今日は実家をリフォームしたいという母に誘われて、モデルハウスで開催している相談会に行ってきました。
私は自宅マンションはリフォームしているとはいえ、知らないことの方が多いので色々勉強になりました。
目次
家の図面での思わぬ落とし穴
工事可能かは不明な図面
母は相談のための資料として、家の図面を持っていきました。
金額的に可能であれば、動線をスムーズにするために、ぶち抜きたい壁があることを伝えたのです。
実家は2×4(ツーバイフォー)の3階建てです。通常ツーバイフォーはそれぞれの面で支えるため、ぶち抜いて広くするといった間取りへの変更は結構難しいとされています。
ただ非耐力壁であれば、壁を取り払う工事も可能なようです。耐力壁の場合は、家を守る重要な壁となるため取り払うことはできません。
しかし、実家の図面には「耐力壁」がどこなのかが、わかるように描かれてなかったんですよね…。
耐力壁は最初に確認しておこう
結果、持っていった図面では希望する工事が可能かどうかがわからず、もし耐力壁かどうかがわからない場合は、実際に剥がしてみないとなんとも言えないとのこと。
えぇーっ!剥がして耐力壁だったら工事結局できへんやん…!
チェックしてもらうだけでも、大掛かりな話になりますね。
一応実家に帰ってきた後は、私も他の図面を一緒に探してみましたが、耐力壁がわかるような資料はありませんでした。実家は25年程前に建てた家なので、今の一戸建ての図面などはもっと詳しいものが貰えたりするのかもしれません。
いつかリフォームも視野に入れつつ家を建てる予定の方は、耐力壁はどこになるのかは確認した方が良いですね。建売住宅を購入の方も、耐力壁がわかる資料はもらった方がリフォーム時に困らないかと思います。
2×4工法のリフォームに強い業者もある
色々調べてみると、ツーバイフォー工法でも剥がさずにわかる業者、リフォームを上手くしてくれる業者などもあるようです。
また今回はとある業者のモデルハウスでの相談でしたが、もし以前私が依頼したリフォーム業者に話をすると、また違った答えが返ってくる可能性もあります。
一戸建ての複雑さについて学んだ
自宅のマンションは購入前にリフォーム業者と確認した際、ラーメン構造(柱で支えている)と知ったので、それがマンション購入の決定打となりました。内側の壁をいくつか撤去して、好きな間取りへ変更しました。
一戸建ても、購入する前・建てる前に構造を確認しておかないと、「老後はリフォームしよう」と思っていても、それが出来ない可能性もでてきます。
今日は自宅を減築する費用も確認してみたら、一軒家潰す並みにかかりそうなぐらい高いことがわかりました。安易に減築しようとできるものではないですね…。
3階建ての良し悪しの差は大きい
面積が広くゆとりを持った家になる
3階建てのメリットは、たとえ狭い土地であったとしてもフロア面積は広く取れるので、子供部屋・夫婦寝室・リビング・ダイニング…など割と余裕を持って間取りを組むことができる点が大きいかと思います。
実際、私は実家では伸び伸びを育つことができました。自分の部屋も、家庭によってはそれが当たり前にあるわけではないということも知り、「自分は恵まれた環境だったんだ。」と子供ながら気付いたりもしました。
足腰の変化やメンテの問題
デメリットは、年を重ねて今度は親だけが暮らすとなると、今は階段の上り下りは大丈夫でも、老後は心配になってきます。実家では生活動線が2階・3階になってしまってるのも課題の1つです。
また築年数も古いので、外壁・屋根の塗装などの手入れも必要になってきます。屋根のチェックも2階までなら梯子で可能なところもあるようですが、3階となるとドローン等の撮影でのチェックになったりもするそうです。
作業のため足場を組むのも、2階と3階までなら費用も結構変わってきます。それは仮に建物を解体する際も費用は大きく異なります。
3階建ては世間ではたくさんあるわけで、それはやっぱり家族が生活していくにはメリットが大きいからだと思います。
しかし、年を重ねたり生活スタイルが変わったりすると、今度はデメリットも色々出てくることから、良し悪しの差は結構大きいなと感じました。
まとめ
今日の相談会でリフォームのアドバイスを貰えたことは、母と私にとって色々気付かされたこともあったので良かったです。
結局どのリフォームをするにしても、費用はかなりかかってはくるので、リフォームをするなら母が満足するものになるよう、サポートはしていきたいと思います。
その前にまずは実家の整理となるので、以前から少しずつ手伝ってはいたんですよね。私も自宅の片付けをまた進めていかないとなぁ…。