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アニメ『ポケットモンスター』サトシの最終回を迎えて

先月の24日、アニメのポケットモンスターは、この日の放送でサトシとピカチュウの代が終わりを迎えました。

思い出を振り返りながら、色々書いてみたいと思います。

 

 初回放送の頃の思い出

子供の頃、CMか何かでポケモンのアニメ化を知った私。でも当時はタイトルぐらいしか知らなかったんですよね。

「そういえばクラスの男子たちが、ポケモンの話とかしていたな…」といった感じで、ゲームの存在は知っていたけど、具体的にどんな内容のものかよくわかっていませんでした。

でもアニメ好きだった私は「とりあえず内容が気になるから観てみよう。」と思い、初回放送の日時を覚えておきました。

放送日は家で妹と一緒に観ていました。可愛らしいピカチュウ、ギャグ要素にハラハラする場面、真面目なシーンも描かれており、とても面白く感じました。

この第1話で次の展開がどうなるのかとワクワクした私と妹は、次の放送もずっと観ていくことになったのでした。

 

 26年間も続いたサトシとピカチュウ

第1話のあらすじ

主人公のサトシはマサラタウン出身の10歳の少年。10歳になるとポケモン1体を与えられ旅に出ることができるが、旅立ちの朝に寝坊してしまう。

ライバルたちは先にポケモンを選んで出発しており、遅刻してきたサトシに残されていたのはピカチュウのみだった。

そのピカチュウが、持ち主にも懐かない気難しいポケモン。モンスターボールに入るのも嫌がり、サトシの指示にも無視で、2人の仲はとても悪かった。

果たして、この2人の旅は上手くいくのだろうか…。

 

そう、最初2人の相性は悪かったんですよね。でもあることをきっかけに彼らの距離が少しずつ縮まって、かけがいのない親友になっていくのです。

パーティメンバーが変わりながら

アニメ『ポケットモンスター』の第11話より

サトシはピカチュウと旅に出るわけですが、途中からカスミとタケシが仲間が加わって共に旅をします。私はこの初期メンバーが大好きでしたね。

このカスミとサトシはゲームでも登場しますが、仲間になる要素はないので、アニメオリジナルの設定になっています。

最初ポケモンの数は151匹のみでしたが、ゲームの発売されていくにつれてポケモンの種類も増えていき、それに合わせてアニメも内容がチェンジしていきます。

初期メンバーもそれぞれの理由で別れることとなり、サトシはまた新たな仲間と出会い、共に旅を続けていくことになるんですよね。

サトシの手持ちポケモンも、新しいポケモン達にシフトしていくわけですが、ピカチュウだけはずっと一緒に旅を続けていくこととなります。

このサトシとピカチュウの旅が、26年間も続いたわけなんですよね。ほんと凄いです。

 

 ポリゴンショックを乗り越えて

昔からポケモンを観ていた人なら知っている、ポリゴンショック事件。

アニメ第38話『でんのうせんしポリゴン』にて、激しいフラッシュや点滅などが多様されていたために、それを観た大人・子供が体調不良を訴えて、700人近くが病院に運ばれたという事件です。

当時300万人以上が観ていたと推測されているので、割合では低くはなりますが、それでもそれだけの人数が病院に運ばれたというのは異例のことです。

実は私も妹とその放送回は観ていて、テレビの近くでガン見していたのですが、幸いなことに体調は悪くなりませんでした。夫も当時の放送回観ていたようですが、大丈夫だったようです。

この事件によりアニメは放送休止となり、ポケモンは悪のようなことを世間から言われるようにもなり、当時は色々悲しかったですね。

もうこのままアニメが終了してしまうんだろうな…と思うほど。

でも全国のファンから放送再開の意見が数多く届き、休止4ヶ月後に放送が再開したんですよね。あの時はほんとに嬉しかったです。

それからはまたポケモンを観るようになりましたね。

 

