現在私は不妊治療を行っていますが、食事面でも一応意識して取り組んではいることがあります。
妊娠しやすい体作りを目指して、今回はその実施中のことを書いてみました。
目次
妊娠できる薬も食事もない
不妊治療で投与される薬や食事などで、“これをすれば妊娠できる”というものは残念ながら存在しません。
治療や食事などは、あくまで“妊娠できる可能性が高くなる”という確率的なものでしかないのです。間接的なものなのですよね。
生まれつき健康で歳を重ねても子宮・卵巣に何も問題ない人もいれば、遺伝的なものやそうでなくても、ホルモンのバランスがあまり良くなく、子宮・卵巣の働きに影響が出てしまっている人もいます。もちろんこれ以外に様々なケースもあります。
不妊症の人でも治療をしながら食事面でも気を付けることで、体のホルモンバランスなどが良くなり、結果妊娠しやすくなるということに繋がってきます。
私が飲んでいる薬
葉酸カルシウムプラス
葉酸・鉄・カルシウムが入っているものを飲んでいます。
葉酸サプリは妊娠中に飲むと赤ちゃんへ育てるのに必要な栄養が豊富で良いとされていますが、妊活中にも飲むのも効果が期待できるとあります。
元々体に栄養素が足りていないと妊娠できる力にも影響を及ぼすので、それを防ぐためにも栄養がきちんと取れている状態が好ましいです。
当帰芍薬散 (トウキシャクヤクサン)
こちらは漢方になりますが、女性の月経不順や冷え性改善に効果があるとされています。
私は月経は予定通りきていますが、体質として長年冷え性なところが気がかりでした。体を冷やしてお腹も壊しやすいので、昔から寝る時はいつも腹巻をして寝ていたりもします。
冬は特に体が冷えやすく、氷のように足が冷たいので厚めの靴下を履いたりもしていますが、やはり常に冷たいのです。手先も同様に冷たいので、血のめぐりが悪いと思われます。
これを飲み始めたのはまだ最近なので、漢方の効果が出るのはゆっくりと時間がかかりますが、血流がスムーズになれば普段の栄養素も、体にしっかりまわりやすいのではと期待しています。
顆粒タイプを飲んでいますが、味が私好みだったので、変な言い方ですが毎日飲むのが苦ではなくむしろ美味しく感じています。
マグネシア3A
これは妊活というより、腸内環境のため長年飲んでいます。
私は冷え性ですが便秘体質でもあります。社会人になった頃は、1週間に1回しかお通じがない程かなり酷かったです。お通じが悪いというのは、癌などを病気になるリスクも高まるので、それを改善するためにこちらを利用しています。
試しにバナナやヨーグルトを毎日食べてみたこともありましたが、1日目はビックリして出たとしても、2日目以降は出ない日が続いて便秘というのがあり、食事だけではどうにもならなかったのです。
この薬には腸内の水分を便に集める役割があるので、強制的に出させようとするところがなく、自然とお通じがあるようになるのが良いところです。また癖になりにくいので、効かなくなって錠剤の量をどんどん増やしてしまうということもありません。
お通じの為に力み過ぎるのは、下腹部への影響としても良くないかと思うので、この先も長い付き合いになるかと思います。
私が食べている食品
プロテイン
私は毎日朝食にはプロテインを飲んでいます。
カロリーは低いけどもタンパク質が豊富なのが魅力的ですが、これさえ飲んでいれば大丈夫というわけでもないので、いろんな食品を万遍なく食べるのも大事です。
納豆・豆腐・卵
この3種は、価格も安くておかずの1品に助かるところがあるので、毎週買っています。
こちらもタンパク質が含まれていて、しかも納豆と豆腐に至っては女性ホルモンにも影響する大豆イソフラボンも含まれています。
納豆と豆腐は週2回、卵は2日に1個ぐらいのペースで食べています。
もう少し食べる量を増やしても、食べ過ぎにはならないのかなと思うので、増やそうかと考え中です。
アマニ油
亜麻仁油は先月から飲み始めました。
何種類か売ってたのですが、とりあえず安かったこれを試しに買ってみました。
亜麻仁油に含まれるオメガ3は必須脂肪酸で、体内では作ることができないので食事でしか摂取ができません。
箱を開けるとこのようになっていました。
遮光されていない瓶だったので劣化が早まらないかが気になりました。
念のためにアルミ箔を撒いて光を遮断し、この状態のを毎回箱に入れて冷蔵庫で保管しています。亜麻仁油は光に弱いのです。
私の摂取方法は、亜麻仁油をスープ用スプーンに1杯入れて飲み干すというもので、この飲み方はテレビ番組でも紹介されていた方法だったりもします。
亜麻仁油は熱にも弱いので、このまま摂取するのが一番効率良いですが、油を直接飲むことになるので、人によっては苦手かもしれません。サラダなど食事にかけて、一緒に摂るのも良いとされています。
亜麻仁油は女性ホルモンのバランスを整えてくれる作用があるので、妊娠しやすくなる体作りには良いとのことです。男性が飲むと精子の質を良くしてくれる効果もあるそうで、夫婦共に摂取すると良さそうです。
しばらく私で飲んでみたので、夫にもそろそろ飲んでもらおうかと思います。苦手そうであれば食事に振りかけたり工夫してみます。
まとめ
食事で妊娠しやすい体作りでは、食事ですぐに効果が出るわけではなく、体に馴染んで変化が出てくるまでには時間がかかります。
また最初に書いた通り、食事で効果が出たとしても、それが妊娠に繋がってくれるかは確定ではなく可能性でしかありません。
それでもこれからも続けつつ、他のも効果が期待できそうなものがまたあれば、色々試してみたいと思います。