我が家は昨年購入したマンションになりますが、探し始めた当初はこんなに早く買うことになるとは思ってもいませんでした。
今回は自分達が物件探しをした時期や理由、タイミングについて書いてみたいと思います。
目次
家について夫婦で考える
一戸建てorマンションについて
私と夫は、共に実家は1戸建てですが、1人暮らしの頃にマンション生活もしています。
なので、一戸建てとマンションの良し悪しというのが、住んだ経験から色々知ることができました。
結婚後は賃貸マンションに住み始め、結婚したその年から、“将来どういった家で生活をしていきたいか”を考えました。
まずは一戸建てが良いのか、マンションが良いのかについてです。
母は実家に住んでくれても構わないという感じではありましたが、老朽化や日当たりの悩み・リフォーム費用問題…等色々あり、実家に住むことは考えませんでした。
私も夫もマンションでの生活を気に入っていたので、これから先もずっとマンションで考えていこうと意見が一致しました。
賃貸と持ち家での総金額を算出する
マンションで今後も生活するにあたり、“いつまでこのマンションで生活するか”を考えました。
当時住んでいた賃貸マンションは、築30年の間取り2DKでした。日当たりの良さをとても気に入っていましたが、2人で住むには何とかなるけど、子供が産まれてその子供が成長していくとなると…厳しいなと感じました。
そこで、ずっと賃貸暮らしだった場合と、持ち家だった場合のそれぞれにかかる総金額を計算しました。
賃貸だと引越しの費用が何度か必要かもと入れてみたり、持ち家はローンの金額をいくつか出してみて、それを毎月での支払いで無理なく出せる金額はどれかを調べたりしました。
結果、高すぎない価格のマンションを購入するのであれば、持ち家の方が賃貸より得ということになったので、「その価格に収まるマンションを探そう」ということになりました。
この得という考えは自分達の場合はそう思ったというだけで、賃貸と持ち家はどちらも良し悪しがあるので、どこに重きを置くかによって考え方は異なります。
いつまでに欲しいのか
マンションを買った方が得とわかったけども、いつまでに購入しようか期限を考えました。
考えた結果、5~6年以内に購入しようと決めました。理由は、子供が産まれて小学生になる前に購入していた方がいいかもと思ったからです。
引越しする際、子供は友達と離れ離れになるとショックを受けるかもと思ったので、小学生の頃はずっと同じ学校に通わせてあげたいと考えていました。
幼稚園の頃でも友達と離れたら悲しいとは思いますが、数年猶予があれば理想の物件が見つかるかなと。結局親の都合になってますね…。
半年後、物件を探し始める
結婚したのが5月、その後家について考え、物件探しを始めたのは12月頃です。
期限は5~6年と定めているのに、えらく早い時期から探し始めるんだな…と思われるかもしれませんが、探し始めるのは早い方がいいです。
というのも、次の項目で説明します。
早くから探し始めた方が良い理由
物件情報を蓄積できるから
物件を探し始めた頃は、その物件が自分達にとって良いのか悪いかの、見極めが難しかったりします。
住みたい地域のマンション情報を集めていると「駅からこの距離はなぁ…」とか「価格は高いけど、間取りと景色が良いかも!」とかを考えながら、そのエリアの平均な価格帯もわかってきます。
長い期間調べて情報を蓄積できていれば、その日新しく出た物件情報も判断がしやすいんですよね。良い物件はすぐに買い手が見つかってしまいます。
「またこの良さそうな物件が出てくるかも…」と思ったら2度と出会えなくて、悔しい思いをすることもあるので、その物件が希少なのかもすぐに判断できた方が得もします。
物件との出会いは一期一会
物件は売ってくれる人がいるから、探している人は購入ができます。
自分が1年以内、半年以内にほしいというタイミングから探し始めた時、運良く理想の物件が出回っているとは限りません。
先程の内容と被りますが、もし数年前から探し始めていれば、その頃に見つかる可能性は、期限が迫った頃よりかは高いです。
なので、数年後までにと決めていたなら、その頃から探し始めても良いのではないかと思います。
気持ちに余裕が持てる
物件を見ていると、良し悪しの判断で「うーん…」と微妙な反応をしてしまう時もあります。
例えば「これは立地も間取りも良いけど、ちょっと気に入らないところもあるのよね…。」みたいな感じです。
もし購入期限が差し迫っていれば、早く購入しないと…購入を決めてしまうのかもしれませんが、そうでなければ「乗り気じゃないものは無理に買う必要はない。」ときっぱり諦められます。
自分達が「これだ!」と思える物件に出会えるまで、長くじっくり探すことができるのです。
