おでかけ

母の還暦祝い・お食事編-北京料理・徐園-

母の還暦祝いに予約していたお店は、本格中華が食べられる北京料理の徐園というお店です。

仕事帰りの夫と待ち合わせて、一緒に店に入りました。

 

 前回の記事の続き

今回の記事は、実家で先に花束や誕生日ケーキを渡した後の話になります。

花束を料理店で渡すのも良かったのかもしれませんが、帰る時に荷物になってしまうし、一緒に店に行く予定だったので、花束が最初からバレるというのもありました。

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 中華料理にした理由

お食事を中華料理にした理由は母の希望もありますが、母に中華料理でとある料理を食べてもらいたかったからです。

その料理が“フカヒレの姿煮”でした。

私が産まれているかどうかぐらいの頃に、母は親戚の叔父さんに徐園に行ったらしく、その時に食べたのがフカヒレの姿煮でそれがとても美味しかったのだそう。

私が子供の頃からそのフカヒレの姿煮の話を何度も聞いてきたので、以前にもフカヒレの姿煮を食べられるお店に連れて行ってあげようとしましたが、その時は結局遠慮されてしまいました。

今回のお祝いなら良いかもと思い、懐かしさも感じてもらえるこのお店にしました。

 

 ゆったりできる個室部屋

案内された個室部屋は、扉付きの個室部屋でゆったりできる空間となっていました。

今回は個室飲み放題付きの1人10,000円コース(料理8品)を予約していました。コース料理で姿煮が出てくるのがそのランクというのもありました。

乾杯で飲んだ赤ワインは渋味が少なく飲みやすかったです。

 

 徐園のコース料理

豪華前菜七種盛合せ 

最初に運ばれてきたのが、この前菜の盛り合わせです。

こんな感じで出てくると思ってなかったので、野菜装飾にビックリしました。

鴨やホタテ、伊勢海老などが綺麗に並べられています。

上部にはニンジンの鳥や、薔薇のまわりに蝶が飛んでいますね。

野菜装飾はプラス料金で付くものだと思っていたので、コースで最初からこのような形で出てきてくれて嬉しかったです。

前菜はどれも美味しかったですし、これは後の料理にも期待が高まります。

ふかひれの姿煮込み

次に1人1人に配られたのが、ふかひれの姿煮でした。

よっ待ってました!これを母に食べさせたかった!

ふかひれが沈んでしまって見え辛いですが、薄っすらCとは逆の形をしているのが見えますかね…。蓮華で見えるようにした方がよかったですね。

来るまでは小さいのかもと思いましたが、1人分しっかりとした大きさのが入っています。上に乗っているのは松茸でした。

ちぎって持ち上げるとこんな感じです。

この繊維のような重なった部分が、食べると口の中でほろほろと崩れてバラけていきました。癖が強いのかと思ったらそうではなく、優しい味です。

ふかひれってこんな味だったのか!

なんて美味しいんだろう…。ふかひれもだけど、このスープに色んなエキスをたっぷり入っていて凄いんだけども、味が濃すぎなくてかなり美味しい。

今までふかひれスープしか飲んだことがなく、ふかひれがいるのかいないのかわらかなかったけれど、初めてふかひれを認識しました。

黄金色に輝くスープに、皆で感動しましたね。

北京ダック 

北京ダックは巻かれた状態で登場しました。

皮が薄いですね。中の鶏皮が透けて見えていますね。

この北京ダックは私の中ではかなりツボでした。中の味噌が鶏皮にかなり合っていて、口に入れる度に「うまいわぁ」ばかり言ってました。

北京ダックの下には、スナック菓子の【ふわっと】に似た感じのが1枚敷いてありました。これは一緒に食べる感じなのでしょうかね。

この北京ダックだけをまた食べに来たいぐらい好きになりました。

和牛肉のカットステーキ

お肉は3,4切れを取り皿によそって食べました。

肉が柔らかすぎて、噛んだらすぐ千切れる。脂身も凄い!