 初映画のポケモンについて

以前も書いてましたが、ポケモンの初映画作品『ミュウツーの逆襲』は、ほんとに良く出来ている映画でした。

あらすじ

ミュウというポケモンの遺伝子を元に人工的に作り出されたポケモン、ミュウツー。

「自分は何のために生まれてきたのかー」、自分の存在意義に対してミュウツーは苦しみ続け、自分を生み出した身勝手な人間たちに失望し、人間へ復讐する計画を実行する。

物語終盤、ミュウツーは、【本物】のオリジナルであるポケモンと、それらを【コピー】して生まれたポケモンとを勝負させる。

本物とコピーの対決、果たして勝負はつくのだろうか…。

重い題材の考えさせられる作品

映画公開の数年前〔ひつじのドリー〕というクローンの羊が誕生したことが世間では話題になっていたので、タイミング的にクローンについて色々考えさせられますね。

本物とコピー、どちらも同じ生き物。重い題材ながらも、アニメを通じて子供たちに大事なことを教えてくれる作品でした。

エンディングまで深い

小林幸子さんが歌うエンディング曲『風といっしょに』も、当時映画館で聴いて感動していました。

歌詞は命の誕生から始まり、歳を重ねて出会いと別れを繰り返しながら、旅を続けていく話に繋がるので、サトシたちことを物語るものとなっています。

映像にはサトシ・カスミ・タケシたちが、各地を旅している様子が流れているのですが、カメラアングルが3人から少し引いていて、雄大な自然の中などを歩く様子が曲の壮大さと合っていました。

曲のサビは、“それぞれの夢や希望を掴むまで道を歩み続けよう”といった内容の部分があるのですが、これはサトシたちだけでなく、ミュウツーたちのことにも言えますね。

映画の内容と曲も含めて、この作品はポケモン映画の中では最高傑作だなと思います。

CGへのリメイクも

初映画作品から21年後、『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』というタイトルで、CG作品としてもリメイクされました。

当時の作品の方が好きではありますが、若い世代にも受け入れやすいかたちで、作品を知ってもらえたのは良かったと思います。

 

 久々のアニメ、最終話を観て

自分が年を重ねるごとにポケモンアニメは段々と観る機会が減り、大人になってからは、Amazonプライムビデオで歴代の映画作品だけを観るようになっていました。

先月、サトシの代が最終回を迎えるということでヤフーニュースにもなっていたので、「ポケモンと言えばサトシとピカチュウだったけど、ついに終わりを迎えてしまうのか…。」としんみり感じ、最終回だけ久々に観ました。

絵柄も放送当時からは随分変わっていましたね。サトシがライバルのシゲルと再会し、今までの冒険を振り返って1つの答えを出して、また新たに進もうとする姿はサトシらしかったです。

エンディングが懐かしの人気曲を使っていて、歌詞の一部がアニメのワンシーンで登場していたのは、にくい演出でしたね。曲といい、最後は涙を誘いますよね。

 

 新作と旧作について

今夜の放送から、ポケットモンスターは新たな主人公に変わってアニメがスタートします。

今作から主人公が2人になるようで、設定も色々変えられているのですね。次からはどんな冒険になるのでしょうね。

最終回を迎えたサトシの代ですが、Amazonプライムビデオでは26年前の第1話から観ることができます。最近は夫と録画番組を観つつも、懐かしのポケモンも観たりしています。

当時を知っている世代の方もそうでない方も、ポケモン好きな方は初期の頃を観てみると、今との違いに懐かしさや面白さを感じるかもです。

 

 まとめ

ポケモンのアニメのおかげで、ゲームのポケモンにも興味を持つようになりました。ポケモンはアニメもゲームも、男女問わず楽しめる作品で凄いですね。

アニメではサトシとピカチュウの旅は終わってしまいましたが、声優さんが最後までずっと変わらず続けてくれたのは嬉しかったです。

ポケモンにはまだサトシが色濃く残っていますが、新しい主人公も頑張っていってほしいですね。

 


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