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子供の頃『父の耳掃除』でお小遣い稼ぎ

私は子供の頃、父の耳掃除をしてお小遣いを貰っていたことがあります。

どのような経緯でこうなったのか、その事について書いてみたいと思います。

 

 自分で耳掃除したきっかけ

耳掃除での痒み

耳掃除って幼い頃は、親にしてもらう家庭が多いかと思います。

私も親にやってもらっていた訳で、人にやってもらうとリラックスしながらしてもらえるので、気持ち良かったりします。

でも耳掃除中、ところどころ痒いところが出てくるんですよね。「あぁ痒い…違う!そっちを掻いてほしい…!」みたいな。

でも的確に伝えることはできないし、とりあえず耳垢は取ってもらっているしで、それで終わっていました。

でもそのうち「自分でやった方が、気になるところも掻けてより気持ちいいのではないか」となったんですよね。

耳かき棒をマスターした

ある日私は自分で耳かきをしてみることにしました。親は少し心配していたと思いますが、どうしても自分でやってみたくて挑戦しました。

その最初にやり始めたのが綿棒だったと思いますが、棒を自分で耳に入れるというのがかなり怖くて、かなり慎重にし始めてましたね。

どのような構造になっているのか、どこまで入れると怖く感じるのか、慎重に耳の内側の皮膚に触れながら失敗しないように真剣にやってました。

でも気になる部分を自分で掻くことができて、スッキリしたんですよね。それからは耳掃除にハマって自分で頻繁にするようになりました。

綿棒に慣れてからは、耳かき棒にも挑戦しました。慣れてくるとたまに失敗して痛くなる時もありましたが、特に炎症を起こすこともなく自分で耳掃除をしていました。

私が自分で耳掃除をできるようになったのは、小学1,2年生ぐらいだったと思います。

おまけ:妹の耳掃除は両親で

妹は耳掃除が苦手で、よく嫌がっていました。妹が幼稚園~小学校低学年の話ですね。

たまに母が耳の穴を覗くとかなり溜まっていて、よく父を呼んできては2人がかりで耳掃除をしていました。父が妹が暴れないように押さえつけて、母が耳を掃除するという感じです。

わんわん泣いている妹と、頑張って耳垢を取ろうとする両親。その光景を見ながら、「耳掃除はとても気持ちいいのになぁ…」といつも思ってました。

両親が「うわっ!こんな大きいのが出てきたわ!」とよく叫んでましたね。私は自分の耳掃除をし過ぎて、大きな耳垢が出てくることはなかったので、なんかうらやましいなと思ったりもしてました。

うらやましがるところと違うやろ!って話ですが。

 

 父から耳掃除を頼まれる

私が耳掃除にすっかり慣れた頃、父から耳掃除をしてほしいと頼まれました。

自分ではどうも上手く取れないし見えないからやってほしい、みたいな感じで言われました。その頃私は小学3年生ぐらいの頃でした。

人の耳掃除するのはかなり怖かったのですが、それと同時に面白そうというのもあり、私は挑戦してみることにしました。綿棒ではなく耳かき棒の方です。

2つ折りした座布団の上に父の頭を乗せて、懐中電灯を良い角度で持ってもらって、私は耳掃除を開始しました。途中何度も「痛くない?大丈夫?」と確認しながら進めていきました。

両耳が終わると、父が気持ち良かったととても喜んでくれました。

そう、これが後の耳掃除バイトの始まりです。

 

 耳掃除バイト開始

父がお小遣いをくれるようになる

元々小学生の頃は、学年ごとに月額のお小遣いを貰っていました。小学1年生なら100円、2年生なら200円…という感じですね。

父は私に耳掃除をこれからもしてほしいと話し、耳掃除をしたらちょっとしたお小遣い(バイト代)をくれるという話になりました。

最初は10円からスタートしたと思います。私はお小遣い目的より、人の耳掃除が楽しくて引き受けました。

耳穴から耳垢が取れる光景は、なんかこっちまでスッキリして楽しいんですよね。宝探しをしているような気分です。

あと父の耳はいろんな意味で掃除がしやすかったです。

どうして父の耳掃除が好きなのか

父の耳穴は大人サイズだから、大きくて見やすいんですよね。妹の耳掃除も少しだけ頼まれたことがありましたが、耳穴が小さくて怖すぎたので無理でした。

あと、父は耳掃除で失敗しても全く怒りませんでした。失敗というのは、痛い部分を突いてしまったり、血が出てしまうことです。奥の耳垢を取ろうとして、たまに失敗してしまいました。

