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〔N64〕マイナ―だけど面白かった良作ゲームソフト

懐かしい古いゲームソフトについて語る記事です。

今回はあまり知られていないけど、遊んでみて良かったゲームについて紹介します。

 

 N64のマイナ―なソフトとは

任天堂の本体だけあって看板キャラのマリオやゼルダ、HAL研究所のカービィ、ゲームフリークのポケモンなどは知名度が高いので、遊んだ方は多いと思います。

今回紹介するのは他社メーカーのソフトで、周りに聞いても「えっ?どんなゲーム?」と聞き返されてしまった、あまり知られていないゲームソフトです。

ただ、遊んだことある人からすれば「プレイしてみて良かった!」と思う良作ゲームだったりもします。

 

 ワンダープロジェクトJ2 ~コルロの森のジョゼット~  

ゲームについて

開発はギブロですが、販売元が当時のエニックスが出しているソフトです。1人用ゲームとなっています。

以前に書いた記事でもちらっと登場したソフトです。

私がゲームにハマることになったきっかけ私は子供の頃からゲーム好きで、今でもそれは変わりません。 でも初めからゲームが家にある環境だったわけではなく、私が欲しいと頼んだこ...

実はこのソフトは、スーファミの『ワンダープロジェクトJ ~機械の少年ピーノ~ 』の続編となっています。ただ、このゲームから始めたとしてもストーリーは理解できるようになっています。

N64らしい3Dのシーンもあますが、ほとんど横スクロールがメインとなっています。

あらすじ

主人公ジョゼットは、ギジンと呼ばれるロボットの女の子です。ジョゼットより少し先に作られた鳥型ギジンのバードと、彼らを作ったジェペット博士と共に3人でコルロ島に暮らしていました。

ジョゼットには本人にも知らない“Jの力”があり、悪の組織はその力を狙って島へ向かっていました。

博士は危機を感じて、ジョゼットにコルロ島を出て“プレイヤー”と共にブルーランドで生活するように話をします。嫌がるジョゼットでしたが博士は突然倒れ、ベッドの上でジョゼットを説得し島を出る決意を聞いた後、安心して息を引き取ります。

亡くなってしまった博士に対して、泣き出すバード。しかし、まだあまり知識がないジョゼットは、“死ぬ”の意味すらわかりません。

敵が島を見つけて上陸する頃、入れ違いでジョゼットとバードはブルーランドを目指して島を発ったのでした…。

プレイヤーが彼女を育てる

プレイヤーは知識の少ないジョゼットにバードを通じて、質問に対して〇×で答えて少しずつ学ばせ、成長させていきます。最初は本すら誤って食べてしまうジョゼットに、その使い方や人とのコミュニケーションの取り方について教えていきます。

当時のCMが誤解を招くような内容となっているのですが、これはジョゼットとイチャイチャするようなゲームではないです。

本の内容を覚えたりアルバイトをしたりで、パラメーターが段々減ってくるので、ピンチな時は早く充電しないと故障もするんですよね。戦闘シーン(オート)なども出てくるので、ダンベルなどで体力作りもしっかりしないと対戦に負けて修理中になってました。

潜水艦や飛行機では自分で操縦もできたので楽しかったです。女の子だけど結構色々できることが幅広いです。基本的にはプレイヤーが会話でジョゼットを導きながら、ストーリーが進むゲームになっています。

ゲーム進行としてテンポは割とゆったりなので、せっかちな人にはあまり向かないかもしれません。

第1部と第2部がある

第1部はブルーランドを探索して交流しながら色々学んでいきます。途中で何をすればいいかわからなくなってくる時もありますが、根気よく歩き回っていると、ストーリーのきっかけを掴むことができると思います。

第2部は、自身も含め知られざる真相が明らかになってきます。ストーリー展開が一気に早まりますね。自分で操作する場面も増えて、難易度も少し上がります。

キャラクターデザインがジブリ似?

この作品のキャラデザが山下明彦さんという方なのですが、この方はジブリでも活躍されている方なんですよね。

『借りぐらしのアリエッティ』では作画監督をされていているので、なんとなくアリエッティの洗濯ばさみと、ジョゼットの洗濯ばさみに共通点を感じてしまいますね。

ちなみにジョゼットも一部喋るシーンがあるのですが、声優さんは日髙のり子さんです。となりのトトロのサツキちゃんと同じ声優さんですね。

思い出:3年近く封印してから遊んだソフト

このソフトは以前記事に書いた、サンタさんからのプレゼントにN64本体と一緒にもらったものでした。しかし、当時小学生だった私には難しそうな気がしていまい、3年程遊ぶのを封印し、その後理解できるかもとプレイを始めました。

ラストの脱出ではもう無理かもと諦めかけた時もありましたが、粘り強く攻略してなんとかクリアできました。私が今まで遊んだゲームの中では、一番ゲームオーバーになったソフトでしたね。

今だったら攻略本買うか、検索して調べてまったりもしますが、あの頃は何かに頼らずに自分で攻略してクリアしていたので、よく頑張ったなと思います。

このゲームはストーリーが良いゲームなので、遊んだら良作だとわかってもらえますが、売り上げが7万本ということで、周りでも知らない人が多いのが悲しいところです。

 

