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【LDKリフォーム】和室をLDKの一部へ、間取り変更の仕様と費用

リフォーム前はLDKの隣は和室でした。

前持ち主さんは和室にテレビを置いていましたが、私も住むならそういう配置になりますね。

でもここに和室があるのは色々不便が生じるので、LDK側と繋げて広くすることにしました。

 

 間取り図でのビフォーアフター

間取りを見てもらうとわかりやすいですね。こちらがリフォーム前の様子です。

画像が結構小さく荒かったので、見やすいように少し修正しました。

リフォーム後はこのようになるように希望しました。

図はここでの掲載用に、丁寧めに作りなおしています。元の図から編集し、リフォーム会社さん(以下Rさん)に見てもらいました。

図の作成が苦手な方は、手描きで描いて伝えるのでも大丈夫です。今回のリフォームの場合、特にそんなに複雑な部分はないですが、同じイメージを共有することは間違いを防ぐ意味でも重要です。

LDKを約14.5帖としていますが、これはざっくりですね。廊下の一部を取りこんでいるので、14帖以上~15帖未満になるかなと。

LDKを広げる分部屋潰すかたちになるので、3LDKから2LDKに変更となります。

 

 LDKでの変更点

少し重複するところもありますが、大体このように変更しました。

  • キッチン隣の壁を壊し、廊下の一部をLDKに変更
  • 和室の畳、LDKの床を剥がし、新しい床材を貼る
  • 和室の襖上の壁と木枠を壊して、LDK側と同様にクロスの張替え
  • 押入れをクローゼットに変更
  • キッチンエリアにダウンライトを設置
  • インターホン移設

和室を剥がしたらLDKも床材交換しないと違和感が出ますものね。

あと細かなところで言えば、対面キッチンになることでダイニング側の照明位置も変更しています。色々変更や追加する点が多いです。

 

 工事中の様子

畳と壁が取り壊された状態です。

クローゼット枠も搬入されているのがわかります。天井と窓辺りには和室の名残がまだ少しあります。

 

 リフォーム後のLDK

部屋全体の様子

完成するとこのようになりました。

床材が統一され、壁紙も白で明るくなったことから広さを感じる部屋となりました。

クロスは細かな織物調の凹凸が小さめなものを選びました。その方が白く見えやすく、光も反射しやすいかなと思ったからです。性能としては表面強度アップされているもののようです。

洗面室とトイレで使用したクロスは撥水コートがプラスされていることもあり、表面に若干テカリがあるので、洗面室とトイレ以外では使用しませんでした。

キッチンから見るとこんな感じです。

窓の木枠はLDK、和室側どちらも白にペイントしてもらいました。おかげで悪目立ちもせず部屋に馴染んでいます。

押入れのビフォーアフター

リフォーム前のは天袋付きの押入れでした。

収納力はたっぷりですが、中板付きだと衣類をかけて収納する時にちょっと不便。それに中央に物がしまえないのもネックです。

リフォーム後のクローゼットです。ハンガーパイプを通してもらいました。

ハンガーパイプは不要であれば取り外すことも可能です。

完全固定タイプや上から吊るすタイプなど様々種類もあるので、好みに合わせてですね。

洗面室の引き戸と同じく色はホワイトアッシュを選んでいます。

こちらも壁と一体化しているよう目立たないためです。

 

 フローリングの種類

天然木を感じられるライブナチュラル

使用したのはこちらの床材です。

朝日ウッドテックのショールームへ行き、サンプルを貰ってきました。

Live Naturalは突き板タイプとなっています。木材を薄くスライスして表面に貼られているので、天然木の自然な風合いを楽しむことができます。

我が家ではこのシリーズのネダレスHLBF(LL-45)を使用しています。

マンション直貼りになるので、一番下には特殊クッションシートが付いています。

遮音性は大事ですものね。耐久性も合板フローリングやMDF複合フローリングなどの弱点も補う、バランスの良い造りみたいですね。

床材1枚あたりのサイズ

寸法は13×巾145×909mmとなっています。

巾は広いですが中央で板の柄が分かれているので、巾の狭い板が組み合わさっているように見えます。

施工費も1枚サイズが大きい分手間もかかりにくいのか、抑えられるところはあるようです。

写真により色合いが異なって見えますが、色はハードメイプルになります。

明るいけども白過ぎない丁度良い色合いです。天然木は素足で歩いたりの触り心地などが気持ちが良いですね。経年変化で色合いもまた楽しめます。

ショールームはオレンジのダウンライトだったので、窓側近くの太陽光でサンプルを見比べていました。

色は6種類の中から選べました。床材は選ぶ色によって部屋の印象が大きく変わるので、失敗しないためにもじっくり検討しました。

 

 ダウンライトの設置

照明のビフォーアフター

キッチンの照明はリフォーム前はこのようになっていました。

実家のキッチン照明もこういうタイプでした。

リフォーム後はPanasonicのシンクロ調光のダウンライトになりました。

対面キッチン側に1灯、冷蔵庫と食器棚の前にも1灯ずつ。3灯は綺麗に見えるよう、写真手前側の2灯の位置が揃っています。イメージとしては直角三角形な配置ですね。

キッチン側の1灯は母のアドバイスもあり、作業台より前に設置しました。

自分が陰になることなく手元が見えやすいので、その位置に付けて良かったです。

ダイヤルを一番左に回した状態では、電球色の薄暗い照明になります。

右に回していくことにより、だんだんと明るい温白色に変わります。そして一番右に回した時には、先程の昼光色に変化します。

Panasonicのこのダウンライトで良い点をあげてみました。

  • スイッチプレートをLDKひとまとめに出来る
  • ダイヤルでの調光・調色の操作が簡単

スイッチプレートを1つに出来るのはスッキリ見えていいですね。

リビングダイニングにはシーリングライトのリモコンがありますが、ここでON/OFFできるのは便利です。

他のメーカーのはもっと細かく調光ができるものもありました。でもダイヤルで明るさと色も同時に変化できる方が、誰でも簡単に操作できて良いかと思いました。

1日の中で色の変化を楽しむ

朝や日中過ごす時は昼光色で過ごします。

明るい白色でスッキリした気持ちで過ごせるのがいいですね。

夕方になると電球色に変えて夕食準備に取り掛かります。

この色だと料理も美味しそうに見えやすいので良い感じです。リラックスした気持ちで夜を過ごすことができます。

 