家賃が抑えられる
もし良い物件が早く見つかって購入できれば、それだけ賃貸生活での家賃の支出を抑えられます。
家を買うと決めていたなら、その分ローンの返済に充てられる方が家計的にも助かります。
私達が購入を決めたマンションについて
アプリで情報を集めていた
ずっとスマホでマンションは調べていました。マンションサイトはいくつかあるので、アプリを入れていたんですよね。
日々チェックしては夫と互いに報告し合い、物件についてよく話し合ってました。その頃探していたエリアは、4ヶ所ぐらいあったので各エリアを検索かけては、じっくり見ていましたね。
マンション見学も1月下旬頃から考えて、2月頃から近所のマンションやチラシに載っていた物件も実際に見に行ったりもしました。
購入したマンションは、見学しようとした時には、最初に提示されていた金額より少し値下げされた状態で出ていました。
「もしかして売り主さんは早くに手放したいのかな」と思いつつ、不動産で見学したいことを伝えて日程を合わせてもらいました。
リフォーム前の家だった
この家の情報を言いますと、築20年程経っているリフォーム前の物件でした。
もし不動産に予めリフォームされた物件だと、理想のリフォームではないのに、上乗せ金額が高いということにもなります。交換された水回り関係は、あまり良いグレードのが入っていないというのも結構あります。
なのでお金を出すなら、自分で好きなリフォームをする方が良いなと思い、リフォーム済みなものはあまり探していませんでした。
築30年以上だと水回りをリフォームされた物件は結構出回っていましたが、20年ほどだったこの物件は手を付けられる前だったので、お得な価格で出ていました。
見学前にリフォームをまとめる
どういうリフォームがしたいのか、何を確認しておきたいのかを紙に書き出しながら、漏れがないようにしていました。
後から聞き忘れて、それが重要な部分であると困るからです。廊下を短くすることや、和室を洋室に変える際に不要な壁は取り払えるかなど、大事な部分はまとめていきました。
理想のリフォームが可能
居住中のマンションで、時間を区切って1組ずつの見学タイムだったので、リフォーム業者に理想とする工事が可能かを、現地を見ながら話し合いました。
業者は寸法を測ったり、写真を撮ったりと細かくチェックしてました。多分見学者の中では、私達が一番長かったんじゃないかなと思います。
私はベランダの景色を見せてほしいとお願いして外へ出てみたのですが、景色の良さに感動しました。
理想のリフォームができる時点でも購入の決め手になりましたが、景色が良いというのも「ここに住みたい!」という気持ちを高めてくれました。
夫が売り主さんに売却理由を聞いたところ、引越し予定が先に決まっていたのが理由だったようです。なるほど、それで値下げされてたのかなと思いました。
しかし見学はこの日は自分達で数組目ということで、結構いろんな人が見に来ていることがわかりました。
購入申込みは2番目だった
見学後は、不動産担当に購入意思があることを伝えました。
しかし、既に購入申込みがされていて、私達は2番目でした。
「あぁ…こんなに気に入っていたのに一歩遅かったのか…。」とショックを受けましたが、担当者から、1番目の方は値下げ交渉をしているので満額購入を伝えれば買えるかもしれないと伝えられました。
物件価格は元々自分達にはお得と思う価格だったし(1度値下げされているのは見たし)、2番手で購入できるチャンスはこれしかないので、満額購入の意思を伝えました。
後日、1番目の方は満額での購入を諦めたと聞き、購入権利が自分達に回ってきたことを知りました。1番目じゃなくても、こうして回ってくる可能性はあるので諦めてはいけませんね。
調べるのが遅かったら
もし物件を調べ始めるのが遅かったら、私達はこのマンションのことは知ることもなく、1番目の方が値下げ交渉成立で購入していたのかもしれません。
そして、今も私達は前の賃貸で暮らしているのかもしれないです。
このマンションの物件は、この10年間に3件程しか売りに出されていなかったようなので、購入タイミングが遅かったら、あと数年かそれ以上待つのかも…と思いました。
しかもまた上の方のフロアが販売されるとも限りません。
なので今のマンションとのご縁があったことは、ほんとに良かったと思っています。
まとめ
マンションを探し始めてまさか数ヶ月で購入することになるとは、自分達も驚きましたが、チャンスはいつ訪れるかわからないので、情報を早くから集めておくのは大事です。
良い物件が見つかった時、資金も互いに独身時代から貯めたお金があったので、何とかなりました。しっかり貯めていて良かったです。
今の家と共に、私達も年を重ねていきたいと思います。