血が出る時はほんの少しだけ出るという感じが多かったですが、1回だけ血がじわぁーっと出てきてしまった時は、私もビックリしてしまって「ごめんお父さん!どうしよう、凄い血が出てる!」と慌ててしまいました。

でも父は「大丈夫やで。そんな痛くないよ。」と話して落ち着かせてくれました。血が出てきたしまった時は、綿棒でそっと血を吸わせて拭き取りました。

そうして父の耳掃除はやりやすいこともあり、依頼されては耳掃除するようになりました。

 

 耳掃除バイトを続けて

父がバイト代の賃金引き上げ

最初は依頼されたらいつでも耳掃除をしていた私でしたが、たまに面倒くさいと思う時もでてきました。あまり乗り気じゃない気分という時ですね。

でも父は耳が気持ち悪くてどうしてもしてほしくなったのか、自らバイト代の賃金を引き上げるからやってほしいと依頼してきました。

そこまでして耳掃除をしてほしいのかと思うと、父にしてあげないと可哀想だなと思って耳掃除をしてあげました。

でもしばらく経つと、また乗り気じゃない気分の時に耳掃除を依頼されることがあり、また賃金が引き上げられて…というのが繰り返されました。

バイト代は100円台に上がった後も上がり続け、最終的には耳掃除1回500円までになりました。掃除時間は大体10~15分程度で終わってしまうので、かなり単価の良いバイトになりますね。

耳掃除では、たまに気まぐれで綿棒掃除もプラスでしてあげる時がありました。耳垢の粉が綺麗に取れるし、双方スッキリしますね。

結局いつ頃までしていたのか

反抗期や思春期の頃も、普通に耳掃除をやってました。そういう時期でも、父が嫌だとかを特に思ったことはなかったんですよね。

高校卒業しても頼まれたら耳掃除はしてましたが、その頃は私も普通にアルバイトに行ってたので、父から貰うのは少し気が引けました。

でも父は「これは約束やからね」みたいな感じで対価としていつもくれました。

父が病気になるまではなんだかんだでしていたので、社会人になってもやっていたということになりますね。

 

 耳掃除は父との思い出

“娘が父親の耳掃除をする”というケースは、世間ではかなり珍しいかもしれません。

周りの友人にも聞いたことがなかったし、私も言ったこともないですがそんな気がしますね。結構変わっている親子なのかもしれない…。

でも父が亡くなって色々振り返った中に、あの頃の耳掃除も大事な思い出として残っています。

天国では父はどうしているのでしょうね。耳掃除をしてほしいとやっぱり思ってたりするのかな。

 

 夫の耳掃除はできない

一方で、夫の耳掃除は中々できません。

できないというのは、“私はやってみたいけど、させてもらえない”という意味です。

たまたま夫の耳穴が見えた時に耳垢も見えたので、「取ってあげる」と綿棒をほんの軽く突っ込んでみました。すると、それだけで「痛い!」と夫は叫び、それからさせてもらえなくなりました。

痛みセンサーの感度が強いです。手前の方しか触っていないのに…。

それからは「あ、耳垢見えてる」と私が言うと、夫はサッと立ち上がり洗面室へ綿棒を取りにいって耳掃除を始めます。私に耳掃除をされまいと必死です。

まぁでも私は無理にしたいというわけでもなく、夫の素早い行動が面白くて、よくからかって遊んでいます。

 

 耳掃除はしなくていい?

医師の話では、耳掃除はしなくてもいいという話も聞きますね。

耳垢は奥から手前に段々やってくるそうなので、自分でやるとかえって奥へ押し込んでしまうこともあるとのこと。

ただ、人によって耳の構造というか、耳垢の湿度(カサカサ・しっとり)などもあるので、耳掃除をしなかった結果、耳穴が塞がってしまうケースもあります。

奥で固まってしまうと、取るのも結構痛くなりますしね…。そうなると病院で取ってもらうことになるのかなと思います。

人によって意見は分かれるので、結局耳掃除はするべきか・しないべきかは、判断が難しいところですね。

 

 まとめ

今日は父との思い出の1つ、耳掃除バイトについて書いてみました。

ちなみに母は父の耳掃除をしてあげたことがないようです。

夫婦仲は良かったですが、耳掃除に関しては「嫌やわ、やりたくないわ」みたいな反応でした。やっぱりそういうものなのですね。

まぁこういう耳掃除をする親子もいるんだということを、知ってもらえたかなと思います。

 


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