11月になっても室内に日光が入ってくるおかげで元気にしてるパキラですが、実は先月は少し危ない状態でした。
目次
パキラの葉が黄色くなって枯れてゆく
先月、パキラの葉が1枚ずつ葉が黄色くなるという現象が起きました。
黄色く変色した葉はしばらくすると落葉しました。そして残った葉の内のまた1枚が同じように黄色くなって枯れていくということを繰り返したのです。
最初は季節が秋らしくなったからかと思いましたが、日光がいつも部屋に降り注いで気温も暖かめだったし、日照不足も考えられません。
日が経つにつれて、1枚また1枚と枯れてゆくので、何とかこれを食い止めないとと思いました。
昔の記事にパキラに3枚だけの葉が実は写っています。
枯れる原因は何か
原因を考えた結果、土に栄養がない状態かもと思いました。
観葉植物のアンプルはたまに挿していたけども、私が挿していたのは活力剤で栄養剤ではないなと…。栄養不足なら葉を落としてしまいますよね。
肥料は目的に合わせて3要素の配合比率が異なります。
なので草花から野菜まで幅広く使えて人気のハイポネックスと、主に花を美しく咲かせるのに向いている花工場と、配合比を比較してみることにしました。
液体肥料 | 窒素 | リン酸 | カリウム |
薔薇用 | 4 | 7 | 5 |
ハイポネックス | 6 | 10 | 5 |
花工場 | 8 | 10 | 5 |
リン酸についてはどれも一番比率が高いですが、窒素はものによって含まれる量が結構異なりますね。
この配合されている要素はそれぞれ成長を助ける箇所が異なります。
窒素 | リン酸 | カリウム |
茎と葉 | 花と実 | 根 |
なので目的に合わせて肥料は変えた方が良いのですよね。
でも私が持っているのは薔薇用のみだったので、パキラにはこれを使用しました。
液体肥料をいくつも買うと場所を取るのがちょっと…。こんなやり方で大丈夫なんでしょうかね。
枯れる原因への対処法とは
パキラに薔薇用の肥料をあげることに決めましたが、まず最初に薔薇用の活力剤をあげることにしました。
アンプルも大丈夫なのか不安になったので、薔薇に活力剤を撒くついでにパキラにもあげました。これでまず根がしっかり成長してくれたら、栄養も吸い上げやすくなるはず。
そして7~10日後に薔薇用の液体肥料をあげました。
それからしばらく様子を見てみました。
その後のパキラの様子
こちらが現在のパキラですが、葉が黄色になる現象は止まり、落葉もしなくなりました。
今月も1回、同じ液体肥料をあげています。
5枚葉のものがありますが、以前1枚落ちた後に止まってくれました。
こちらは活力剤&肥料をあげてから成長した葉になります。
なんとなく葉の横幅が長くて、全体的に丸っこくふっくらしている形に見えないでしょうか。この葉が、今育っている葉の中では一番大きな葉になります。
撮影の角度が悪いのもあって、ちょっと分かり辛いですね。
こちらも肥料対策後に生えてきたもので、先程の2番目の葉になります。
こちらの葉だと、ふっくらしてるのがわかりやすいかもです。
以前だと、この大きさになっても葉と葉の間に隙間が出来ていましたが、この葉は互いに重なりそうなぐらい葉がしっかり成長しています。
奥のパキラは相変わらず小さい葉しかつけませんが、この手前のパキラの様子を見て、とりあえず肥料での対処で良かったのだとわかりました。
先月より今月の方が寒いのに葉が落ちていないということは、あの枯れ方はやはり季節のせいではなかったようです。
今回は薔薇用ので何とかなりましたが、定期的にあげることについては、どうなるかはわかりません。
ハイポネックスの方が色々使えて万能だし、いいのかもしれませんね。
まとめ
パキラの異変に対して、季節的なものだとそのまま思い続けていたら、今頃もっと葉がなくなっていたかもしれません。
パキラの葉を守ってあげることができて良かったです。