良い肉すぎて、よそうのはある意味2切れだけでよかったぐらいです。脂のキャパがきてしまうというのがありましてね…。

良いお肉は私は赤みが多いところの方が食べやすいのかもしれません。

でもこんなに良い牛肉は食べる機会がないので、とろけるようなお肉を食べられてよかったです。

アワビとホタテ貝柱のクリーム煮

大好きなアワビがやってきました。

アワビもホタテも主張がしっかりしていて美味しかったですね。このクリームには両方のエキスが染み出していてたまりませんでした。

貝類はクリームによく合いますね。これをグラタンにしたら最強でしょうね。

美味しいんだけども、お腹がだんだん膨れてきたので、もっと食べたいと思いつつ大皿に残った分を夫に食べてもらったり。

普段大食いをしてしまう私でも、ゆったりご飯を食べるとやっぱりお腹がいっぱいになってきます。

点心二種盛り合わせ 

続いては、シュウマイと小籠包が登場しました。

シュウマイは身がつなぎで誤魔化した感じもなく、しっかり詰まっていて良かったです。

小籠包は見た目では、肉汁がパンパンな感じには見えなかったのですが、蓮華に乗せてかじったら、予想以上に肉汁が出てきて慌てました。

油断しちゃダメですね。肉汁は旨味がたっぷりでした。

母も服には飛ばさずに済んだようでセーフでしたね。

徐園特製揚げもち

皿にコロンと入った揚げ餅が出てきました。

上にたっぷりかかっていたのは粉砂糖でした。表面にはゴマも付いています。

かじると膨れた外側がサクッと崩れ、中の餅が餡子と一緒に出てきました。

食感が新鮮ですね。お餅ですし、食感を楽しむためにもこれは温かいうちに食べたほうがいいですね。

餡子に癒される。次がラストの料理ですね。

本日のデザート

ラストは杏仁豆腐でした。

この杏仁豆腐は普段食べ慣れているものよりも、少し硬めで、表面に少しザラっと感のあるものでした。プリンのような感じではなく、寒天が強めの杏仁豆腐です。

締めくくりにさっぱりするものが出てくれて嬉しいですね。

お腹満腹、大満足でした。

おまけ:徐園 紹興花雕酒

徐園 特選陳8年と書かれた、紹興酒です。

飲み放題なので母が注文すると、この瓶ごと登場しました。

この瓶は登場時から温かったのですが、最後までずっと温かくて驚きました。まるで水筒の魔法瓶みたい。

紹興酒は私はあまり飲んだことがありませんでしたが、「うぐっ!」となるようなあの感じはありませんでした。

回転テーブルにある、砂糖(中ザラ糖?)を入れて飲むと、甘みのおかげでより飲みやすかったです。

中国の健康酒、体が温まって良かったですね。

 

 母がずっと幸せそうで良かった

母は最初の前菜の盛り合わせの豪華さから、徐々にテンションが上がっていき、ふかひれの姿煮を食べた時は「何十年ぶり食べたやろう…!嬉しい!」と、かなりはしゃいでいました。

食べている光景も写真を撮ってほしいと言われたので、ふかひれでも、他の料理でも撮ってあげましたが、とても嬉しそうに笑っていました。

母が紹興酒が回ってふわふわ感の気持ちのいい状態になってくると、「あぁ~こんなに幸せでいいんやろうか」「夢の中にいるみたい」など、今までに見たことがないぐらい喜んでいました。

どの料理も美味しく楽しんでくれたし、幸せそうな母を見てこのお店に連れてきてほんとに良かったと思いました。

 

 まとめ

私は良い中華料理を食べるのは初めてだったので、しっかり堪能出来て嬉しかったですね。

個室も完全に仕切られた空間だったので、家族だけで料理と会話を楽しめて、リラックスできたのもよかったです。

これから先も母には健康で長生きしてほしいですね。

家庭も大事にしつつ、母との時間も大切にしていきたいです。

 


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