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ザッハトルテ風なケーキを頑張って作ってみた

母の誕生日が今週あったのですが、週末にケーキを届ける約束していたので、土曜にケーキを作って実家へ持っていきました。

今年はザッハトルテ風なケーキにしてみました。

 

 ザッハトルテを選んだ理由

今年の母へのケーキは、新たな挑戦しようか悩んでいると以前書きましたが、それがザッハトルテにするかどうかだったんですよね。

このケーキを選んだ理由は下記の通りです。

  1. 海外番組【ブリティッシュ ベイクオフ】に登場し、観て作りたくなった
  2. チョコケーキのレパートリーを増やしたかった
  3. 母がチョコレートを好きだから
  4. 「ザッハトルテ」という響きがカッコ良いから

④の理由はなんやねん!って話ですが、まぁ洋菓子系の響きってなんかカッコいいですよね。

母のお祝いについては、先月記事に書きましたが少し早めにパーティをしています。

母の誕生日のお祝いをミルメルシーで母の誕生日は来月なのですが、妹が「オーストラリアへ戻る前に一緒にお祝いしたい」と話していたので、ちょっと早いですが誕生日パーティをするこ...

 

 なぜ、ザッハトルテ風なのか?

今回タイトルに“ザッハトルテ風”と書いていますが、なぜそのような言い方をしているかと言いますと、レシピ内容を結構変えているからです。

というのも、普通はザッハトルテはあんずジャムを使用します。生地をカットした間の部分と、ケーキ全体へのジャムコーティングで使用するんですよね。

でも、私の母はあんずジャムが好きではないんですよね…。

「嫌いではないけど好きではない」という話は以前から聞いていたので、その食材を使用するのもなぁ…と思いまして、あんずジャム不使用でケーキを作ることにしたのです。

なので、ザッハトルテ風ということにしたんですよね。

 

 今回のレシピはYouTubeから

母のとは違うレシピでチャレンジ

母はあんずジャムは好きではないものの、そのジャムを使わずにザッハトルテ風なのは作っていたことがあるんですよね。

私もそれをおやつに頂いたことがあります。レシピを2通りで試してみたと、2種類食べさせてくれたんですよね。

で、そのレシピの1つがクラシルを見て作ったということで、同じレシピを使うのも面白味がないので、今回私が作るものは別のもので試してみようと思いました。

レシピはYouTubeのを観ながら作ることにしました。

レシピの変更した箇所について

  • 生地の間のあんずジャム ⇒ サワーチェリーのシロップ漬け
  • ジャムコーティング ⇒ 無し
  • チョコレート67% ⇒ 明治ブラックチョコレート50%
  • ザッハ生地:砂糖100g ⇒ 砂糖90g
  • ザッハコーティング:砂糖150g ⇒ 砂糖130g

あんずジャム以外にも、結構変更点はあります。

スーパーで手に入りやすいチョコで使用したため、砂糖の量を変更してみました。

ザッハコーティングの場合は、砂糖をあまりにも使用するのにビビッてしまい、より減らしたというのはありますね…。

焼き時間についてもオーブンの癖が異なるので変更していますが、その設定温度については後程記載しています。

 

 動画を観ながら進めていく

チョコレートを溶かして卵とバターを混ぜた後、卵白に砂糖を入れて泡立てました。

このレシピでは砂糖は数回に分けて入れずに、1度に投入して混ぜるようですね。何分ぐらい混ぜたらいいかも動画に載っていたので、その通りにしたら滑らかなメレンゲが仕上がりました。

小麦粉なども加えて、型へ生地を流し込んでいきます。

今回の型は実家から借りてきました。15cm型は今まで使うことがなく、買ってなかったんですよね。

使用機会が増える場合は買おうと思ってますが、なんだかんだでこれからも借りそうな気も…。

 

 焼く温度を変更

温度については、今回このようにしました。

  1. 予熱200℃の完了後、天板不使用の直置き
  2. 200℃で5分
  3. 180℃で10分
  4. 170℃で20分
  5. 180℃で10分(アルミホイル被せる)

焼き時間45分というころは同じですが、ちょっと温度をコロコロ変え過ぎましたね…。

焼いてる途中で段々生地が山型になってきてしまい、焦げるのを心配して最後はアルミホイルも被せたりもしてました。

取り出してみると、生地の上部がシワシワに。

見た目がよくないですね。まるで梅干しみたいだ…。

アルミホイルを被せたことで、水蒸気がこもってしまったようにも感じます。今回は被せなくても良かったのかもしれない。

 

 生地をカットする

生地上部の梅干し部分を薄く取り除き、生地を横半分にカットします。

うーん、焼け具合がイマイチですね。生地の色合いが均等ではないです。

温度調節はやっぱり難しいですね。また今後の課題となりました。

サワーチェリーを半分にカットしたものを乗せていきます。

うわぁ…見た目がなんか怖い…。

この上にカットした上の部分をまた被せますが、上下反対にして綺麗なカット面を上にすることにしました。

 

 ザッハコーティングは難しい!

動画内のラストでプロも話していましたが、ザッハコーティングはとても難しかったです。

電子温度計を持っていたので、指示通りの温度に温めたり、バットの裏面を使用して砂糖の再結晶化も頑張りましたが…。

最後に上からコーティングする場面では、かなり苦戦。

1回目はチョコが固まりつつある中触りすぎて、表面が汚くなってしまいました。

なのでチョコを急いでかき集めて水を加えて温め直し、再びコーティングに挑戦。

細かな気泡が入ってしまったものの、最初よりはだいぶマシになりました。

ジャムコーティング無しで進めると、側面に塗るのも凹凸があるからやりづらいというのはありますね。歪さはあるものの、なんとか全体にチョコが行き渡りました。

固まった後は余分なチョコをそぎ落とし、そっとケーキケースへ移動させました。

 

 金箔を乗せて完成

家にあった食用の金箔を飾りとして使ってみました。

オシャレさも演出したというのもありますが、金箔に注目させて気泡から目をそらせる作戦でもあります。

コーティングは下手ではあるものの、やり直しで艶感が戻ったので、サッハトルテらしい感じに仕上がって良かったです。

 

 実家でみんなで食べてみた

ケーキケースに入れたまま袋に包んでエコバッグに入れ、抱きかかえるようにして実家へ持っていきました。

転んで落としたら全てが終わってしまう…!

1人で運んでいたので、だいぶ慎重に持っていきました。

実家に無事到着してしばらくすると、この日たまたま仕事だった夫も来て揃ったので、みんなで夕食を食べて、最後にこのケーキを食べました。

カットした断面はこんな感じで、やっぱり生地の火の通りがちょっと気に入らない…。

でも完成したケーキは濃厚で、結構良い感じの甘さで美味しかったです。砂糖を微調整して良かったですね。チェリーも甘すぎないから、それも良かったのかも。

母はこのケーキをとても気に入ってくれたのでホッとしました。ケーキの見た目はどうであれ、本人が喜んでくれたら作ったかいがあったと思いますね。

夫は「表面のシャリっとしたのが美味しい」と特にザッハコーティングを気に入ってました。シャリっと感というのは、実際食べてみると「これのことか…!」とわかりますね。

難しさはあったものの、このケーキに挑戦してみて良かったです。

 

 まとめ

以前から気になっていたザッハトルテ。レシピはアレンジしたものの、実際に挑戦してみて良かったです。

レシピは動画付きだと、やっぱり作業がわかりやすいですね。

作るのには気合いがいりますが、もう少し納得のいくものを仕上げたい気持ちもあるので、いつかまた作るかもしれないなと思います。

 


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