4月になり全ての品種の薔薇に蕾が付き始めたので、蕾を摘み取るのをやめ、同じタイミングに咲かせたくそのまま育てることにしました。
品種ごとに現在の状態を撮影してみました。
目次
フロレンティーナの様子
昨年秋にはほとんど成長しなかった苗でしたが、春になり徐々に葉の大きさが大きくなり、芽もようやく伸びてくるようになりました。
トレリスに這わせるようにして、成長する度に括り付ける位置を変えながら、形を整えています。
蕾は2つ付いていました。フロレンティーナで初めて見る蕾です。
昨年は伸びがイマイチで蕾が付く気配すらなかったのですが、こうして蕾ができるのを見るとホッとしますね。
ただ苗を見ると、元々の大苗に茎が変色しています。
調べてみると、恐らく水切れを起こした時にできてしまったもののよう。鉢が大きいから水のやりすぎを心配した結果こうなってしまったのかも…。
切り戻しした方が良さそうなことが書いてありましたが、この茎の上からは別の茎が伸びているので、切るのを躊躇ってしまいます。
とりあえず保留ということでこのまま様子を見ることにします。
クラウン・プリンセス・マルガリータの様子
先月購入したばかりの苗ですが、今はここまで成長しました。やっぱり春の勢いというのはすごいものですね。
この品種は半つる性のようなところがあるそうなので、木立ち性とつる性の間みたいな感じのようです。
横にだらんと広がってしまうかもと思いましたが、意外にまっすぐ伸びてくれています。
こちらも2箇所の茎の先端に蕾がついていましたが、片方は3つ程重なっていました。
これってこのまま育てたとして、重みで首が折れないんだろうか…。
養分を集中させるには、他2つは摘み取った方がいいみたいですが…さてどうしよう。
メルヘンツァウバーの様子
大きく成長した苗
一番勢いが凄いのが、この苗ですね。あちらこちらに茎を伸ばしています。
写真におさめるのも大変です。
横から見るとこんな感じですが、蕾が多数できています。
数えてみたら12個以上ありました。こんなに出来てくれるなんて…株を大きく育てたかいがあったかも!
でもこの株、気付く人もいるかもしれませんが、葉の数がかなり少ないです…。
原因は肥料焼けです。3月に肥料をあげたのですが、今回は濃度が濃かったようでこの子はかなり葉を変色させて枯れてしまいました。
その後の対策としては、土をある程度掘り起こして別の土と入れ替えたりもしたのですが…それでも今でも葉は少し枯れてますね。
同じ濃度の肥料を同品種の苗や、別品種にもあげていたのですが、弱ったのはこの株だけでした。株によって状態が異なるというのが、驚きと勉強にもなりました。
今年は葉を枯らせないと意気込んでいたのに、早速枯らしていまい少し落ち込みました。
ベーサルシュート?ただのシュート?
矢印の茎ですが、これは春に芽が出て成長したものになります。
位置的にこれがベーサルシュートなのか、ただのシュートなのかが、日々睨めっこしてましたがわからず…。
ベーサルシュートは赤っぽい茎であることが多いそうなので、これはただのシュートなのかもしれませんね。
1ヶ月半でこのシュートは50cmぐらい伸びました。エネルギーが凄いですね。
先端には蕾が5つも出来ていました。
これも1つを残して摘み取るべきなんでしょうね…。でもこの鉢にまだ肥料焼けの影響が残っているかもと思えば、開花で土の中の養分を使ってもらうべきか…。
これもまた悩みながら様子を見てみることにします。
一番初めに咲きそうだけど…
薔薇たちの中で一番初めに咲きそうなのが、メルヘンツァウバーのこの蕾ですが…。
でも蕾の色が、ちょっと心配なんですよね。別の苗の同品種はもう少しピンクっぽい色をしていたのに、これは白っぽいような緑色をしています。
もしかして品種が違ったのか…。春と秋とでは花の色が異なるものもあるので、これもそうなのかも?とか考えたりもするのですが…。
蕾が育ってきて嬉しいはずなのに、少し心配な私です。
まとめ
どの株もようやく蕾が付いてきたのですが、今回紹介したものはどれもまだ咲かせたことがないんですよね。
どんな花が咲くのか不安はありますが、でも期待は大きいです。
害虫や病気に注意しながら、開花させてみようと思います。