ハサミでテープをカットすると、粘着物質が刃先に付くことがありますよね。
それを繰り返すと、段々とハサミを動かしづらくなってきたりして…。
その粘着物質はあることをすれば落ちるので、今回はそのことについて書いてみたいと思います。
目次
使い勝手の良い事務ばさみ
こちらの2本のハサミは、ダイニング部屋とパソコン部屋にそれぞれ置いているハサミです。
なんてことない、ごく普通のハサミといえばそう見えるのですが、切れ味もいいので気に入っているんですよね。Amazonで買ったものですが、評価数も多いですね。
刃先に粘着物質が付いたハサミ
メルカリの梱包でガムテープを使用する際に、微調整するのにハサミを使うのですが、それで段々と刃先に粘着物質が付着していきました。
ハサミを開閉しようとすると、ねっちょり重い感じがあります。これは使いづらい。
なので、この粘着物質を取り除くことにしました。
粘着物質を落とせるアイテム
Mr.カラーうすめ液は強力!だけど…
私が使っているのは、プラモデルなどで使用する塗料用の薄め液です。
これを塗料を使っている頃から使用していて、強力なゆえに気に入っています。
ただしこれ…粘着物質を落とすという意味では、あまりオススメできません。
オススメできないのに書くのか?という話ですが…。
なぜそうなるのか、その理由がこちら。
成分の部分が反射していますが、これは有機溶剤です。
まぁ言ってしまえば、シンナーのような…まぁ臭いは少し違うけど、ツーンとキツイ臭いがするものとして想像してもらうと、わかりやすいかと思います。
塗料関係はどれもそんな感じはありますけどもね。揮発性が高いので、蓋を開けただけですぐ臭いがグワッと鼻にきます。
臭いだけでなく、手に付くのも良くないので、手袋などで気を付けないといけなかったりもします。
私は過去の職業上、実験室で有機溶剤を扱う仕事もしていたので、こういった臭いにはある程度慣れています。まぁ体が慣れて良いもんじゃないですけどね…。
臭いが少ないリムーバーが良いかも
なので、マニキュアなどを落とせるリムーバー(除光液)で、臭いが抑えられた感じのを選ぶと良いと思います。
こちらはたまたま買ったものですが、ローズの香りもして、そこそこ抑えられているなと思いました。手に付いても、こちらはまだ優しいですしね。
100均で手に入るのも、嬉しいポイントです。
粘着物質の除去方法
取り除き方法についてですが、除光液は物によっても落ちやすさは異なるかもしれないので、二通りで試してみるといいかもしれません。
- 綿棒に染み込ませてから、擦って剥がす方法
- ティッシュに一定量染み込ませて、擦って剥がす方法。
ちなみに私の持っているリムーバーの場合は、②でしっかり擦って落とす感じです。
MR.カラーのうすめ液だと①ですぐ落ちるんですよね…だからよく使います。
雑談:Mr.カラーうすめ液が好きな理由
このうすめ液は、マジックの汚れもかなり落としやすいんです。
まぁ塗料のうすめ液だけあって、付着してしまったマジックのも落としやすいということですね。
前に修理した玩具のプラスチックに付着していたマジックも、優しく擦るだけでスッと汚れが取り除けました。
上記で溶剤と書いていたのは、これのことですね。
ただし、プラスチックに長く浸してしまうと、その部分が変色や劣化させてしまう恐れがあるので、少し染みこませたのを軽く擦ることでそれを回避します。
エタノールの方が一般的には使用しやすいと思いますが、一時期手に入りにくい状況であったこと、割高であることを考えると、こっちの方が私は良いなと思うわけです。
まぁでも特大サイズを買っているから、中々減りませんね。あと5年以上は持つ気がします。
綺麗になったハサミ
まぁ今回のハサミはMr.カラーうすめ液の方を使って落としたので、綿棒で擦って最後にティッシュで剥がれたのを拭いたら、綺麗になりました。
開閉がしやすくなって、これでストレスもなくなりましたね。
まとめ
ハサミを定期的にこのように掃除していますが、紙やテープを切っているぐらいなら、そうそう切れ味が落ちることもないので、このハサミが長持ちしてくれていて嬉しいです。
もしこのハサミがダメになってしまったら、また同じのを買うんじゃないかと思います。
これからも汚れを取り除きながら、大事に使っていきます。