リフォーム前の浴室はこのような感じでした。
ベージュやグレーのカラーで、20年経過しているとはいえ綺麗めな感じでした。
こちらはリフォーム無しも検討しましたが、住み始めてから「やっておけばよかった…」となる可能性も考えられたので、水回りは交換しておくことにしました。
目次
工事中の様子
解体された浴室
洗面所リフォームでも写っていましたが、解体された浴室はこのようになっていました。
最初この浴室は1216サイズが入っていましたが、解体してわかったのが1317サイズが入るということ。解体してみると大きいサイズを入れられるということは意外とあります。
どこかの部屋面積を削ってサイズアップというわけではないので、リフォーム会社さん(以下Rさん)には、サイズアップをお願いしました。
完成前の浴室
ダンボールで保護されつつも、給湯器リモコン以外はほぼ完成な状態です。
選んだ壁パネルの色合いと浴室の広さに喜んでいました。
浴室は水回りの中では、工程表では一番最初に設置される予定となっていました。期間は3日程かけてこの状態にまでなっていました。
リフォーム後の浴室
完成した浴室はこのようになりました。
リクシルのRENOBIO Vへのリフォームです。
浴室は実はそこそこ費用を削っていたりもします。
浴槽から水栓側を見るとこのようになっています。
鏡もなければ、カウンター・収納・タオル掛けもなく、かなりシンプルな状態です。
賃貸で使用していたものを、ここに設置する予定だったのでこれで問題ないかなと。パーツ類は計数万円程のコスト削減となりました。
その後の設置については、こちらの記事に写真を載せています。
設置パーツは費用を削ったものの、壁パネルは1面だけカラーを変えました。当初は全面同系色カラーにしようとしてましたが、Rさんからの勧めもあり、1面だけ濃いめの色にしました。
仕上がりを見て、これを選んでおいて良かったと思いました。
浴槽と排水口について
リフォームで実現した広めの浴槽
1316にサイズアップできたので、浴槽はラウンドライン浴槽を選択しました。
角ばったストレートライン浴槽もありましたが、こちらの方が見た目も好きでした。最近の浴槽は配管の取り方が工夫されており、昔より広めに確保できるようになっています。
リフォーム前と見比べるとサイズアップしているのもありますが、浴槽が結構広くなったように感じました。
浴槽は保湿構造の高いサーモスバスというのもありましたが、風呂蓋無しが希望だったので、普通の浴槽を選択しました。
家族が何度か入ると冷めてしまいますが、その時は追い炊きでなんとなるかなと。風呂蓋はカビの温床にもなるし、置き場で邪魔になるので選択しませんでした。
お手入れ簡単な排水口
うずを起こして洗浄し、まとまったゴミを捨てやすい、くるりんポイ排水口です。
ヘアキャッチャーを外しての排水口掃除も簡単になっています。我が家のリフォームの決定打にこの排水口関係も影響しています。
リフォーム前の浴室は、排水口周りが掃除しにくそうな構造でした。排水口がこの1箇所だけだと、掃除がしやすく衛生面にも良いと思いました。
お風呂を沸かしてみる
冬以外はほぼシャワーで過ごす我が家。
しかし湯船に浸かって確認もしたかったので、お風呂を沸かしました。
給湯温度が50℃になっていますが、水栓側はお湯と水を混ぜて出てくる構造となっているため、高めの温度設定が推奨されています。
お湯の温度が変動しないためにこのようになっているのですね。浴槽側は設定温度通りのお湯が出てくるようになっています。
浴槽目盛りは標準の6の状態で沸かしてみました。Rさん曰く、選択した浴槽により標準設定でも多い少ないというのはあるようです。
我が家のお風呂では標準設定はどうなのかチェックですね。
お風呂を沸かしてみると結構湯量が多いことがわかりました。
沸かすまでに約17分程かかりました。この浴槽だともう少し目盛りを下げた方が良さそうですね。
浴槽は広くなりましたが、このサイズでも足は完全にピンと伸ばすことはできません。
ですがゆったり感があるので、もたれかかって湯船に浸かるのが気持ち良かったです。
給湯リモコンは温度変更でも喋りますが、お湯はりがもうすぐ終わる頃にもアナウンスします。そして完了後も、音楽が流しながらお知らせしてくれます。
今時のリモコンは何度もお知らせしてくれるのですね。
仕様や費用など
浴室構造の選択
メーカー・種類 | LIXIL リノビオV |
---|---|
浴室サイズ | 1316 |
壁パネル | Lパネルアクセント張り |
照明 | スリム照明(LEDランプ) LDA-C1-2A |
浴槽 | ラウンドライン浴槽(サーモスバスS無し) |
洗い場側水栓 | 壁付けサーモ水栓 |
シャワー | エコフルシャワー |
カウンター・収納・ミラー | 無し |
ドア | フリーサイズドア額縁 |
換気設備 | 天井換気扇(2室換気) |
浴槽加工 | 浴槽追い炊き加工・循環アダプター |
こちらが選択したものになります。
費用は解体費も含め、約60万円ほどになりました。
Pシリーズの標準仕様から費用を色々削ったりしています。浴室サイズアップや壁パネルの若干拘りも入っていますが、費用をそこそこ抑えることができたと思います。
カラー選択
アクセントパネル鏡面 | HN662 ウォールナット |
---|---|
ベースパネル | LE701 ホワイト |
浴槽 FRP | NW1 ホワイト |
エプロン | FW1 ホワイト |
床カラー | N86 ホワイト |
選択したカラーについてはこのようになっています。
写真の撮り方により色合いが少し違って見えるかもしれませんので、参考程度にお考え下さい。
リフォームの総費用についてはこちらに記載しています。
浴室リフォームでのポイント
浴室選択は幅広く、費用調整も可能
選択した浴室構造をご覧いただくとわかる通り、選択項目は多いです。
費用を大幅に掛けることもできれば、かなり抑えることも可能ということです。
人によっては浴室で過ごす時間が一番大事な人もいます。湯船に浸かり、動画を観たり音楽や読書を楽しむ方もいます。そういう方は浴室にお金をかけるのも大切だと思います。
一方、我が家のように普段シャワーでほとんど済ませてしまう人もいます。浴室は体を綺麗にできればいいという考え、長風呂をあまりしないような方です。そういう方は浴室での費用を抑えるのは良いかと思います。
我が家では浴室費用を削った分、キッチンの方へ費用をかけています。
浴室はそういった意味でも、費用調整がしやすい部分だと思いました。
マンションにより設置不可の設備もあり
これは浴室だけに限りませんが、リフォーム箇所によっては設置できないものがあります。
今回の浴室の場合、換気乾燥暖房機の設置が不可でした。理由は1世帯の電力使用量が上がるためです。
元々マンションでの規定量の電力使用をオーバーする可能性があるからです。
そのため電力のかかるものは当初設置されていない設備は不可となるケースがあります。もし元々設置されているものの交換であれば出来たと思われます。
今回は工事前にRさんから管理会社へ事前確認してくれました。マンションにお住まいの方は、希望する設備が設置可能かを事前に調べる必要があります。
まとめ
浴室リフォームは選択の幅広さから個性の出やすいところですね。
居住中のリフォームも一応可能ですが、数日間お風呂に入れないのが少しネックですね。結果としては引っ越し前にリフォームして良かったと思っています。
今回の設備と費用が、検討中の方に少しでも参考になれればと思います。