明日、9月18日はカップヌードルの誕生日です。
1971年の発売から今年で51年目を迎えるんですよね。
今回はその誕生を祝して、カップヌードルの具材をモチーフにしたアクセサリーを作ってみました。
目次
石粉粘土をこねて具材を作る
まずは形作りということで、石粉粘土をこねて具材らしい形を作っていきます。
私は石粉粘土が扱いやすいので、以前作った残りを使います。
カップヌードルの具材で作るのは、たまご・謎肉・ネギ・海老の4種類です。
海老の中にワイヤーを埋め込んでおきます。
石粉粘土はある程度は強度があるとはいえ、細長い作ったものなどは力を加えるとポキッと折れやすいです。
今回作るのはアクセサリーなので、どこかに引っかける可能性も高いことを考えると、ワイヤーを入れて簡単に折れないように対策をしておくと良いかなと思います。
粘土で小さい作品を作る場合は、指で押す度に形が変わって、中々成形が難しいかもしれません。
私の場合は1回で形を作ろうとせずに、ある程度形を作ったら一旦固化させて、その後また粘土を盛ったり削ったりします。
石粉粘土は水を付けるとまた柔らかくなるので、何度でもやり直しができます。ヘラを使うと微調整がしやすいですね。
地道に作業を繰り返すことで、理想の形に近づけていきます。
理想の形になってきたら、ネジヒートンもしくは9ピンを埋め込んでおきます。
普通は着色後からネジヒートンを埋め込むパターンが多いのかなと思うのですが、私はこの時点で埋め込みました。
しかも埋め込んだのは9ピン。主にビーズなどのパーツを繋ぎ合わせるのに使うものだったりもしますが、ここでも使えないことはないです。
パーツを先に埋め込む場合のメリット・デメリットはこんな感じです。
- 粘土に穴が広がりすぎても、修正がしやすく着色も剥げずに安心
- 着色時に、パーツ部分を掴んで色が塗れるので作業がしやすい
- パーツ部分に汚れが付きやすい(何度か擦り取る必要がある)
人によって作業のしやすさも異なるので、好みのやり方で進めていくのが良いですね。
粘土にジェッソ→着色を施す
成形が終わったら、着色前に下地のジェッソを塗っておきます。
これを塗っておくことで色映えが良くなりますし、粘土へのコーティングにもなります。着色時に含まれる水分で、また粘土が柔らかくなっても困りますしね。
着色はアクリルガッシュで塗っていきましたが、最初に薄い色を塗った後は、段々重ね塗りをしてリアルさを出していきました。
筆の水分をティッシュなどで吸い取らせて、毛先を少しパサパサ気味にした状態でポンポンと叩くように塗っていくと、べた塗りを回避させやすいです。
色塗りが終わり乾いたら、埋め込んだ9ピンの汚れを取り除きます。ヘラなどでガリガリ擦ると一応剥がれてくれます。
仕上げにはグロスバーニッシュを塗っていきます。
薄く塗って乾いたら重ね塗りをして、塗り残しがないように、また艶出しもしっかりしておきます。
もしグロスバーニッシュが9ピンに付いてしまったら、これもまた擦って剥がしておきます。やっぱりちょっと手間がかかるかな…。
アクセサリーのパーツを付ける
最後にアクセサリーに仕上げるためのパーツを取り付けていきます。
これからは昔アクセサリー作りに凝っていた頃に買った物で、10年前のものもあったりします。1回パーツを買うと、結構量が入ってたりするんですよね。
なので今回特に買い足すこともなく、家にあるもので作れました。
どんだけパーツ買っててん!って感じですね…。
アクセサリーの完成
具材を各2個ずつチェーンに付けたものは、最後に留め具を付けてブレスレットにしてみました。
腕に付けて振ると、ゆらゆら揺れる具材たち…。
まぁ面白雑貨的な感じですね。
今回のパーツは海老も好きだけど、謎肉も結構気に入ってるんですよね。
具材を1個ずつ付けたこちらは、バッグチャームにしてみました。
バッグに付けると、こちらも具材がゆらゆら…。
バッグチャームの方が使用する機会がありそうですね。ブレスレットは普段は付けて歩くことはないかもしれない…。
でもブレスレットの輪は大きめなので、そちらもバッグに付けるのも悪くはないですね。
YouTubeにも投稿
今回は作品決定から制作開始・動画の完成まで、かなり期間が短かったです。
ネタはあれこれ考えてはボツにしていることが多く、今回はカップヌードルと決定していたものの、どういう作品にしようかというところで中々決まりませんでした。
なんとか9月18日までに仕上げたいと思っていたので、間に合って良かったです。
動画ではアクセサリーを、3分経ったカップヌードルと並べて撮影もしてみました。比較すると結構良い感じできたような気もします。
撮影は頑張りましたが、私のカメラはズームでの動画撮影に弱いので、手元を撮影するシーンでは結構画質が荒くなってしまうのが難点ですね…。
静止画はそこそこ高画質にはなるので、今回はその差が顕著にあらわれています。
手元撮影も高画質な方は、動画撮影向きなカメラを使っているのかなと思います。
まとめ
カップヌードルのアクセサリー、実物大っぽい感じに仕上がってるので、食品サンプルな感じにも見えてきますね。
粘土工作が好きな方や食品サンプル好きな方は、挑戦してみると楽しいかなと思います。粘土は、樹脂粘土や他の粘土だともっとリアルな感じに仕上がるかもしれないですね。
久々の作品作り、具材の再現など色々面白かったです。