 その他設備で交換した方が良いもの

コンセントやスイッチのプレート

こちらは旧和室ですが、コンセントを見てもらうとわかりますが結構変色しています。

コンセントやスイッチ部分は経年劣化でベージュ色に色褪せするものもあります。その為クロス張替えで綺麗になった時に、これらを交換し忘れるとかなり目立ちます。

Rさんはそのことを考慮して、見積書にはプレート交換も記載してくれていました。リフォーム初心者には中々気付けないので、見積もりに入れて貰えて助かりました。

交換するとやっぱり全然違いますね。

プレートやその他壁に付いているプラスチック類は全部屋交換してもらいました。全部屋クロス交換しているからというのもあります。

クロスに合わせカーテンレールも検討を

写真では見えませんが、LDKのカーテンレールはグレーから白色に交換しました。

クロスが白色だったので交換しましたが、長年の使用で劣化してる場合もあります。見えづらい位置といえばそうなりますが、変えておいて良かったと思っています。

Rさんが無料設置してくれるというので、ニトリで購入したカーテンレールを工事休日に現場に置いてきました。その他結構色々サービスしてくれる点がありました。

まとめてリフォームしていると、こういう所も嬉しいポイントですね。

 

 仕様や費用など

大工工事

和室の解体や押入れをクローゼットにする造作などの費用です。

一部キッチンなどの設備変更の構造も絡んできますが、約60万円となりました。

扉・クローゼットの建具

LDK 片開きドア Panasonic ベリティス WC型 採光有り(カラー:チェリー)
新LDKクローゼット Panasonic ベリティス 折れ戸 PA型 1間(カラー:ホワイトアッシュ)
5帖クローゼット Panasonic ベリティス 折れ戸 PA型 半間(カラー:ホワイトアッシュ)
枕棚・ハンガーパイプ 南海プライウッド製

5帖のクローゼットも扉が壊れていたので交換しました。

こちらの費用は全てで約14万円となりました。

ダウンライト・電気工事

照明 Panasonic ダウンライト 3灯 
調光器 Panasonic LED調光スイッチ シンクロ調光用
移設 LDKスイッチ、インターホン
その他 全室スイッチ・コンセント交換など

こちらの費用は約27万円となりました。

スイッチやコンセントの交換は9万かかるるので結構高くなります。でもLDKだけでもスイッチ・コンセント交換が可能でしたらオススメします。

フローリング工事

メーカー 朝日ウッドテック
種類 LIve Natural ネダレスHLBF(LL-45)
カラー ハードメイプル
品番 HLBF0017L4K
木巾木 カラー:ホワイトアッシュ

LDKのみので約34万円で、洋室5帖・6帖と廊下を含めると約63万円です。

床材は何を選択するかによって金額はかなり変動します。

クロス工事

メーカー リリカラ ベース
品番 LB-9426

天井も壁も全てこの品番です。

LDKのみで約6万円、洋室5帖・6帖と廊下を含めると約24万円です。

クロス工事は費用が安めなので、部屋をまとめて依頼する方がお得だったりもします。

リフォームの総費用についてはこちらに記載しています。

リフォームの総費用はいくら?我が家の資金組みリフォーム記事のまとめになります。 総費用はいくらになったのか、またその資金組みはどうしたのか。リフォームでのポイントも含めて紹介...

 

 クロス・フローリングはどこまで交換する?

今回クロスとフローリングを全面貼り替えていますが、費用は削れる箇所でもあります。

費用を抑えて問題ない場合もあれば、あとから後悔することもあるので、そのポイントについてまとめてみました。

クロスを自分達で貼ってみる場合

クロス貼りは動画サイトでもDIYとして公開しているものが多いですね。道具を揃えれば2人で、もしくは1人で貼り換えをおこなう方もいます。

しかし、側面と天井を貼るという作業は中々簡単な作業ではないです。ずっと腕を上げっぱなしは大変なのと、貼り方が上手くいかないとシワや歪みも出てきます。

歪みやシワも味の一つと考えられる方やDIYを楽しめる方は大丈夫だと思います。

費用を抑えるのが目的ということだけでは、辛い作業になる可能性はあります。

フローリングは後から貼り換えが結構大変

今回だとLDKとそれに繋がる廊下のみを変更すれば問題ない範囲でした。

ですが、引っ越してから洋室2つの部屋を行き来する際に床材の違いが気になり、後悔する可能性もあります。

どうしても気になった場合交換となりますが、住みながらの交換となると、その部屋の荷物を一旦全て別の場所に移動させる必要があります。家具で大型なものがあると、移動は中々大変な作業です。

なので引っ越し前に交換できるタイミングがあり、費用も捻出できそうであれば、まとめて行っておくのが安心かと思います。

 

 まとめ

和室から洋室にリフォームしたいと思っている方は結構多いですね。

まとめてリフォームしていたので、それ単体での費用算出は難しいですが、およその金額でもお役に立ててもらえればと思います。

家族が一番長く過ごす場所が良い空間になって本当に良かったです。

 


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