先日まで、家で作業をしながらアニメを観てみようかと、スマホでJ:COMオンデマンドで作品を探していました。
その選んだアニメが『暗殺教室』でした。
目次
暗殺教室はどんなストーリー?
タイトルから物騒な雰囲気がありますが、2012~2016年までジャンプで連載されていた漫画が、2015年からアニメ化されています。
アニメは第一期(全22話)、第二期(全25話)で完結となっています。
あらすじ
進学校「椚ヶ丘中学校」の生徒で主人公の潮田渚(男子)のクラスは3年E組。通称「エンドのE組」と呼ばれ、成績や素行の悪い生徒が集められたクラスだった。
E組のみ、校舎は山の上にある木造の旧校舎だった。E組は代々、他のクラスの生徒や先生たちから、バカにされたり除け者にされたりの扱いを受けるのが当たり前という風習があり、惨めな思いをしていた。
どうせ卒業してもロクな将来が待っていないし、頑張っても無駄…という思いが次のE組の生徒たちの中にもあった。
ある日、渚たちのクラスに1人の怪物と防衛省の人間がやってくる。マッハ20で飛行可能な怪物は、空にある月を7割も破壊したのは自分だと言い、「来年の春までに私を殺さないと、今度は地球を破壊する」と宣言して、この3年E組の担当教師になることを渚たちに伝える。
これは怪物からの提案のため、当初は防衛相も意図がわからず困惑したが、この怪物に接近可能なE組に怪物暗殺を依頼し、成功報酬は100億円用意すると伝えた。成功報酬を聞いたことで、戸惑っていたクラスメイトもやる気を出した。
※怪物先生はその後生徒に名前を付けてもらい、殺せんせー(ころせんせー)という名前で呼ばれることとなる。
殺せんせーはE組生徒には絶対危害を加えてはいこと、また殺せんせーの存在・暗殺についても一部の人間以外には知らされておらず、生徒は家族友人にも口外無用という条件のもと、暗殺計画が実行されることとなる。
こうして地球を救うため、また惨めな思いから脱出する大金を手に入れるために、殺せんせーと3年E組の暗殺の日々が始まる。
暗殺が先生と生徒の絆
響きがやっぱり物騒ですが、「暗殺が絆」というような台詞はアニメに度々登場します。
殺せんせーは毎日クラスの生徒から命を狙われるわけですが、先生は生徒に危害を加えてはいけないという条件があります。
殺せんせーには、一体なんのメリットがあるのか…。それは物語の後半にわかります。
殺せんせーの授業はとても丁寧で、生徒1人1人対してしっかり向き合って短所を伝えて、長所を伸ばしてくれます。E組をバカにしてくる他の先生とは違います。
しかし、そんな信頼できる先生と生徒を結ぶのは、“暗殺”です。先生を暗殺しなければ、地球が滅びます。
生徒たちは色々悩み、考え、仲間とぶつかり合いながらも、殺せんせーと自分達のことを考えながら前へ進んでいきます。
最終回では泣いてしまった
最終回の数話前の時点で、ちょっとウルッときたところがありまして、「おっと危ない…泣いちゃうじゃないか。」と思ったのですがね。
最終回で先生と生徒のやり取りでは、もう鼻水流しながら泣いていましました。あそこでBGM入るのも卑怯だわ…。最終回は観てる時は、ご飯食べている時だったのですが、まぁ何度も鼻をかんでましたね。
殺せんせーのラストの方の声とか、とても心情が伝わってきましたね。やっぱり声優さんの表現力が凄い。
観るまでは「これ、人気のある作品だったな。知らないから観てみよう。」ぐらいで、サスペンスなストーリーかなと思ってたので、まさか泣かされるとは思ってませんでしたね。
アニメの映画版の方も観ましたが、ほぼアニメ放送の総集編でした。
なのに、最終回のシーンで1度観ているにも関わらず泣いてました。どんだけ泣くんよ…。
実写版も観てみた
実写版も2本とも映画が配信されていたので観てみました。
渚の役を山田涼介、殺せんせーの声優は二宮和也でしたね。
E組の生徒が山田君もそうだけど、どちらかといえば高校生寄りな体格なので、中学生役というのはちょっと無理がありましたがそれは仕方ないかな。山田君は渚寄りになっていたのか、可愛らしい感じになってましたね。
ニノの声は、アニメの殺せんせーの雰囲気にだいぶ寄っていてビックリしました。結構殺せんせーの研究をしていたのかな…上手かったです。
脚本は削ったり繋げたりとだいぶ頑張ってるなぁと思いました。アニメの内容を全部詰め込めませんしね。アニメでは違う回だった話を、上手いことドッキングさせながら作ってありました。
実写では泣かなかったです。観ながら「ほぅ…そうきたかぁ。」と実写での脚本をふむふむと観ていましたね。
スマホでアニメを観ていた理由
テレビでAmazonプライムビデオとかを観る手もありましたが、今回の作業しながら観るのにはスマホが向いているなと思い、そっちを選びました。
キッチンで皿洗いぐらいだったら、テレビと手元の視線が交互になるのは特に問題ないです。
でも手元の細かな作業をしながらテレビを観るというのは、遠近感的にもちょっとやりづらいところがありました。
裁縫とかしている時なら、スマホの方がちらちらと画面を見やすいですね。
キッチンでも買ってきた食材を大量に切って冷凍する時は、まな板の後ろにスマホを置いて、何か作品を観ながら進めて作業が退屈にならないようにしたりもします。
まとめ
『暗殺教室』は気になりつつ観れていなかったアニメなので、今回全て観ることが出来てよかったです。
観る前に予想していた内容と全然違ったので、先入観だけで判断してはいけないなと思いましたね。「生徒に怪物暗殺とかあり得ない話」と言ってしまったらそれまでですが、漫画・アニメ・映画だからこそ、その世界観を楽しめるものもあります。
また気になる作品が配信されていたら、チェックしてみます。