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映画『プリデスティネーション』の面白さについて語る

以前Amazonプライムビデオで、映画『プリデスティネーション』を無料配信されている時に観ました。

これが私には結構面白かったので紹介したいと思います。

 

 映画のあらすじ

1970年3月、仕掛けられた爆弾を1人で解除しようとしていた男が失敗して、顔に大やけどを負ってしまう。

一命を取り留めた彼は、なんとかバイオリン型のケース(過去と未来を行き来できる装置)を使って自分がいた未来、組織の元へと帰る。

組織で治療後に全く別人の顔になった彼は、最後の依頼を受け、バイオリン型のケースを使ってまた過去の世界へと飛ぶ。

1970年11月、世間では連続爆弾魔が騒がれている頃、バーテンダーとして身を隠して働いている彼の元へ、1人の男性客が現れる…。

 

 この映画の魅力・面白い演出

Barに来た客にちょっとした違和感

バーテンダーは男性客と話をするわけですが、その様子を見ているとなんとなく「ん?」と気付く人もいるかもしれません。

男性客はこれまでの半生について語り出すのですが、その時に違和感の謎は解けます。

観ている側は「えっ、どういうこと…?」と、そこから物語にどんどん引き込まれていくことになるかと思います。

ありえない世界だけど気になる展開

時空を超える装置が登場する時点で、SF映画らしい作品となっているわけですが、この過去と未来を行き来できることで、物語が複雑で面白いものになっています。

同じ場面を別の視点から描いているシーンも多いので、その時に不可解だった謎が解けたり、伏線の回収がされていくんですよね。

鶏が先か、卵が先か

他の人も言っていますが、全て通してみると、ほんとコレだなと思います。

タイムトラベルがあることで面白さもあり、同時にややこしさもアップしている訳ですが、全ての謎が解けた時には「え…えぇーっ!まじか…。」と驚かされます。

勘の良い人は途中で気付けるのかもしれませんが、私は最後まで観ないと気付けませんでした。

 

 記憶を消してまた観たい

あらすじ以外は、出来るだけネタバレにならないように書いてみましたが、これは出来れば前情報を読まずに観てほしい映画だなと思います。

この映画はネタバレしてしまうと、面白さのほとんどがなくなってしまうからなんです。

映画を観ている間、ずっとモヤモヤと“気になる謎”を抱えながら「どういうことだろう…続きが気になる」となる方が、この映画は面白いんです。

私は映画を観てもう内容がわかってしまっていますが、出来るなら記憶を消してまた観たいと思う映画だなと思いました。

ただ見終わった後は後味については、スッキリ気持ちよく観終わりたいという方には、合わない人も出てくるかもしれません。また「ストーリーがややこしすぎて、結局よく分かりづらい。」という意見もあるかもしれません。

でもタイムトラベルなどのSFや、サスペンスなどが好きな方にはオススメしたい映画です。

 


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