RPGツクールでのタイトル画面は初期設定だと、少し寂しい感じの画面になります。
自作したものを使うと、オリジナリティーのあるものに仕上がります。
目次
(例)初期設定のタイトル画面
以前私が作ったゲームの初期設定時のタイトル画面です。
背景と装飾等は既存データのを選びましたが、タイトルの文字はただ入力された文字を反映されているだけで、とてもシンプルです。
しかもタイトル文字が長すぎると横ギリギリになったり、変な位置で改行になる可能性もあります。
文字だけが浮いた感じの仕上がりになっているので、このゲームの雰囲気に合うロゴ作りをすることにしました。
使用したソフトはGIMP
画像編集・制作にはフリーソフトのGIMPを使用しました。
私がブログ・動画等で編集する画像類での編集はGIMPで行っています。これについては以前記事に書いています。
RPGツクールMZのタイトル画面の幅は、816×624が初期設定となっているため、その幅に収まるようにします。
またニューゲーム・コンテニューなどの表示にも、被らない位置に作る必要があります。ただこの表示については、自分で位置移動させることもできるので、操作がわかる方はロゴに被らない位置に移動させるというのも手かなと思います。
ボツになったタイトル画面
まず初めに作ったのはこちらのロゴです。
中央に文字が収まるように、適切な位置で2段に改行しました。文字は大小サイズを変えてメリハリを出してみました。
最初は良いかなと思ったものの、よく考えてみれば
「これは明るくて元気過ぎるイメージだな…」ってことでボツに。
ゲームの雰囲気としては、少ししんみりするストーリーにしたつもりなので、これではゲームのイメージと合いません。
次のを作る際、“明るさを抑えるなら逆の色か…!”と思い、色だけ寒色系に変えました。クールな感じの印象になるかもと思ったりして。
なんか涼し気な印象になりましたね。海の世界みたいな。
「色だけ変えればいいという問題ではない」ということがこれでわかり、これもボツに。
そもそも書体がイメージと違うのではないかと思い、1からまた考えてイメージに合うものに近づけていくことにしました。
完成したタイトル画面のロゴ
こちらが完成したタイトル画面ですが、書体と色合いも大きく変えてみました。
背景の装飾が繊細な感じなので、それに書体も合わせるイメージでいきました。文字は立体風のゴールド系にし、全体的に黄色っぽくなったため背景は黄色のトーンを下げました。
仕上がりはまぁアレですが、最初のロゴよりかはゲームらしさの出たタイトル画面になったかなと思います。
ロゴ作りが苦手という人は
タイトル画面のロゴが自分で上手く作れない・苦手だという人は、他者に代わりに作ってもらうという手もあります。
代金を支払うことで、制作の上手い人に自分のイメージするロゴを作ってもらうということですね。そういうお仕事をされている方は結構いるので、検索するとヒットします。
制作者によって料金設定や納品日程は異なるので、よく吟味した上で依頼すると良いかと思います。人気の制作者は過去の依頼数も多く、やり取りや制作に慣れているところがあるので、そういったところも参考にしてみて下さい。
世の中にはたくさんのロゴがある
私のはただ趣味のゲーム制作にすぎませんが、任天堂やスクエニなど色んなゲーム会社が使用しているタイトルロゴというのは、ゲームの雰囲気にほんとピッタリなんですよね。
しかもどれも個性的で、ロゴを見ただけで“あのゲーム”というのがすぐにわかってもらえるし、インパクトがあります。プロのデザイナーはやはり凄いですね。
自分もロゴを作ってみたことで、改めて他のを見比べてみると、色々発見があって面白く感じました。
まとめ
タイトル画面のロゴは自分で変更した方が個性が出やすくなるので、ゲームに対する思い入れも強くなるかと思います。
慣れていないと操作は難しく感じますが、段々自分好みのをいくつも作れるようになってくるので、是非チャレンジしてみて下さい。