今年のハロウィンは、プレ幼稚園のイベントのこともあり、娘にアンパンマンの衣装を作ってあげることにしました。
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プレ幼稚園での仮装イベント
娘は4月からプレ幼稚園に通っているのですが、先々週にハロウィンイベントのお知らせがありました。それは30日・31日に仮装で通園して楽しみましょうというものでした。
一応仮装は強制ではないものの、せっかくイベントがあるので、何か用意してあげたくなるのが親というもの。
イベントを知ってからハロウィンまで10日程しかなかったので、帰宅してから急いで衣装準備を進めることにしました。
娘が喜びそうな仮装といえば
娘の衣装は、“アンパンマンにしよう!”とすぐに決めました。
2歳になってからアンパンマンにハマり、大好きすぎて服はアンパンマン以外は滅多に着てくれません。ボトムは別のを履いてくれる時もありますが、トップスはアンパンマン以外は中々厳しい。
もし他の仮装を用意して着てくれなかったら悲しいので、娘が絶対着てくれるであろうアンパンマンにしたわけです。でも娘に合うサイズのアンパンマン衣装はなかったので、自分で作ることにしました。
まぁ作ると言っても1から作るのではなく、赤の無地の服(上下)を用意して、黄色・茶色などの生地で飾りを縫い付けるというものです。これなら当日までに間に合いそうと思い、材料を集めてコツコツとミシンや手縫いで作業を進めていきました。
完成したアンパンマン衣装
全体の様子
完成した衣装がこちらで、制作期間は4日間となりました。
実は上下とも100cmサイズを買ったのですが、身長が90cm前後の娘にはだいぶ大きかったので、まずは袖・裾と胴回りのサイズ直しから始めることとなりました。サイズが小さかったら困るからと大きめにしましたが、まさかブカブカ過ぎたとは…。
アンパンマンは手袋とブーツが黄色なので、その色を袖と裾に取り入れることで、よりアンパンマンらしさが出るなと思いやってみました。まぁこの部分は難しくて縫い方が結構粗くなってしまいましたね…。
黄色・茶色の生地は安く手に入ったハギレで、にこちゃんマークの目と口、ベルトのバックルはフェルトを使っています。マントはスナップで付け外し可能にしています。
近くに寄ってみるとこんな感じで、飾りは袋縫いにしたものを縫い付けています。
立体感が出るようにそうしてみたのですが、中に綿を詰めたりするのはやめました。洗濯した時に綿が片寄る可能性があったからです。
仕上がっている服に後から飾りを縫い付けるというのは、簡単そうで案外難しかったです。というのも、前身頃だけミシンが上手く通ればいいのですが、それが無理な箇所なら手縫いするしかないからです。
1から服を作る場合であれば、飾りも服に仕上げる前から普通は縫い付けていくので、後から縫い付けるというのは、実は手間が結構かかる場合もあるんですね。
少しだけ拘りのポイント
マントといえば正面で結んで固定することが多いですが、プレ幼稚園では普段パーカーなどフード付きの服は禁止されているため、肩で付け外しするタイプにしました。これなら遊んでいて首が締まる心配はないかなと。
それでもダメだったら、マントだけ取り外せばいいかなと思いました。マントを取り外した時に正面が寂しくないように、首周りにマントの飾りを縫い付けてました。
そして肩のスナップ部分には少しだけ拘りを入れてみました。
トップスのスナップ位置は隠れる場所に縫い付けました。
こうすることで、マントを留めていない時でもスナップが丸見えになるのを防ぐためです。
スナップを留めると、マントのスナップ上側がひょこっと飛び出すかたちになります。
この部分はあえて長めに余りを作りました。スナップを留めた後に、この部分をトップス側のマント飾りの下に入れるためです。
入れてみるとこんな感じになります。
隙間ができると赤色がここからチラッと見えてしまうと思ったので、マントの繋ぎ目を目立たなくするためにやってみました。
まぁ誰もそんなところ気にしないだろうという話なのですが、私が気になってしまったので、この拘りはただの自己満でもあります。一応想像していた通りのかたちには仕上がったので良かったです。
アンパンマンになりきる娘
衣装を見た時から娘は「アンパン!アンパン!」と連呼していたので、着せてみると嬉しそうに笑っていました。
その顔を見て、頑張って作った甲斐があったなぁと思ったりもして。
マントはほんとはもう少し丈が長めの予定でしたが、首周りの調整で縫うのに失敗する度に丈が短くなってこうなりました。
なぜか思うようにマントが縫えなかったんです…。そこでも変な拘りが出てましたね。
だけど一応腰より長いから、まぁいいかな。
ハロウィンイベントはというと
アンパンマン衣装は無事仕上がって良かったけどー…
正直ハロウィンらしさは…ない!
この仮装でもいいのか少しドキドキしながら連れていきましたが、先生の様子から、とりあえずは良かったみたいです。魔法使いの衣装の子が何人かいたので、一応この日はマントも大丈夫だったようでした。
後日ハロウィンイベントの様子の写真が送られてきまして、楽しそうにみんなと遊んでいる娘が写っていました。良い思い出の1つになったなぁと思います。
まとめ
アンパンマンの衣装は「いつか作ってあげようかな…」とぼんやり考えていたのですが、まさかハロウィンに幼稚園で着せていくことになるとは自分でも驚きましたね。
赤の無地の服は探せば手に入るので、後は飾りを付けていけばアンパンマンらしさは出せるかと思います。縫うのが苦手な方は、手芸用ボンドなどを活用するのも1つの手だと思います。
もしこれからアンパンマン衣装を作ろうと考えている方がいましたら、是非頑張ってほしいなと思います。

