先月の妊婦健診の血液検査で、私のヘモグロビン量が基準値より少なかったようで、鉄剤を処方されたんですよね。
その鉄剤は私には苦手だと感じてしまう薬だったのですが、その理由を書いてみたいと思います。
- お食事中に読むのに適さない内容も含まれます。ご注意下さい。
目次
処方された鉄剤
こちらがその鉄剤なのですが、なんと真っ赤な錠剤でした。
フェロ・グラデュメットという名前の薬のようです。
錠剤といえば今までは大抵白が多く、色が付いていてもうっすらソフトな色だったりしたのに、これは絵の具をべた塗りしたような赤色をしています。
見た瞬間「うわぁ…」と思ってしまいました。
赤色にMの文字が入っていて、なんだかマリオみたいな薬ですが、ゲーマーな私が喜んで飲めるような薬ではありませんでした。
この薬、色々癖のあるものなんですよね…。
この薬が苦手な理由
色落ちしやすい
ちょっと手が湿っていたり濡れている時に触ると、この色素が落ちて、手に赤色が付くんです。
最初血が手に付いたと思って「どこ怪我したんだろ…?」とか考えてしまったりしたけど、錠剤の色が落ちただけというね。
ちょっぴり気持ち悪いです。
舌に色が付く
薬を口に入れて水で含み、一緒に飲み込むわけですが、後で鏡で舌を見ると錠剤が乗った部分だけ赤く染まっています。
先程の色落ちがしやすいということからわかりますが、色が落ちて舌に付いてしまってるんですね。かき氷のイチゴ味を食べた時のような感じです。
舌を歯ブラシで磨いてみたりもしますが、落としづらいです。
やっぱりちょっと気持ち悪いです。
味がマズい
「錠剤なのに味わうの?」と思われそうですが、飲み込む前に舌にちょっと触れてる間に味がわかってしまうんですよね。
色素が溶けやすいぐらいなので、色素の味なのか、一緒に出てしまっているようです。
その味がマズいんですよね…。一瞬しか舌に触れてないのに、なんとも自己主張の激しい薬です。
なので毎回飲み込む度に、私は顔が歪んでしまいます。
飲むと胃への不快感
薬の副作用として、嘔吐や胃部不快感などがあると書かれてあります。
私は最初飲んだ時、あとから胃がムカムカと気持ち悪くなってきて、吐き気がしました。私は吐くまではいきませんでしたが、人によってはやっぱり嘔吐してしまうようです。
3,4回目ぐらいまでは、やっぱり気持ち悪さがあって薬を飲むのが毎回怖かったのですが、それ以降は段々とマシにはなってきました。
私は薬の副作用は出にくい方かと思ってましたが、この薬ではそれを感じてしまい、最初の頃は気持ちが落ち込んでしまいましたね。
どうしても飲めない方は担当の医師に伝えて、別の薬を処方してもらうという手がありますので、相談してみてください。
下痢気味になる
これも副作用の影響ですが、便秘か下痢になりやすいというのも特徴のようです。
元々酸化マグネシウムでお通じコントロールをしていた私は、この鉄剤も飲むことによって、下痢気味になったので、また調整をして飲むようになりました。
下痢は急にトイレに行きたくなるから、ほんと怖いですよね。特に妊婦の場合、ホルモンの影響で尿道やお尻周りの筋肉の調整が難しくなってくるので余計怖いです。
影響は飲んだ翌日に出るようなイメージですが、毎日飲み続けることになるので、影響が出やすい人は注意した方がいいのかなと思います。
便が黒くなる
これは鉄剤だから仕方がないと思いますが、便が黒くなります。
毎回見る度にやっぱり抵抗がありますね。中々慣れないです…。
鉄分は摂るようにしていたけども
前回の血液検査で、鉄分が足りてないという結果が出たのは、少しショックでした。
というのも、いつも飲んでいる葉酸サプリに鉄も含まれていたんですよね。あと、普段家にいる時の昼食は納豆をよく食べていました。
ただ、葉酸サプリも鉄がそこまで多量に入ってはいないだろうというのと、納豆からの鉄の吸収は結構低いらしいので、期待しすぎていたのかもしれません。
プルーンも以前家の在庫がなくなってから、しばらく注文が空いてしまっていたのも原因かもと。プルーンは薬を処方されてから、またしっかり食べるようにしています。
妊娠中は胎児に鉄分を分け与えることで貧血になりやすくなるため、鉄剤を処方される方が多いそうです。
できれば食事から十分に摂取できれば一番ですが、難しい場合はやっぱり薬でのサポートも必要になりますね。
まとめ
今回は自分が処方された赤い鉄剤について、飲んだ感想を色々書いてみました。
妊婦さんで同じ薬を処方された方が読んだら、飲むのを躊躇うかもしれませんが、頑張ってトライはしてみてください。ただ体に合わない時は無理はしないで下さいね。