実家をリフォームしたい母に、ショールームの見学に付いて来てほしいと頼まれていたので、先日一緒に行ってきました。場所はPanasonicのショールームでした。
過去の我が家のリフォーム経験から、どういった部分を注目するといいかなども含めて書いてみたいと思います。
目次
ショールームの場所は移転していた
実はパナソニックのショールームは以前グランフロントにありまして、私も我が家をリフォームする際に見学したことがあります。
その時にキッチンなども見てはいましたが、どちらかというとメインは建具の方でして、洗面室とLDKの扉をカタログで選んだ実物を見て、最終チェックしてました。
選んだ扉2種は、こちらの記事にて確認できます。
あれからしばらくしてショールームが移転していたんですよね。場所は、大阪ビジネスパーク駅近くになっていました。
ショールームは予約制で、担当者無しのフリー見学できる方を母が2名分予約し、今回行ってきたわけです。
トイレの見学
母はトイレをリフォームするなら、手洗い場を手前に作りたいと話していたので、この辺りも見ていました。
設置での奥行などを色々見ていましたね。メジャーも持ってきていたので、測って撮影してみたりとか。
今回の付き添いは撮影係も兼ねていて、母が「これ撮って」という所を色々撮影してまわってました。
手洗い場はこういったタイプもありますね。
設置にあたってはリフォームの場合、壁からある程度余裕がないと厳しいところもあるかもしれません。新築だと設計の段階で盛り込めますね。
我が家も手洗い場は手前に設置していますが、手が洗いやすいですし、便器に水が跳ねたりしないのでオススメです。
お風呂・洗面台の見学
お風呂では棚が水切りタイプになっているのを見つけて撮影。
他のメーカーはどうだったかな…普通の棚の印象があったかも。
メーカーによって、拘りポイントやオプションなども少し違ったりするので、そういうのも見比べると面白いですね。
洗面台も母が気になるということで撮影。
こんな感じに右側に作業台スペースがあるのが憧れのようです。
実家の場合、洗面台の横に棚を置いてるだけなのでそれを移動させれば設置も可能なんですよね。
テレビ番組【住人十色】では、この作業台を広く取ってアイロンがけに使用しているというお宅も、以前取材されてましたね。
段差のないこういったスペースは確かに便利そうです。
キッチンの見学
水栓金具はどれが好み?
母の好みは、このカーブがかかった蛇口のようでした。
私はスマートな真っすぐタイプが好きなので、好みはわかれましたね。
ゴミ箱の配置も大事
こちらはシンクの真下にゴミ箱を設置できるタイプです。
キャスター付きで手前に楽々引き出せるのが良いですね。作業しながら真下にパッと捨てれるのは、移動距離短縮でいいですね。
こちらは作業台の下にゴミ箱を設置されていますね。コンロは向かいの壁側にあるので、一部対面タイプのキッチンとなっています。
ゴミ箱を配置するメリットは先程上げた通りですが、デメリットはスペースが必要となるため、その分の収納力が落ちるところですね。
そういった面も考慮しつつ、普段の調理場面を想像しながら考えていくと良いかと思います。
対面の場合、奥行きにも注目しよう
対面の場合は65cmではなく75cm以上をオススメします。(先程の写真の対面は80cm)
人の心理的に、端っこに物を置くのって怖いですよね。作業をしていると皿やボウルや色々広げることになるので、壁設置なら落ちる心配は無いけど、そうじゃないと落下を心配して手前に置きがちになります。
我が家は75cmにしたのですが、やっぱりこの10cmだけでも奥行きを伸ばしたことで、作業がしやすく感じているので良かったと思いました。
対面設置を考えている人は、実物を見て手を伸ばして間隔を調べてみたり、どの奥行きが自分に合うかも見てほしいと思います。
カゴは要るかいらないか
シンクは色々ありますが、こちらはオプションのカゴが設置された状態で展示されていました。
母はこういうオプションは設置したい派です。洗ったものをここで乾かせたりするのは、水も切れて便利ですしね。
私も便利さは知ってたものの、設置により洗い場が狭くなるので、フライパンや鍋とか思いっきり洗えなくなるのが気になって、オプションは付けませんでした。
使う人が違えば使いやすさも違いますし、好みは人それぞれかなと思います。
横並びコンロはPanasonicのみ
私が以前見学した時も、パナソニックのこの横並びのコンロは気になってたんですよね。
こちらはIHで展示されていますが、これのガスコンロタイプも販売されています。メリット・デメリットについては、以前のリフォーム記事で少し書いてたので割愛します。
