オーストラリアにいる妹は、海外でも友人ができて楽しんでいる様子をよく教えてくれていました。
その妹から、海外の友人宛に荷物を送ってほしいと頼まれたので、今回はそのことについて書いてみます。
目次
コロンビア行き:昔のゲーム機などのプレゼント
こちらは妹の部屋の引き出しに眠っていた、ゲームボーイやアダプター、ソフトなどです。
コロンビア出身の友人がゲームボーイを欲しがっていたということで、妹は自分の持っているゲームをあげたいということで、送ってあげることになりました。
でも日本のものを海外で使うなら、変圧器とかいりそうなのですが、その辺りは何とかすると思うとのこと…。あまり細かく気にしないでおきます。
古いゲーム機なので、動作確認をして問題ないことは確認しました。当時のセーブデータも入ったままだったので、久々に操作すると色々懐かしくなりましたね。
まずは緩衝材のプチプチで全体を包みます。
それから二重にした紙袋の中に、新聞紙を上下左右ぐるりと敷き詰め、ゲーム機を中に入れました。
友人はオーストラリアからコロンビアへ帰国したとのことで、コロンビアへの発送となりました。
オーストラリア行き:アニメのフィギュアの発送
もう1人の友人は、妹にヤフオクを使用していたら落札してほしいフィギュアがあるということで、妹から私に落札依頼がありました。
日本のアニメキャラのフィギュアですが、海外では中々手に入らないし、箱付きだと高くなるということで、中古で本体のみのを探していたようです。
ヤフオクでは無事に落札できたので、商品が私の住所に届いてから海外へ送ってあげることになりました。
出品者の方はフィギュアを多数出品されている方でしたので、梱包も慣れていて丁寧でした。
1体ずつ緩衝材が巻かれていて、透明フィルムに入っています。
海外発送に向けて、ダンボールの一番下には新聞紙を詰めてフィギュアを入れ直したあとは、上から新聞紙を詰めて隙間がないようにしました。
このような形で梱包はそれぞれ完了しました。
国際便は日本国内での郵送とは違い、荷物が乱雑に扱われます。
私も海外から商品を購入したことがありますが、物によっては結構ボコボコになってしまうケースもあるんですよね…。なのでしっかりめの梱包が大事になってきます。
ゲーム機の方は聞くと箱については有っても無くてもということだったので、中身を守ってもらえればという感じで梱包をしています。上から人が踏んづけなければ大丈夫だと思うのですが、荷物は放り投げられたりもするので破れないように二重にしていたわけです。
フィギュアの方は丁度良いサイズのダンボールで送ってもらえたので、このまま使用できましたね。
国際郵便の発送での注意点
内容物はかなり詳しく記載が必要
発送伝票とINVOICEには、郵便物の中に何が入っているのかを、国内発送以上に詳しく記載しなければなりません。
INVOICE(インボイス)とは税関への申告・検査などで使用する紙になります。申告漏れや何か問題があった場合は送ってもらえず、戻ってくる可能性があります。
- 何が入っているのか(入っている物全て)
- 入っている個数
- それぞれの重量
- 商品単価
- 合計金額
例えばコロンビア宛てのものだと、ゲーム機本体・アダプター・ゲームソフトと書き、それぞれ個数と重量、金額も書かなければなりません。
重量については厳密な重量を調べてきてなかったので、合計重量からおよそで振り分けても何とかなりました。商品単価は当時のレートで凡そで書いています。
もし高額商品を送る場合、金額を偽るのは税関問題でダメなので注意しましょう。
国によっては郵便物の規則が厳しい
オーストラリア宛てのダンボールを郵便局で見せた時、箱の状態によっては送ってもらえないと言われました。
オーストラリアは土や種子などが箱に付着して持ち込まれるのを禁止しています。生態環境が変わってしまわないように守る為に厳しいんですね。なので野菜や果物が描かれたダンボールも使用できなくなっています。
郵便局で無地以外は受け取ってもらえないかもしれないということで、先程の写真で見えていた、側面に貼られていた割れ物注意のシールや上部のシールも剥がしました。
国によって検疫で何が引っかかるかは注意しなければならないです。
手書き伝票だと受付不可、発送が遅れることもある
米国では通関電子データを送信しないと荷物の受付を行ってくれないようになっているようです。ネット上で予め必要情報を登録して通知し、ラベル印刷もするようなかたちです。
米国以外ではまだ義務化されていないところも多いので今回は手書きでも受け付けしてもらえましたが、発送が遅れる場合もあるそうです。
今後は各国も義務化の流れになりつつあるので、発送方法も徐々に変化していっているようです。
コロナによる国際郵便への影響
予め郵便局へ荷物を持っていき、可能な発送方法と重量から料金を計算してもらいました。
妹からは追跡可能なもので、できれば安い発送方法を選んでほしいと言われていました。友人に確認を取ってそのような返事があったようです。
コロンビアでは2つ発送方法可能なものがあり、追跡可能なものはEMS便だったのでそれで行いましたが、オーストラリアは船便しか現在送れませんでした。
EMS便は早いので通常は1~2週間程で届くものになりますが、船便は2~3ヵ月かかるものとなります。今はコロナの影響でどちらも到着はより遅くなることと思います。
送料は、コロンビアへは3,420円、オーストラリアへは2,900円となりました。
船便も追跡ありとありますが、話を聞くと日本を出るまでは追跡可能ということで、海外へ引き渡してからは追跡ができないとのことでした。到着が遅くなる上に追跡ができないのは色々不安がありますが、今はこの発送方法しかできないので仕方がないです。
配送状況を追跡してみた
朝に発送手続きをしてきたので、夜に荷物がどうなっているかを追跡してみました。
EMS便で追跡したところ、夜には国際交換局へ到着したようです。船便の方は引受日時は登録されていましたが、その後については何も書かれていませんでした。
どちらも無事に妹の友人へ届いてほしいと願います。
ヤフオクなどで長年発送は色々してきましたが、海外発送は対応してなかったので、こうして海外へ送るのは今回初めてでした。
英語での明記も含め、色々勉強にはなりましたが、コロナ禍での発送は届くか不安があるので、妹には今後は依頼を引き受けないように伝えました。協力はしてあげたいですが…色々難しいですね。
まとめ
慣れない海外発送で記入にだいぶ時間はかかりましたが、受付の方に丁寧に教えてもらいながら進めることができ、何とか手続き完了できてホッとしました。
コロナが落ち着かないと、海外発送は色々な点でまだまだ大変そうですね。
妹とは今後も連絡を取り合いながら互いの無事や状況報告をし、荷物が届いたら教えてもらおうと思います。
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