日々のこと

虫刺されのキンカン、子供の頃の記憶

皆さんが子供の頃によく使っていた、虫さされの医薬品はなんでしょうか。

私はタイトル通りキンカンで、実家にはファミリータイプのがありました。

 

 よく蚊にさされてキンカンを

子供の頃は夏に外で遊んでいたり、家族でBBQをしたりしてると、よく蚊にさされていました。

あまりにも刺されるから、ある日数えてみたら1日で両手両足10ヶ所以上さされていたこともありました。どんだけ無防備やねんって感じですが。

蚊にさされた箇所を「かゆい~!」と搔きむしっていると、「そんなに掻いちゃあかんで」と父が救急箱からキンカンをよく持ってきて、ポンポンと塗ってくれました。

当時家にあったのが容量たっぷりめのファミリータイプで、今と同量であれば100mlだったと思います。

塗るとスース―して匂いも独特なあのメントール。掻きむしり過ぎて塗った瞬間「ぎゃ~!しみる~!」と笑いながら苦しんだのも良い思い出ですね。

 

 今のキンカンはリニューアルされたデザイン

キンカンの公式サイトでパッケージを確認してみると、昔家にあったデザインとは今は異なるものになっていました。

ロゴも変わっていたので、新パッケージを見ても「あれ?キンカンこんな感じだったっけ?」となるわけですが、でもキンカンに限らず、時代と共に色々デザインも変わってきますよね。

 

 キンカンの特徴とは

虫さされだけじゃない効能・効果

キンカンのことを公式サイトで見ていて驚いたのが、その特徴の部分。

キンカンは有効成分が複合的に作用して、すばやく患部の熱を奪い去り、局所刺激を与えることにより、かゆみや痛みの伝わりを抑制し、虫さされ、かゆみ、肩こり、腰痛、打撲、捻挫に対して優れた効果を発揮します。

 

虫さされだけに効果があると思い込んでた…!

 

そう、子供の頃は気付いてませんでした…。

完全に虫さされのための薬品だと思ってました。説明書きを全く読んでなかったんでしょうね…。

だから容量の多いボトルを見ながら「虫さされにこんなに使わんやろ…」と思ってたんですが、それだけに使うならそりゃそうですよね。

肩こりとか腰痛の人も使うなら、これぐらいたっぷりある方が安心です。

キンカンは虫さされに効かないの!?

キンカンを使ったことがある人は「虫さされに効かない!」と思ったことが、過去にあるかと思います。

キンカンの役割は、かゆみや痛みを抑制するということから、自ら患部に触れないようにして、早く自然に治癒させるのが目的というところがあります。

塗ったら治るお薬ではない、ということですね。

虫さされをずっと掻きむしっていたら、ずっと腫れたままで血も出てきたりして、治るのが遅くなります。

キンカンは早く治るための手助けのような役目なので、そのように理解して付き合っていくべき医薬品ということになります。

 

 長年家にあり続けたキンカン

使用期限が7年過ぎてもあった

キンカンのボトルの側面に使用期限が書いてあったのですが、私が思春期を過ぎても同じボトルが家にあり続けたので、その頃は使用期限がとっくに7年も過ぎていました。

しかもまだそれなりの量が残っていたんですよね…。蓋を開けてみると、匂いは昔よりだいぶ飛んでいながらも、スース―したあの感じは少し残ってました。

なんで誰も捨てないねんって思いながら、自分も捨てませんでした。

肩こりにあまり使われなかった

子供の頃、両親は度々肩こりにはなっていましたが、父が肩こりの時は私か妹が頼まれて、肩揉みをしてあげてました。

「え~」と面倒くさそうに渋々やってる時もありました。父の肩を揉む時はかなり力がいるため、親指が痛くなるのもあって、嫌がることが多かったんですよね。

母が肩こりの時は、私達に頼んだりしなかったのですが、「肩揉みしてあげる」と揉んであげたりしました。

でも母の肩は繊細なようで、ほんの軽く押しただけで「痛い!」と父とは真逆の反応なので、肩揉みの加減が難しかったんですよね。

母の肩揉みは父が上手かったので、結局いつも父が揉んでいました。

父が腰痛の時は肩揉み同様に私達に頼むので、たまにグイグイ押してマッサージをしてました。

こうして実家では、キンカンは肩こりや腰痛では中々登場する機会がありませんでした。

ちょっと可哀想なキンカン…。

その後、ついに処分される

実家で長寿を迎えたキンカンでしたが、数年前にキンカンがどうなったかを母に聞いてみたところ、処分したとの答えが返ってきました。

「おぉー!ついに…!」と思ったのと同時に、少し寂しい気持ちにもなりました。

子供の頃の思い出が少し蘇ったというのもあるかもしれませんが、まぁ使用期限の切れたものをいつまでも置いておいても仕方がないので、処分は大事ですね。

 

 夫はムヒ派だった

夫に使っていた虫さされの薬品を聞いてみたら、子供の頃に使っていたのはムヒだったようです。キンカンじゃなかったかぁ…。

昔、ムヒやウナコーワクールのCMを観た時は、子供ながら「シャレたデザインやな」と思ったことがあります。家にあったキンカンは昭和感が強かったんですよね。

多分その間キンカンもリニューアルしているかもと思いますが、家にあったのがレトロなキンカンだったから気付かなかったんでしょうね。

 

 今は虫さされの薬品を買っていない

今は我が家には、虫さされの薬品は買ってないです。

ベランダで植物を育てているから、夏も収穫したり剪定したりでしばらく外に出ていたり、毎日の水やりで何度も網戸は開け閉めするのですが、蚊の被害は滅多になかったですね。

汗っかきだから寄ってくるかと思ったけども、血がまずそうなのかな…。

夫も外で活動することが割と多いですが、蚊には滅多にさされていないようです。

いつかはまた虫さされのを買うかと思うのですが、その時にどのメーカーのを買うかはまた考えようと思います。キンカンをまた買うのか買わないのか…。

 

 まとめ

キンカンは虫さされ以外に、肩こりや腰痛にも効果があるということで、容量の多い100mlタイプも出ていたんですね。

今は仕事をしていた頃と違ってあまり肩こりになることはないですが、もしなった時に塗ってみたら、痛みが緩和されて楽になっていたのかも。

キンカンは捻挫や打撲などの用途でも活躍するので、スポーツなどをする人にも良いのかもしれませんね。

 


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