Panasonicのはデザインが洗練されていて、やっぱりカッコ良かったですね。
収納力と引いた感触と
メーカーによって、収納スペースも多少異なります。
ショールームだと、調理器具が入った状態で引き心地を試せるので、そういうのもチェックしてみると良いかもです。
リクシルの場合、上位モデルのリシェルは扉が傾いて引きやすい設計がされていて、重い物でも引っ張りやすいのが魅力の1つでもありました。
コンセントの設置も考えてみよう
パナソニックのコンセントは、シンク近くの下に横並びタイプでありました。良い場所にありますね。
リクシルだと同じような位置で縦型タイプでした。トクラスはこのような部分には設置できなかったので、我が家は反対のテーブル側に横並びのを設置しましたね。
メーカーによって設置場所や形状は異なりますが、コンセントの設置はオススメします。
ハンドミキサーとか、コンセントの長さが大体短めなんですよね。延長コードを使って壁から引っ張ってきても、作業がちょっとやりにくく感じたりも。
私はお菓子作りでハンドミキサーを使ったり、野菜の粉砕でハンドブレンダーを使ったりもするので、キッチン設置のコンセントにはとても助けられています。
色のサンプルも確認してみる
キッチンのカラーは、洗面台・お風呂と比べて選択できるカラーが一番豊富かと思います。
ワークトップ・シンク・扉・キッチンパネルなど、場所ごとにカラーを選んでいく必要があるというのもありますが、扉だけでもマットからテカリのあるものまで、材質も様々あります。
特にキッチンの扉で使用するカラーは色の占める存在感が一番強く、毎日眺めるものとなるので、カラーに失敗すると結構落ち込みます。
いくつもメーカーを見学する際、最初は「私がキッチンに使うならコレかな。」と大体でも良いのでチェックしておき、そのメーカーで発注するとなった場合は、再度足を運んで最終確認しておく方がよいかと思います。
今回のショールームでは、このエリアのダウンライトの明るさが若干オレンジよりだったかもしれませんが、このライトによっても見え方は変わることもあります。
上位クラスのキッチンのメリット
他のメーカーでもそうですが、上位モデルのキッチンは使いやすさと選べるカラーも豊富なこと、あと収納力がとても良いんですよね。
Panasonicの上位モデルはLクラスというもので、このシリーズはやっぱり収納力が抜群でした。同じ幅で設置するなら、やっぱり収納力が大きい方が助かりますものね。
上位モデルだと当然値段も高くなりますが、施工業者によっては上位ほど値引率もそれなりに考慮してくれるところもあるので、予算をみながら選んでみてください。
見学について
カタログの重量には注意
パナソニックのショールームでは、一応各エリアにも薄い冊子はありましたが、分厚めのカタログは受付でお願いすると貰えます。
キッチンだけでも、クラスごとに何冊もあり、お風呂もトイレも…となると結構なカタログ量となります。最初に貰うとかなり重いので、見学後に声をかけるのが良いかと思います。
また母は後日妹とリクシルとタカラを見学に行ってましたが、その時はキャリーバッグを持参して、そこに貰ったカタログを詰め込んだようです。
かなり楽だったようなので、そういう工夫もありかなと思います。
担当者付きだとわかりやすい
メーカーの担当者付きで見学をすると、そのメーカーでの拘り(推し)ポイントがわかりやすいです。
どのメーカーも魅力的に見えますが“どれがどう良いのか”が、イマイチわからなかったりもするものです。
見学でオススメポイントを聞きながら、「他メーカーも同機能があったな」というのもあれば「この良さはこのメーカーだけだわ!」というのも知ることができます。
また「こういう設備変更も可能ですか?」などの質問も気軽にできるので、疑問や悩みもすぐに解消できるのも良いですね。
担当者付きだと説明時間があるため、隅々まで時間内に見るのは少し難しいかもしれませんが、気になる水回りだけ時間をとって貰うのが良いかもしれません。
フリー見学だと自分のペースで好きな時間配分でまわれるので、人がかたまっていない所であればじっくり眺めたりもできます。
どの見学スタイルが自分達に合っているか、メーカーごとにフリーや担当者付きを考えて選んでも良いかなと思います。
まとめ
母は自分が見たかった部分は、時間内に見学できたようで満足していました。
ショールームは平日に行ったのですが、結構お客さん多かったですね。担当者付きだと、ご家族揃って見学されている方も結構いました。
私はその日たくさん撮影した写真を、作成したLINEアルバムに載せておき、母がチェックできるようにしました。
母の中でリフォーム計画の案が、良い感じにまとまってくれたらいいなと思います。