COCORIANGのドール用の首飾りを作ってみました。
ひらひらとしたレースに、キラッと輝く金属パーツが付いたアクセサリーとなっています。
目次
公式販売の首飾りをイメージ
COCORIANGで公式販売されている『FLOWER RIBBON COLLAR』という首飾りがあるのですが、それがとても可愛らしくて素敵なんですよね。
「似たような材料を使えば、それっぽく作れるかも…!」と思ったので、家にある材料で作ってみることにしました。
1つはそれをイメージして作るとして、せっかくなのでパーツを少し変えて、もう1つ別の首飾りも作ってみることにしました。
材料の準備
1つ目の公式似の首飾りには、こちらの材料を準備してみました。
カラフルなダイヤレーンは短い長さしかありませんでしたが、首周り分にはなんとか足りました。
公式のには、裾以外にも首周りにゴールドラインが入ったものが使用されていましたが、私は代わりにチェーンを縫い入れることで再現してみようと思いました。
2つ目の首飾りには、ゴールド素材を多めに使用したもので作ってみることにしました。
縁にゴールドが入ったタイプは1つ目と同じレースしか持ってなかったので、上に重ねるレースだけ別の物に変えてみました。
ゴールドチェーンも、実は1つ目のとはデザインと色合いが異なります。ダイヤレーンの代わりに、こちらはボールチェーンを使いました。
1つ目も2つ目も背中リボンの上に、写真にもあるドロップストーンを付ける予定でしたが、製作途中に組み合わせた際にサイズが合わなかったので使用しませんでした。
ミシンでの工程
レースの縁がゴールドのものにプリーツを大きく入れ、しっかり波を打つようにしたら、上部を折り返して丈を短くしました。
上をカットして短くすることも考えましたが、ほつれると困るのでやめました。そのレースの上に、同じくプリーツを入れ直したレースを重ねて一緒に縫いました。
プリーツを大きく入れることで、首に巻き付けた時にのっぺりすることなく、ボリュームよく広がります。
手縫いでの工程
出来上がったレース生地に、チェーンなどの金属パーツを手縫いしていきました。
フジックスのモノカラ―のミシン糸で、透明糸というのがあるんですよね。ナイロン製のミシン糸なのですが、それでチェーンなどを生地に縫い付けていくと、糸が透明だから目立たなくて良いのです。
昔にサテン生地を縫った時、普通のミシン糸だと色が浮くところ、この透明糸だと違和感がなく仕上がったことがあり、色々な場面で役立つので気に入っています。
チェーンなどを縫い付けた後は、スナップボタンを取り付けました。
スナップボタンは6mmサイズで、私はドール服にはいつもこのサイズのを使っています。メーカーによっては、これより小さいサイズの展開もあります。
実は動画ではチェーンを端まで縫い付けてしまっているものが映っていますが、スナップボタンを付ける際に邪魔になるのに気付き、急いで少し取り除いています。
スナップボタンは透明糸ではなく、手縫い用の白糸で縫い付けました。目立たない位置ですし強度も欲しかったのでそうしました。
最後にレースの端どちらか上にくる方にリボンを縫い付け、ドロップストーンの代わりに別の飾りも縫い付けて、作品が完成しました。
首飾りの完成
そうして完成したのがこちらになりました。それぞれ異なる雰囲気に仕上がりました。
公式の首飾りをイメージしたのは、Groomyが付けているこちらですね。配色なども似ているかなと思います。
実は撮影で使用している花は、ベランダで先日咲いていた薔薇です。撮影用に摘み取って使用してみました。
https://shinanaroom.com/first-rose-bloom-of-the-year/
既に花が開ききっていたためバラらしくは見えなかったものの、撮影では良いアイテムとして活躍してくれました。
Mockaにはゴールド素材の首飾りを作って正解でしたね。
ただチェーン部分は、首元のレースが厚めで隠れやすかったので、そこがちょっと勿体なかったかも。
首飾りを平置きするとこんな感じで、リボン飾りに使ったのは、ピンクのハートやストーン付きボタンでした。
リボンの端は割と長めにとってあります。公式のも結構長めにとってあったんですよね。ウェーブをさせたり、なびかせて撮影すると綺麗めに見えます。
装飾が細々あって複雑そうにみえるものの、ドールの首周りに合わせてつくれば完成するという比較的作りやすいアイテムではあるので、初心者の方にもオススメかなと思います。
YouTubeに動画を載せました
相変わらず、毎月ギリギリな動画作成になっています。
今回はフィモーラソフトを新しく更新出来たのでやってみたのですが、使用できる機能が大幅に増えていて、動画作成ではテンションが上がりました。
今までのソフトがフィモーラ9だったので、それがフィモーラ12へとアップすれば、やはりかなり進化していましたね。
まだ機能を使いこなせていなくて、慣れるまで時間はかかりそうですが、今後も自分がイメージするものを上手くかたちにしていきたいです。
まとめ
丈が長くなってしまったので、首飾りというよりケープ寄りな仕上がりですが、レースやチェーンなどがキラキラ輝く華やかな作品ができたかなと思います。
ドールたちを可愛らしく着飾ることができて良かったです。