 がんばれゴエモン ~ネオ桃山幕府のおどり~

ゲームについて

コナミから出ているソフトです。コナミといえば、桃鉄やパワプロの会社でもあるので、そちらの印象が強いかもしれませんね。こちらも1人用ゲームです。

このソフトはトイザらスでソフトを選んでいる時に、箱の裏面を見て面白そうだなと思って買ってもらったのを覚えています。

マリオ64のように3D世界をキャラが動き回るゲームです。

あらすじ

ある日、ゴエモンとエビス丸が飯屋から出てくると、桃型をしたUFOが上空を通過して大江戸城へ向かっていくのを目撃します。

UFOには謎の2人の男女と、4人のオネエ系の部下が乗っていました。

大江戸城はUFOからの不思議なビームで西洋の城に変えられてしまいます。お殿様たちを救うため、ゴエモンとエビス丸は一旦家で身支度を整えてから城へ向かうのでした…。

ゼルダ似だけど、また違うRPG

ダンジョン内の仕掛けを解いて進んだり、敵は武器で殴って倒すというあたりが、ゼルダに似ているRPGです。

ただゴエモンの世界はギャグ要素が強く、敵との会話も漫才みたいなシーンも出てくるので、敵も憎めないキャラとなっているんですよね。あほっぽい(褒め言葉)ところがあるこの世界観に、なんか心がほっこりするんですよね。

最初は変身で〔ゴエモン⇔エビス丸〕を交互に使用できる状態なのですが、ストーリーが進むと仲間が増えて、最大4人のキャラを駆使して攻略を進めていきます。武器もストーリーが進むごとにパワーアップしていきます。

本州のあちらこちらを旅するので、その地域へ行くと住人の方言が違ったり、飯屋で売られている食べ物もそこの名物だったりもするのが面白かったです。

ゲームとしては14万本の売り上げがあるものの、RPGの中では売り上げがあまり高くないので、キャラは見たことあるけど遊んだことがないという人も多いかもしれません。

歌手と声優陣が豪華

BGM 歌手
OP曲 影山ヒロノブ
挿入歌 水木一郎

数々のアニソンを歌っているお2人が歌っているんですよね。影山さんはドラゴンボールのイメージが強いです。

また普段の会話シーンは音声はほとんど出てきませんが、イベントシーンではキャラの台詞は全部声優さんの音声が入っています。

キャラ 声優
謎の男(春風弾神) 山寺宏一
謎の女(マーガレット・蘭子) 三石琴乃

山寺さんは、アンパンマンだとジャムおじさん&チーズの声優さんで、三石さんはセーラームーンだど月野うさぎの声優さんです。2人ともエヴァの声優さんでもありますね。

エビス丸役は緒方賢一さん、お殿様役は茶風林さんなので、名探偵コナンの阿笠博士と目暮警部ですね。

遊んでいる当時は「どこかで聞いたことあるような…」ぐらいで気付いてなかったのですが、後から「この声って…!」と知って驚きましたね。

思い出①:インパクト戦で1,2年封印

ゴエモンがロボットに乗って戦うシーン(インパクト戦)がありますが、これが小学生の頃にコマンド入力のコツが掴めず、いつもゲームオーバーになってました。

何度やってもクリアできず、完全に詰んでました。そして1,2年封印後にプレイのため改めて説明書を読み直し、コマンド入力をしたら今度は上手くできて、あっさり敵を倒してしまいまいました。こんな敵に手こずっていたとは…。

その後、少し躓いたりもしましたが自力で攻略しながらクリアまで進みました。

私はプレイが下手でしたが、難易度自体はゼルダより簡単といわれているゲームです。ボリュームは多すぎないということで、これは良し悪し色々あるようですね。

思い出②:落ち込んだ時によくOPを聴いた

影山ヒロノブさんのOP曲『がんばれゴエモンのテーマ』がとても好きでした。

昔はネガティブな性格だったので、嫌なことがあるとずっと引きずっていたのですが、そんな時にこのOP曲を聴くと、爽快感のある影山さんの声が心に響いて元気がもらえました。

当時は今みたいにYouTubeで聴いたりできなかったので、OP曲を聴くためだけにゲームを起動させることも結構ありました。歌詞はシンプルだけど、それが良いというのもありますね。

OP曲も好きでしたが、ゲーム内のBGMも良い曲でした。和の世界ということもあり、三味線など癒し系の音楽も多かったですね。ダンジョンもそのテーマに合った盛り上がる曲ばかりで、どれも好きでしたね。

このサントラが今ではプレミア価格なので簡単には入手できませんが、ゼルダと同じぐらいこのゲーム曲も好きです。

 

 有名ソフトは移植は多いけど…

これらのゲームは久々に遊びたいと思っても、移植版は中々出していないのが残念ですね。

ただ、2010年にワンダープロジェクトJ2だけ、iモード版で出ていたようです。うーん…そっちの移植か…。

マリオやゼルダも移植版が今までよく発売されたり、Switchでオンラインに加入していれば、無料でスーファミやファミコンのソフトが遊べたりします。

SwitchでN64のプランも出ましたが、今回紹介したこれらのソフトは入っていないです。

良いゲームなんですが、やっぱり埋もれてしまいますね。

 

 まとめ

今回はN64で私が遊んだゲームの中で、隠れた良作を紹介させていただきました。

私が今まで買ったゲームソフト数では、N64の頃が一番持っていたと思います。ほとんどマリオやゼルダ系ばかり持ってましたが、こういうゲームも遊んでみてハマったりしたんですよね。

自分で遊ぶ方が面白いですが、YouTubeも探すとプレイ動画が見つかるので、ストーリーなどを知ることができますね。

紹介した2本は、あの頃に出会っていて良かったと思うゲームでした。

 


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