磨く
あまり綺麗に見えませんが、ボタンとその他のパターンを磨きました。
パターンは擦り過ぎると、そのメッキ自体が剥がれて通電不可となってしまうので、擦りすぎには注意です。
特に今回のような液漏れでパターンにダメージが出てしまった場合、ダメージ度合いによっては、少し擦っただけでメッキが剥げてしまう場合もあります。
必要な箇所がキラっと反射するぐらいの程度に磨きました。
露出してしまったメッキ部分は、グルーガンなどで覆って空気に触れないようにするのも、今後のためには良かったりします。
以前テレビリモコンを修理した時に施した方法ですね。
仮組みの状態で電池を入れて確認したところ、ボタンの接触など問題が解決できたので、底面をネジで止めて元に戻していきました。
なめってしまったネジは交換
分解作業中に底のネジが1本なめってしまったので、予備のネジと交換しました。
いろんな分解で集めてきたネジの中に、どれかは当てはまるものがあるんですよね。
太さとか微妙に合わないものがあるので、確認していきながら良さそうなものを見つけ、付け替えました。
動作確認の様子
電池を入れて電源ボタンを押すと、このようにアンパンマンたちが現れます。
音量ボタンも問題なく反応し、遊び終えて電源を押すとOFFにもなります。
無事に修理ができて安心しました。基板へのダメージがボタンの箇所だけで良かったです。
まとめ
この製品はは9年前のもので、現在はカラーパッドプラスというのが販売されています。
現在のは若干メニューが増えたぐらいなので、主な部分はほとんど変わっていないかもしれないです。昔のでも機能が結構充実しているんですよね。
知育玩具として遊びながら学べるメニューが盛りだくさんで、1.5歳～5歳まで長く遊べるので、親御さんとしても嬉しいのではないかなと思います。
付属品のタッチペンを撮り忘れてますが、このジャンク品にも付いてます。
以前から欲しかった玩具で、画面も綺麗めで状態も良かったので、手に入って嬉しいです。
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